ベイビーステップ 370話 意地

公開日: 

門馬と池の決勝戦を観戦中の栄一郎たち。

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井出
「な、どっち勝つと思う?俺は池かな。」

荒谷
「同い年としては池に勝ってほしいけど、ここは門馬さんじゃねえか?
丸尾は?」

栄一郎
「ん~、勝負はやってみないとわからない・・・」

荒谷
「真面目か!」

門馬に”攻めも守りも逃げるな”と言われた栄一郎。

二人の戦いを記録するために、ノートを取り出す。

門馬と池


「うーん、少し予想とは違いましたが、やっぱり来てよかったです。」

門馬
「そうか・・オレと決勝でやるのも予想外か?」


「いえ、これは予想通りというか、狙い通りです。
日本一への挑戦はしかるべきところでと、ずっと思ってましたから。」

3セットマッチは池のサーブで始まる。

門馬と池

滑らかなフットワークと強烈なフォアは紛れもなく天才のそれである。

栄一郎

池はファーストサーブをネットにかける。

栄一郎
(さあ、池君はセカンドサーブ。
それを門馬さんはどう攻める?)

門馬は一歩前で構えている。

池のセカンド。

門馬は確実に返し、池(もう来たか!)

しかし、門馬はリターンの場所から動かない。


(あれ・・門馬さん、その位置でやんの・・・かよ!)

池


(入った・・危ね・・)

栄一郎
(門馬さんは池君の対策のためか・・
守備の最前線を俺の時より1メートル前にして戦ってる。
これが門馬さんの”守るための攻め”?)

荒谷
「門馬さんは池の攻撃を受け止めてる感じだな。
テンポは速いけど、それほど無理はしていない。」

あえて、さらに速い展開にして、守り勝つつもりなのか・・

池、サービスゲームを順当にキープ。

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門馬と池

実は池、団体戦は初めてだったのだが、楽しめた様子。

しかし門馬は池に対し、心配していることがあるという。

門馬のサービスゲーム。

リターンゲームの時よりさらに前でプレーしている。

門馬
(何があっても引かずにこの位置を守る)

門馬


(くそ・・また予想外。)

前にいてテンポが速いから門馬が積極的に見えるが、チャンスを逃さず攻めているだけで、守り勝つスタイルは変わっていない。

栄一郎
(さすがだ・・・まさに”逃げずに守る”テニス)

ゲーム中の門馬の心理描写。

池爽児・・お前は日本テニス界の宝だ・・・
だからこそ、近い未来、お前の肩には日本のテニスの全てが圧しかかる・・
俺が一線を退いた瞬間、お前は否が応にも日本の支柱だ。
あまりに若く、圧倒的に強い・・
それ故まだその重さを理解できていない。

門馬と池

テニスが自分1人のためのものではなくなってゆく。
だがそういう孤独と重圧から得られるテニスがある。
日本の為に・・お前がそれを理解する為なら何でもしよう。
だが今はまだその時じゃねえ・・・

門馬と池

–370話ここまで

○感想

いままでと違う門馬のプレーに少し戸惑っている池。

この試合でも実力を十分に発揮できるのでしょうか。

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