でぶせん 61話 黒い刺客

公開日: 

宅配便業者
「お荷物です。」

警備員
「こちらでお預かりします。」

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宅配便業者が警備員をサイレンサー銃で始末する。

警備員をトラックに運ぶと、帽子をかぶりなおした。

刺客

前回の続き。

ミツコ先生が黒原に1千万を差し出され、その様子を楯野がスマホで見ている。

楯野
(受け取れ・・
正体を見せろ。)

ミツコ先生
(ど・・・どうしましょう。
なんか意味が分からないうえに、ちょっと怖いですが・・)

黒原
「んっ?
どうなさったんですか、先生・・・
その悲しそうな顔は?」

「ハ・・ハァ・・
いえ、羊羹じゃなかったのでちょっと。」

楯野「・・・?」

黒原
「はははは。
面白い方だ、実に。
羊羹も取ってくるように言いましょう。
まずはそれをお納めになって。」

「ハ・・ハァ・・・」

この時、ミラクル発動!

ミツコ先生の近くを通りかかったゴキブリが

ゴキブリ

ミツコ先生

その後もミツコ先生はゴキブリゴキブリと叫びながらそこらじゅうを走り回る。
(1千万も蹴散らかしてしまう)

別室の楯野
(ウソだろ・・どうして・・)

その時、刺客が入ってきて楯野に銃を向ける。
「黒原の息子か?
親父のいるところに連れて行け。」

楯野
「だ・・誰だお前。」

刺客
「お前が知る必要はない。
早くしろ、ここに来るまでに3人始末した。
4人目になりたいか?」

楯野
(・・・・!!
な・・・何なんだよ、これは・・・)

その頃、ミツコ先生は未だに「ひゃあひゃあ」言って転げまわっていた。

そしてそのまま廊下に転がっていく。

黒原
「おいあんた、どこに行くんだ!
おい、吉田!
あのデブを連れ戻せ。」

「は・・はい先生。」

そして吉田が廊下に出ると、警備員が撃たれて倒れているのを見つける。

吉田
「う・・・うわぁぁぁーっ」

黒原
「どうした、吉田。
なんだ、これは・・・!?」

吉田
「先生、何者かが侵入して、警備員を撃ったものとおもわれます。
すぐ警察を・・・
あ、あれ?おかしいな。
先生、携帯が繋がりません!」

「な・・何だと!?
くそっ一体何事なんだ?
変な女教師が来たと思ったら、今度は強盗か?」

吉田
「危険です先生!
廊下に出ないでください。」

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その頃楯野は刺客に銃を突き付けられ、廊下を歩いていた。

ミツコ先生

刺客
「!?な・・なんだこいつは!?
タマをよけてくる!」

そしてその隙に楯野が助けを呼ぼうとすると、自分が頭を撃たれて倒れている幻を見てしまう。

楯野
「う・・・うわぁぁぁぁl-っ!」

刺客
「な・・なんだこのヤロウ急に・・・
来いっ!」

しかし、そこにミツコ先生がさらに近づいて来る。

刺客、楯野に銃を向けながら
「近づくな、このバケモンが!
それ以上近づくとこいつを撃つぞ!」

ミツコ先生

しかし次の瞬間!ゴキブリは動きをぴたっと止める。

ミツコ先生も動きが止まる。
(・・・
な・・・なにがあったんでしょうかいったい・・・?
僕のバカな頭では全然理解できないんですが、確か僕は楯野君の家庭訪問で来たんですよね?
で、なぜか大物政治家さんのお宅にやってきて、そしたら応接でいきなり羊羹の箱に入った現金を渡されて・・
それでそれ・・・・ええとええと・・・
あ、そうだ。
お父さんは確か羊羹を出してくれるって言ってましたよね?
それだけ頂いておいとましましょう。)

ミツコ先生、くるりと向きを変えて
「お父さん、応接室にいる楯野君のお父さーん。
羊羹いただいてもいいですかー?」

刺客
「へえ・・もう一個応接室があんのか。」

楯野
(やっぱりか・・
羊羹・・つまりカネ。
助けに行くポーズだけとっておいて結局は俺を見捨ててカネをいただいてトンヅラか。
教師なんてみんな同じだ。
仮面かぶって生徒のためを思って助けるようなフリをして、実はウラがある。)

刺客
「何にやにやしてんだ、テメー。
これからブッころされるってのに。」

楯野
「何で僕をころすの?
俺と親父は親子である以外何の関わりもない。」

刺客
「・・なら冥途の土産に聞かせてやるよ。
お前の親父はなんの罪もない俺の親父を・・・
汚職の罪をかぶせてじさつに追い込んだ。
俺は落ちるところまで堕ちて裏社会で生きている。
もう怖いもんなど何もねえ。」

楯野
「つまりその復讐に親父をころしにきたってこと?」

刺客
「そんなんじゃねえよ。
俺は仕事をしにここに来た。
たまたまだ。
ま、俺にしてみりゃラッキーだぜ。
金貰って親父の無念までついでに晴らせるってワケよ・・・くっく・・」

楯野
(ダメだ・・・
いくら俺でもこんなぶっ壊れた奴をクイーンたちみたいにコントロールするなんてできっこない。
どうする?)

刺客
「黒原がいる場所はだいたいわかったからお前は用済みだ。
怨みがある訳じゃねえけど、この俺の顔を見ちまったからな・・・」

ミツコ先生
(それにしても洋服の中のゴキさんはどこに行っちゃったのかな。
知らない間に逃げて行ってくれたのかしら?)

そう思ったのもつかの間、ゴキさんは再び動き出し、なんと今度はミツコ先生の尻の穴に入って行ってしまった!

ミツコ先生

そしてミツコ先生は、刺客がまさに引き金を引こうとしていたその時

ミツコ先生

–61話ここまで

次回 でぶせん 62話へつづく

○感想

久しぶりのミラクル発動、楽しかった。

これで楯野もミツコ先生の虜?

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