ダイヤのA actⅡ 23話 転回

公開日:  最終更新日:2016/02/17

4月12日
春季大会4回戦
対朋大一高戦

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スタンドは超満員。
観客の目的は、選抜で見せた降谷の豪快なピッチング。

しかし、今日の降谷は制球に苦しみ、初回から何度もランナーを背負うピッチングが続く。

沢村

しかし、沢村の出番はない。

守備にも助けられ、なんとか最少失点で切りぬけていた。

降谷を援護しようと打線も奮起。

上位打線がつながり、4番のバットでダメ押しタイムリー。

そして、スタメンに復帰した前園にも待望のタイムリーヒット。
(テキサスヒット。)

前園

沢村
「いーんです、それで!!
形なんかどーだって!!」

降谷も徐々に制球が安定し、朋大一をコールドで下した。
(10-2、7回コールド)

スタンドにはカメラを構えた各校の偵察が。
(春日一、帝東、市大三高等)

市大三高の偵察、電話で報告している。
「球威はありましたが、コントロールは全く安定していなかったですね。
選抜での出来とは程遠い。
このふり幅、ムラッ気・・
ハマると怖い投手ですが、付け入る隙は十分にあると思います。」

青道ベンチでは沢村が出番がなかったことを怒っている。

そして、稲実の偵察も電話で報告。
「ああ、19番と20番。
やっぱり入学後に追加登録してきたな。
春からベンチに入れるほどだから実力はあると思う。
データがない分、こわい存在になるかもな。」

将司と由井

由井、御幸をチラッと見て、
(あれだけの荒れ球をどうリードするのか・・
表情や言葉・・
ベンチにいるとすごく勉強になる。)

青道の選手たちはスタンドに移動。

観客たちの言葉が聞こえてくる。

観客
「由井って、間宮シニアの由井?」
「将司、体格いいなー。」
「哲と雰囲気そっくり。」

そしてベンチ入りできなかった負けず嫌い奥村は・・・

奥村

青心寮の食堂。

皆口々に今日見た試合、これからの試合のことを話している。

「今日投げて他の、春日一のエース。
秋は2番手だったよな。」
「スライダー良かったな。」
「明日の神宮で成孔と帝東。
稲実は美藤だろ。」
「八王子では市大三と、鶴が丘。
仙泉と鵜久森か。」
「向井と成孔打線。」

マネージャー陣と選手たち

食堂にて

沢村
「ごちそうさまでした!!
さあ、御幸先輩、行きますよ!!」

「どこに?」

「またまたすっとぼけて。
本来だったら、今日の試合で使うはずだった球。
眠らせておくのはもったいないでしょうが。」

「眠らせるつーか未完成な。」

「だからこそ磨かないと!!」

由井

御幸
「ベンチ入りしてるんだ。
当然受けておいた方がいい・・
つーことでこのバカの相手、よろしくな!」

沢村
「コラァ!
後輩に丸投げするなぁ!」

由井
(キャプテンにタメ口・・)

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沢村
「いいかね、少年、俺の球を受けたければ、どんぶり飯3杯食ってからにするんだな。」

由井
「はい!これが3杯目です!」

沢村
「なにぃ!!本当か、金丸!?」

「ああ、3杯目だぜ、そいつ。」

「なかなかやるな・・えーと・・」

「由井です。」

奥村「・・・」

小野
「御幸、俺も行くよ。」

「ああ。」

降谷が立ち上がり「僕も・・・」

沢村
「てめーは今日試合で投げただろ!!
フォアボール連発。
無駄な球数をたっぷりとなあ。」

「うん!降谷は残って反省会だね。」

「はっはっは、頼むな、ナベ。」

このやり取りをおもしろくなさそうに聞いている2年が二人・・・

奥村は相変わらず陰鬱な雰囲気でもぐもぐ食べている。

浅田
(この人達まだやるんだ・・)

最上
(おかしい・・・
日に日に食欲が無くなっていく・・)

浅田

沢村
「そっか、じゃあまた誘うからな!」

浅田
(怒ってないのか?
これで・・よかったのか・・?)

瀬戸
「先輩の誘いをすっぱり断った!
やるぜコイツ・・」

御幸は奥村が気になる様子。

御幸の回想。

寮の部屋で。

御幸、奥村に
「だいぶ食事に苦戦してるみたいだな・・
入ったころは俺もよく残してたよ。
こっそりゾノの皿に移したり・・
これ内緒な。」

奥村
「じゃあ、俺は絶対残しません。
毎回完食して見せます。」

御幸、気遣ってやったのだが・・
「・・・
あ・・そう・・」

奥村、皿を見つめて
「・・くそ・・へらない・・」

御幸

沢村
「何をニヤニヤしとるかぁ!!
御幸一也ぁ!!
もっとキャップとしての自覚をだなー!!」

御幸
「うるせえ。」

先程から面白くなさそうな二人の2年。

岡健一
「広臣、俺らも室内に行くか?」

高津広臣
「室内もウェイトも一杯だろ・・
レギュラーの連中で・・」


「じゃあまたいつものところか・・?」

高津
「だな・・」

3年がベンチから外れるのは気の毒だと思うけど、俺ら2年を飛ばして1年がベンチ入りしてる事実は認められねえ・・
街灯も届かない。
薄暗く人気のない、俺たちの練習場所・・

高津

–23話ここまで

○感想

奥村にしても、高津にしても、自負があって、ベンチ入りできなかった選手はホントにくやしそう。

この二人がこれからどれ位伸びるのか、楽しみです。

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