僕たちがやりました 22話 どっちでもいいっす

公開日:  最終更新日:2015/10/03

今宵(伊佐美の彼女)に「ウチで麦茶でも」と誘われ、ついてきてしまったトビオ。
彼女の部屋に待ち受けるものは・・・

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彼女の”ウチ”とは2階建てアパートの2階。
階段をのぼりながら

今宵
「伊佐美先輩とはもう別れたつもりだし、その辺全然気にしなくていいから。
てか、もともとセフレみたいなもんだしぃ。
単純に、あんな所で長話もアレかなあと思ってさぁ」

トビオ
(・・と見せかけて、部屋の中に警察待ち構えてるパターンか・・!?)

今宵
「どーぞー。・・・・何してんの、おいでよ。」

トビオ
(・・いや、考えすぎか・・)
「おじゃましまーす。」

今宵の部屋

今宵
「ちょっと汚いけど、ベッドの上はマシなんで、そこどーぞ。」

トビオ
(ちょっとではない。)
「いや、俺・・汗べとべとだから、悪いし・・」

今宵
「じゃあ、シャワー浴びる?」

シャワーを浴びながらトビオはかんがえていた。
(警察はもう、俺のこと追ってると考えていい。
しかし、逃げるにも金がねえ・・
あの子から盗むか?
最悪財布から数千円でも・・・)

今宵
「バスタオルここ置いとくよー」
と言っていきなり扉を開けた。

うえーい

今宵
「あ・・ついでに服、洗濯しとくから。替わりの着替えも置いとくねー。」

トビオ
「・・・はい・・」

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今宵の部屋で雑談。

トビオ
「あのさ・・今宵ちゃん。さっきの話しなんだけどさ。」

今宵
「なんだっけ?」

トビオ
「仮にだよ。もし俺たちがマジであの爆破事件の犯人だとしたらさ。
怖くないの?親切でやってくれてるのかもしんないけど、
こんな友達みたいに軽々しく家に上げちゃってさ。
これって犯人匿ってることになったらやばくね?
今宵ちゃんも捕まるかもしんないよ?」

今宵
「うーん、どっちでもいいっす。私バカなんで。
それにトビオさんが本当に犯人だとして、
もし警察がガチで疑ってるとしたら、
トビオさんのケータイのGPSでもたどって、
とっくにここバレて捕まってるっしょ。」

トビオ
「あ・・・まぁ、確かに。」

今宵
「つまりトビオさんは犯人じゃないってことでよくないですか?
はい、レバニラ炒め。」

トビオ「え・・・」

今宵
「一緒に食べよ。ついでに2人分作っちゃったし。」

レバニラ

トビオ
「おう、ありがと。てゆーか今宵ちゃん・・意外とめっちゃ家庭的。」

今宵
「ウチ貧乏だから自炊しないとヤバいんで。ずっとひとりでこんな感じ。」

トビオ
「ずっとひとり・・?」

今宵
「うん。あ、そーだ。お母さんにもあげなきゃだ。」

トビオ、レバニラ一口食べて「美味・・・」

仏壇

トビオ
「なんか、いい子じゃん。」

–22話ここまで

○感想

確かに今宵ちゃん、見た目とは裏腹に、人としてちゃんとしてる。
自分の考えもってるし。
レバニラ上手に作れるなんて、今時の高校生、なかなかいないよ。
トビオじゃなくても好きになっちゃうね。
でもトビオ、今は逃げることを優先させなくちゃ。

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