4D stage1

公開日:  最終更新日:2015/08/17

我々はどこから来たのか
我々は何者か
我々はどこに行くのか

この問いかけに対する答えに気づき始めた者たちがいる。

その時この世界に何が起きるのか?

君と僕とですべての謎を解き明かす。

4d

冒頭、鼻から薬を吸い込む青年。裸でソファに腰かけている。
「この世界は退屈だ。」

宮田秀行、26歳。私立高校の数学講師。変わり者。
(数学界のノーベル賞といわれるフィールズ賞に最も近い男)

英国紳士風のいでたちで出勤。

miyata

宮田
”くだらない。たしかにあのまま院に残り、リーマン予想やホッジ予想などのミレニアム問題に一生を捧げる道もあっただろう。
だが、あらかじめ用意され、与えられた問題を解くことに何の意味がある?実に退屈だ。
僕が解く問題は自分自身の手で探して見せる。”

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体育教師の巽が女子生徒3人を前に体育倉庫のカギの所在を問いただしている。
そのうちの一人、1年の御崎沙也(みさきさや)
「私が借りに行ったときには、職員室に鍵はもうありませんでした。」
misaki4
 

「そこまで言うならカバンの中身みせてみろ。」
御崎
「生徒のカバンを漁って興奮するなんてほんと最低のド変態教師だな。」

「噂通りの問題児だな。母子家庭らしいが、それが原因か。どうせ母親もロクなもんじゃないんだろ。」
御崎の心の声
”お前も食われちまえ”

御崎は黙って立ち去るが、後にはペットボトルが転がっており、中身がこぼれていた。
ふたが閉まったままなのに。

むしゃくしゃしている御崎は駐輪場の自転車を念力で将棋倒しにする。
さらにタイヤ同士を知恵の輪のようにからめている。

宮田
”御崎沙也か・・・授業中寝てばかりいるのにテストはいつも全問正解の生徒だ・・・”

宮田は数学部の部室に入る(顧問らしい)。
生徒がホームページのトップを新しくし、”正八胞体”を載せている。
正八胞体とは8個の立方体からなる四次元空間における超立方体のこと。
宮田は四次元空間の説明として、二次元と三次元の関係を用いている。
二次元と三次元は面で接しているが、三次元は四次元に内包されているという。
宮田
「我々の住むこの三次元の世界は四次元の世界の一部を切り取ったものに過ぎない。
人間の脳では三次元までしか認識できないのだ。」
生徒
「四次元の世界が存在するとしたらどうなるんですか?」
宮田
「天と地が逆さになる。目の前で高層ビル群が消え去り、日本とブラジルが徒歩5分で繋がる。」

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職員駐車場で宮田が御崎に声をかける。
「数学のテスト、全問正解だが、式が書いてない。ちゃんと式も書くように。」
御崎
「答えが勝手に浮かぶから・・・」

そこに巽が通りかかる。
「なんだ、また問題を起こしたのか?」
御崎
「用が済んだのなら帰ります。」

と歩き出した御崎は駐車場の側溝を指さして立ち止まった。
「宮田先生。あそこ。」

宮田が側溝のふたを開けてみると、そこには体育倉庫のカギが。

宮田
「なんでここに鍵が落ちてるってわかったんだ?」
御崎
「たまたま見えただけです。」

鍵はコンクリに囲まれていたうえ、泥に埋まっていたのに・・・

宮田は結論づけた。

「彼女は四次元空間が視える超能力者だ。」

misaki2

–1話ここまで

○感想

四次元とか、相対性理論とか、宇宙ひも理論とか、興味があって、
時々本や記事を読むけど、そんなもんかな、程度くらいにしか理解できない。
けど、好きなんだな。
四次元がテーマのこの作品、画の感じも好き。

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