4D(フォーディー) 4話

公開日:  最終更新日:2015/10/13

<異次元>サイエンティフィック・ファンタジー

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宮田と御崎は瞬間移動してくる男から逃れる安全な場所を求めて広い立体駐車場に来ていた。

宮田
「四次元空間越しに奴の姿は視えるか?」

御崎は例のペンダントのような小道具を取り出し、目の前にかざして、第四の方向を見通している。
「ううん・・・どこにも視えない。」

宮田
「よし、ならばこの場所はひとまず安全だな・・・」

宮田はひとまず安全である根拠をこう説明する。

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つまり、空間の歪み方次第では死角ができる。

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また、駐車場を選んだ理由として、

相手は人ごみでも構わずに仕掛けてくる。
ならば駐車場みたいにひらけて自由に位置取りできる場所のほうが安全を確保しやすい、と言っている。

御崎
「いちいち確認しなくても、四次元空間内に入って探されたらすぐ見つかるんじゃないの?」

宮田
「おそらくそれはない。なぜなら四次元空間内は迷子になりやすいからね。」

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また、四次元空間内は、第四の方向が加わった分、三次元空間に比べ、非常に不安定になるという。
よって、長時間四次元空間内にとどまるのはリスクが高い。

御崎
「それはそうと、この左手、元に戻せるんでしょう?」

宮田
「君の左手は第四の方向から中身を引きずり出されたんだ。」

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理屈では、第四の方向に腕をスライドさせれば元に戻せるということだ。

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宮田
「失敗か・・なるほど。
上手くスライドさせないと、肉体の一部がさらに壊れるというわけか・・・」

御崎
「他人事だと思って!
だいたいなんでそんなに落ち着いていられるの?
いつアイツが襲ってくるか分からないのに!」

宮田
「御崎・・君のほうこそ何をそんなに心配しているんだ?
念動力で巽先生を浮かせ、柔道場を滅茶苦茶にした君だ!
本気を出せばあんな奴目じゃないさ!そうだろう?」

その時、御崎は四次元空間から出て来た手に足をつかまれる。

御崎は引きずり込まれ、姿は消えた・・

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そして次の瞬間、戻ってきた御崎の姿は・・・

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四次元男が姿を現した。


「裏返した。人間の腸詰。俺のお気に入りだ。
せっかくだから、力を試してみたが、どうやら視えるだけのようだな。」

宮田
「お、おい!御崎?大丈夫か?」


「すぐに息絶える。」

宮田は嘔吐。
(裏返した?人間の腸詰?
人間は口から肛門まで1本の管で繋がっている。
その管をめくって内側と外側を反転させたということか?」


「お前は心臓を抜き出してやろう。」

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–4話ここまで

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○感想

どえらいことになりました。

宮田は相手をナメすぎていました。

自分の腸にくるまれてしまった御崎。
このまま絶命してしまうのか?(それはないとおもうけど)

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