池対門馬の決勝戦。
共にサービスゲームをキープしたところから。

 
 
 
 
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池のサービスゲーム。

門馬はこのリターンゲームでも1歩前でプレーするつもりのようだ。

対する池は・・!!

一歩下がった!

栄一郎達

栄一郎
(これが門馬さんの言う”攻めるための守り”?)

池は下がった分、攻撃力は落ちても、優位は保っている。

池門馬
池門馬

ここで池は絶妙なドロップショット。

一瞬時間が止まり、寒気がするほどの滑らかさ。

絶対にあきらめない門馬が追えなかった。

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栄一郎は門馬に言われた
”あれじゃ、結局攻めも守りもせず、逃げてたようなもんだ”

という言葉を思い出していた。

守備力日本一の門馬が攻撃力日本一の池の攻撃から守るために前に出た。

逆に池は門馬に攻め勝つために後ろへ下がった。

栄一郎

栄一郎
(このハイレベルな打ち合いの中で、逃げずに戦うなら、
その時の状況次第でどう攻めてどう守るのかの選択肢を常に複数確保しながら・・・
それを主導していかなきゃいけない・・)

浅野に言われた “守る必要はないけど攻めにくい状況” を思い出す。

(あれも俺の中にはない選択肢だった・・・

だから試合中に試しながらだったけど、お陰で多少抵抗ができた。
でも俺が自分のテニスで勝つには攻撃にも守備にも主導的にできる選択肢が全然足りなかった。
そのために必要なのはやっぱり・・・力や技術の他にもフットワーク・忍耐力・集中力・戦略の数・実戦経験・・・
試合後に痛感した心技体の全部・・
一朝一夕ではどうしようもないものばかり・・・

全部足りない・・・全部必要なのに! 
全部って・・わかってたけどめちゃくちゃ遠い・・・)

現在ゲームカウント6-5(今は門馬のサービスゲーム)

池はバックハンド方向への球に対し強引フォアに回り込む。

池門馬

池門馬

これは決まり、第一セットは池が7-5でとった。

–371話ここまで

○感想

門馬の一言があってから、栄一郎のテニスに対する考え方が本当に深くなりました。

自分の課題が見えてきたものの、試合をしながら必要なものを身に着けていくのは難しいでしょう。

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