ドメスティックな彼女 84話 想い人

公開日: 

蔦谷さんに原稿を見てもらっている夏生。
今回の評価はいかに。

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蔦谷
「いいじゃない、今回!」

夏生
「・・・”でも”・・・?」

蔦谷
「いやいや!
今回はホントによかったと思うよ!
そりゃ受賞作を超えることは容易なことじゃないけど。
それ以降じゃ1番じゃないかな。
色々書いてみたけど、やっぱり藤井君は青春小説が合ってるみたいだね。
特に要所要所で入ってくる主人公の心の揺れ?
比喩の使い方も上手くて、思わず入り込んで苦しくなっちゃったよ。
いや~わかるな、この感じ!
俺も中学んとき親友の彼女好きになっちゃってさー。
修羅場の末絶交?みたいなー。
結局フラれたし。」

夏生
(蔦谷さんにもそんなドラマが・・)

蔦谷
「こういう表現がするっと出るって事は、藤井君もしかして、身近に想い人でもいるのかな?」

夏生、帰宅。

ルイ
「おかえり。
どうだった?
今回の原稿。」

夏生
「うん・・かなり良くなったって。
手直しして読み切りとして載せようかって話になった。」

ルイ

ルイ
「ご飯は?」

「遅くなったから外で軽く食べて来たわ。」

「あ、そう・・」

「打ち合わせの熱冷めないうちに手直し頑張ってくる。」

自室に入った夏生。

ルイを完全に意識してしまっている。

アル

(もしかして俺、あいつのこと・・
・・・
陽菜を好きになった時とは違う感じだけど、陽菜が消えてからルイはいつも傍にいて支えてくれた。
いつの間にかかけがえのない存在になってしまっている・・・

ルイ

いやいやだからって気移りするとかどうなんだよ、俺!!
陽菜とは将来を誓い合ってたんだぞ!?
もう別れたとはいえ・・・
例えば・・例えばだぞ。
もしオレがルイと本格的に恋仲になってしまったとしたら・・・

夏生

この気持ちを早く静めなければ・・・!)

翌朝。

ルイが夏生の部屋をノックしている。
「ちょっと、いつまで寝てんの?
もうすぐ8時なんだけど。
遅刻するから早くしなよ!」

夏生、中から
「あ~、昨日の夜遅くまで原稿直ししてて・・
支度に時間かかりそうだから、お前だけ先行っててー。」

「もー、じゃ、あんたも遅れないようにね。」

「あー。」
(よし、回避成功!)

ルイ

その後の夏生によるルイ回避行動。

放課後、部活終わり
(無理矢理)アルとカラオケに行くから先に帰ってもらう。

夕食
原稿ノッテきたところだから後で食べる。

朝はルイより先に出る。
(遅刻は先生に怒られるので)

ここまでするとさすがにルイが気づく。

夏生とルイ

夏生
「な・・何?
次も移動教室で急いでんだけど・・」

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ルイ
「まずお弁当。
今日忘れてったでしょ。
それから・・・」

夏生とルイ

ルイ
「言いたい事あるなら言ってよ。」

夏生
「別に避けてねーよ。」

ルイ
「前もこんなことあったよね・・・
またお風呂覗いた?」

夏生
「覗いてねえ!!
前も覗いたんじゃねえ!!
そんなの気のせいだろ。
じゃあな。」

と夏生が行こうとするのを
「待ってよ、話し終わってない。
あたし何かした!?
したならはっきり言って!」

と引き止めた拍子に夏生が持っていた弁当が落ちてしまう。

ルイ
「・・・そう、分かった、もういい。

ルイ

夕方。

ルイ

家では・・

夜9時になってもルイが帰ってこない。

母親に
「夏生君、何か聞いてる?」
と聞かれ、

夏生
「今日、俺・・・
ちょっとルイとケンカしちゃって。
ひょっとしてそのせいかも・・
部活にも来なかったし。」

母親
「え・・ケンカ?」

夏生
「俺、捜して来る!」

方々捜し回る夏生。

夏生

夏生
(まさかとは思うけど、0時回るようならケーサツに・・)

ルイ

夏生
「何してんだよ、こんなトコで・・
今何時だか分かってんのか?」

ルイ
「・・・
ヘアピンなくしたの。
あんたからもらった。
放課後この辺でぼーっとしてて、気付いたら1コなくて・・・」

「なんだそんなことか・・・
いいよ、あのくらい。
また買ってやるって。
だからもう帰ろ・・」

「ヤダ!」

「は?」

「あれじゃなきゃヤなの。
あの時のヤツじゃなきゃ意味ない。」

「なんでだよ・・?」

「・・・嬉しかったんだもん・・

ルイ

夏生
「頼むから・・

夏生とルイ

夏生とルイ

そのキスの先に待つのは踏み込んではいけない世界。
分かっているのに、揺れて惑って、堕ちてゆく二人。

–84話ここまで

○感想

やっぱりこうなっちゃいますよね。

陽菜の件の真相を夏生が知った時に、全員が苦しむことを想像すると、今から心配。

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