僕たちがやりました 46話 幸せが

公開日: 

トビオの部屋の時計17:09。
トビオ、ベッドで睡眠中。

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ハルが帰宅。
「ただいまー。」


「おかえり、ハルちゃん。」

ハル、トビオの部屋のドアをノックする。
「お兄まだ寝てるー?」

トビオ「んー・・」

ハル、ドアを開けて
「お客さん来てるよ、下に。」

「え?」

蓮子

トビオ、出て行くと

蓮子
「あ・・久しぶり。」

トビオ
「おう、どした?」

蓮子、スマホを取り出し、
「帰って来たってハルちゃんに聞いたからコレ。
あんたのケータイ。
市橋が持ってたから返しに来た。」

「おー、ありがと。」

しばしの沈黙の後、

蓮子
「あ・・あのさ、いまヒマ?」

「うん、ヒマ。」

二人喫茶店に入る。

蓮子
「ん~、美味。
このお店、1回来てみたかったんだー。」

トビオ
「モンブランうまそー。
一口ちょーだい。
あらー、美味!
宝石箱やぁ。」

蓮子
「で?何だっけ?」

トビオ
「あー、だからそれでさ、捕まった小坂って人と俺らいっつも一緒に遊んでたからさ。
矢波高の奴らが勘違いして復讐しに来たんだよ。
それで俺ら仕方なく逃げてたんだ。

トビオと蓮子

蓮子
「あー良かった。
私ずっと信じてたんだ。
トビオは犯人じゃないって。
トビオからそれ聞けてよかった!
でも市橋が”トビオがやった”っていうから、ムカツクから一緒に捜してたんだよ、トビオのこと。」

トビオ
「・・なるほどね。
それでお前らあの時一緒にいたんだ。」

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蓮子
「そーいえば、あの時なんで逃げたの?」

トビオ
「市橋にころされると思った。」

「ははは、アイツそんなに悪い奴じゃないよ。
あ・・そーだ。
市橋いま、またケガして入院してんだけどさぁ、一緒にお見舞い行かない?
今回のことで疑いも晴れたんだしさ。
ちゃんと会って話した方がいいんじゃない?」

「・・・うん。
別に・・いいけど。」

蓮子、笑顔で

蓮子

お互いの家の前で

蓮子
「んじゃまた連絡するね。
お休み。」

トビオ「おやすみー。」

トビオ、帰宅。

トビオ

母とハル


「あんた好きでしょ、コレ。」

ハル
「もう待ちくたびれたよー。
いただきますよー。」

トビオ「うんまー。」

ハル
「お兄さぁ、母さんがどんだけ心配したかわかってんの?
想像力あるの?」

トビオ
「だからゴメンって言ったじゃん。
てゆーか犯人と間違えられてたんだってば、俺。」

ハル
「はいはい、そーですかー。」


「ハルちゃんも心配してたんだよねー。」

トビオ
「え・・そーなん?」

ハル
「私は別に。
ただの家出だと思ってたし。」

トビオ
「ありがとなぁ、ハル~~。
お兄ちゃん心配かけたなぁ~。
トンカツ1個いる~?」

ハル
「はいはい、うっさい。しね。」


「でもトビオ、大変だったでしょいろいろ?」

「うん・・・まあ・・」

「つらい経験した分、きっと楽しいことが待ってるって母さん思うの。」

「うん。」

「だから早く元気になって、またちゃんと学校にも行って、普通に暮らせるようにならなきゃね。」

トビオ「・・・・・」

蓮子

トビオ

–46話ここまで

次回 僕たちがやりました 47話へつづく

○感想

トビオの精神状態はこれからどんどん悪い方向へ行ってしまうでしょうね。

それに事件の方も、まだ不安要素があります。

暗い部屋でニヤネ屋を見ていた若い男の謎もまだ解明されてませんし。

最終的に”僕たちがやりました”となるのはまだまだ先なのでしょうか。

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