ドメスティックな彼女 90話 思い出

公開日: 

ルイ VS 都樹子
親子バトル開始!!

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都樹子と昭人のテーブルを担当するのはこの人。

夏生

昭人
「ハハッ、似合うじゃないか。
お前もここで働くのか?」

夏生
「ううん・・・あ・・・
いえ、今日は特別でございます。」

カンペを見て・・・
「本日の料理は特別コースとなっております。
食前酒はいかがなさいますか?」

昭人
「何カンペ見てるんだ。
そのくらい覚えなさい。
じゃあ、僕はこのスプマンテってやつにしようかな。
甘口で。
都樹子さんは?」

「私はしっかりお料理の味を見たいので、ガスなしのお水で。」

「かしこまりました・・・」

手際よく料理を作っていくルイ。

丈にいわれた言葉
”都樹子も順調にキャリアを重ね、今や重役クラスだろう。
だとすりゃ、会食やら接待やらでかなり舌も肥えてる。
生半可な料理じゃ納得させられないぞ?”
を思い出す。

アンティパスト

昭人、一口食べて
「美味い!
初めて食べる料理だけど、野菜の甘さがよく出てるねぇー。
セロリの風味も爽やかでいいよ!」

都樹子、一口食べて
「・・・」

夏生が下がってくると、

「あたしのアドバイス取り入れたんだ。」

ビッキー

「ひーびーきー!
そのあだ名定着させる気!?」

「何来てんだよ。
今日は大事な日なんだぞ?」

「だから来てんの!
今日はあんた方のお母さん呼んでここで働くこと説得するんでしょ?
ルイちゃんの料理なら多分大丈夫だろうし、そうなったら・・・

ビッキー

非常に集中しているルイ。


「な・・・なにか手伝うか?」

「大丈夫!
今日だけは一人でやらせて。」

ペスカトーレ

昭人
「おお!
魚介類が盛りだくさんだねぇ。
美味しそうだ。」

夏生
「これは、都樹子さんが好きなパスタなんですよね?
別れる前は”母さんの好物だから”と父さんはしょっちゅうこれを作ってた。
だから自分も一番好きなパスタになったって、ルイが言ってました。」

都樹子

夏生が食べ終わった食器を下げてきて
「ルイ」

夏生

料理が終わって、テーブルにはコーヒーが出ている。

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昭人
「家で作る料理とは全然違うのに、いやはやすごいよ。
きっとたくさん勉強したんだろうね。」

都樹子

夏生とビッキー、バックヤードで。

夏生
「後はデザートだけか。」

ビッキー
「ドルチェね。
ま、あれだけの料理食べたら納得せざるを得ないでしょ。」

「お前、最初反対してたのに・・・
案外いい奴だな。」

「案外は余計!
ルイちゃんの本気度が分かったからね。」

デザートが出来たみたいで

夏生
「お、デザート上がった?」

しかし・・・最後はルイ自身がテーブルへ運ぶ。

ルイ

ルイ
「最後はどうしようか迷ったけど、ティラミスにした。」

ルイ、真ん中にろうそくを立てて、火をつける。

ルイ
「毎年、誰かが誕生日の時には、父さん必ずティラミス作ってくれたよね。

幹本丈

母さんあたしね?
最初は料理の勉強の事と父さんのことは分けて考えてほしいと思ってた。
でもなんかそれも違うなって。
確かに父さんにはたくさん悲しませられたし、思い出したくないって気持ちになるのもわかる。
でも、

ルイ

だから今は、父さんのことも含め、ここで働くこと認めてほしい。
もしわかってもらえるなら、父さんに習ったそのティラミス、食べて?」

都樹子はテーブルの下で手をグッと握る。

そして・・・ティラミスには手をつけようとしない。

その様子を見ていたビッキー、都樹子の前に走って行き

ビッキー

「私は幹本響!
幹本丈の再婚相手の娘です!」

昭人
「じゃあ!
都樹子さんから旦那さんを奪った・・・」

「言っときますけどねぇ!
ママは略奪なんてしてないから!!」

「え・・・?」

「あなた方はうちのママとの不倫が離婚の原因と思っているらしいけど違うから!
ママが知り合った時、お父さんは離婚して2年目だったって。
だから全然被ってないの!」

都樹子
「じゃあどうして・・・」

「そんなの知りませんよ!
とにかく」


「もういいよ響・・・
あとは、俺が話す。」

幹本丈


「オレの嘘が、長い間お前を苦しめてしまったようで・・
申し訳ない。
お前と別れた本当に理由は借金なんだ。」

都樹子
「借金・・・」


「初めて持った自分の店は、開店当初こそ流行ったものの、早い段階で傾いた。
でも俺は認めたくなくて、なんとか立て直そうと足掻きに足掻いた結果、

幹本丈

要は逃げたんだよ。
お前たちに借金のある生活をさせてしまう罪悪感から。
そして女ができたとウソをついて離婚届を送った。
俺の軽さを知ってるお前なら、すっぱり愛想を尽かしてくれるだろうと思って・・・」

都樹子
「今更そんなこと聞かされて、どう思えばいいのよ・・・」

昭人、都樹子の手を握り、
「もう、思い出を憎まなくてもよくなったってことだよ。」

都樹子

4人揃って家に戻ることになった藤井家。

ルイ
「忘れ物無いかな?」


「忘れたら取りに来たらいいさ。」

都樹子
「お世話かけるけど、ルイのことよろしくね。」


「ああ、任しとけよ。」

昭人
「よし、じゃあ帰るか、我が家に。」

藤井家

–90話ここまで

次回 ドメスティックな彼女 91話へつづく

○感想

見事に丸く収まりました。

めでたしめでたし。

昭人の味覚もあなどれませんね。

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