僕たちがやりました 56話 コングラッチネイション

公開日: 

病院の屋上。
トビオがミナミちゃんにビンタされている。

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ミナミ
「彼女ができた・・・?
何それ・・・?
じゃあ私と遊んだのはなんだったの!?
キープ!?
第2志望的な!?」

ミナミちゃん

市橋
「ん・・・お取込み中?」

トビオ
「おお、市橋ヒサシブリ!」

ミナミ
「!?なんでもない!なんでもない!
それより市橋くん!
最近リハビリ来てないでしょ!?
ちゃんと来ないと学校行けないよ!?
退院もどんどん遅れますからね!!」

市橋
「あー、はいはい」

ミナミ
「失礼します!!」

トビオと市橋が屋上に二人。

市橋
「・・・おい、大丈夫か?」

トビオ
「うん、余裕。それよりお前リハビリサボってんの?」

市橋
「サボってるっつーか・・・
先週ばあちゃん死んだ。
近い身内が俺しかいねぇから、俺が喪主やったんだよ。
葬式からいろいろ」

市橋
「それ終わって病院戻ってきてから、何もやる気出ねーんだよなぁ」

トビオ
「・・・そっか・・・・・なぁ、市橋」

市橋
「ん・・・・」

トビオ

今日リハビリ行かねーの?」

市橋
「うーん、まぁ・・今日もいいや、ダリぃし」

トビオ
「そっか、じゃあ俺いまから行ってくるわ」

トビオは蓮子と付き合っていることを言えずに苦しんでいる様子。

市橋
「おう、頑張れや」

市橋の病室。

一人で手のリハビリ的なことをしているとトビオからメッセージ動画が届く。

市橋
「?」

再生すると・・

トビオ
「えー・・・この度はごしゅーしょーさまでした。
えー・・・おばあちゃんのこといろいろ大変だったと思います
えっと・・・
それでお前のカラダのことなんだけど・・・
先生の話じゃこれまでみたく走ったりはもう一生できないみたいなことお前言ってたよな?
それが本当かどーかわかんねぇけど・・
俺・・お前がリハビリ頑張ってたの知ってるからさ・・
なんつーかその・・・
いまから言う事は同情とかじゃなくて
俺お前と友達になれてよかったと思ってる。
変な言い方だけど、あの爆破事件がなかったら・・俺達は絶対こんなに仲良くなれてなかったと思うんだ
もちろんお前がケガしてよかったなんて全然思ってないし、犯人はクソだ・・
きっと今頃自分のやったこと後悔してると思う・・・
だから市橋!幸せになれ!

トビオ

「フレー、フレー、ICHIHASHI!
フレー、フレー、ICHIHASHI!
・・・以上トビオでした。押忍!」

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市橋病室のドアの方に目をやる。
「・・・・・・・・いるんだろ?
言いたいことあるなら顔見て言えよ。
気ィ遣うんじゃねえよ、辛気くせぇ」

トビオ
「・・・いまのが俺の言いたかったことだよ」

市橋
「・・・アレで全部か?
んなことなら別に直接でも・・・」

トビオ
「いや・・・もいっこある」

市橋
「なんだよ、言えよ」

トビオ

市橋はベッドから立ち上がり・・・

市橋

トビオは覚悟を決めて、殴られようと身を固くするる。

市橋

トビオ
「・・・お前それコングラッチュレイションじゃね?」

市橋
「そだっけ?」

トビオ
「ハハハ、これだから矢波高は」

市橋
「うっせ、バッカ」

–56話ここまで

次回 僕たちがやりました 57話へつづく

○感想

基本的に誠実な性格のトビオ。

今後の精神崩壊を思うと空恐ろしくなります。

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