僕たちがやりました 27話 はじめて

公開日: 

市橋の手下にパンチを食らわせ、パンツ一丁で逃げ出したトビオ。
この後どーする?

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路地裏の建物の陰で、トビオは小学生の時を思い出していた。

”人はなぜ生きるのか”というお題に対し、トビオ少年は正直に

「わかりません。」

と答えると、まわりから馬鹿かとはやし立てられる。
珍しく怒ったトビオは、そのうちの一人にパンチを食らわせた・・・

トビオ
(あの時以来だ、人殴ったの・・・
いや、はじめてか。こんなに本気で殴ったのは・・・
こんなに足が痛いのも、こんなかっこで外出歩いたのも・・
建物の隙間で1日過ごしたのも初めてだ。)

トビオはいま、猛烈に空腹を感じていた。

朝から何も食べていない。金もなくなった。

爆発の日以来、とにかく最悪である。

最悪

思い出しても、マルには腹が立つ。

伊佐美と今宵のことは心配だが、それどころではない。

捕まったら、自分も確実に無事では済まない。

しかし、自分たちのしたことを考えれば当然である。

もう取り返しはつかない。

トビオ
「どーすんだよ、これからよぉ・・・」

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それにしても、腹減った・・・とため息をついたそのとき、子供がポリバケツに生ごみを捨てていった。

空腹感に勝てず、トビオは残飯を食べた。

「俺は何のために生きてる?」

何度も自問した。もう、わからない。あのころから何もわかってない。

トビオは今日、生まれて初めてゴミを食べた。

トビオ

そしてトビオは神に願うのであった。

「お願いします、神様。どうか今日が人生最悪の日でありますように・・・」

ある交番に一人の少年がたずねてきた。

その少年曰く、
「こないだの矢波高の爆破事件の犯人・・・あれ、本当はオラなんです・・・」

真犯人

ありえない真犯人登場。

–27話ここまで

○感想

確かにトビオは今が最悪でしょう。

これより悪くはならないかもしれないけど、逃げている限りは今の状態が続くでしょうね。

しかし、トビオのまわりとは違うところで、何かが進行しているのかもしれない。

それを暗示するかのような真犯人登場(意図的にパイセンに似せてきている)でした。

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