ゴーストライター 6話

公開日: 

夕方の電車の中で少女が一人、吐き気に襲われ、困っていた。
(袋も持ってないし・・どうしよう)

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トントンと後ろから肩を叩かれたので、振り返ってみると、高校生の男女が。
  
ghost1

その女の子は酔い止めと袋を差し出した。

それから駅までずっと話をしていた。

女の子
(気を紛らすように気を使ってくれたのかな・・
私の住むこの街には、あんなにも親切で優しい子たちがいる・・・
そう思うだけで、この町に住んでいることがとても誇らしく感じる・・・)

女の子はホームで誰かに電話している。
「駅に着きました。所定の位置へ向かいます。」

電話
「どうした?声がいつもより明るいぞ。」

女の子
「わかりますか?親切な子に会いました。
とっても優しい子達。私、もっと頑張らなきゃって思いました。」

駅を出て暗い夜道を歩いていると、隣にワゴン車がとまり、男が3人降りてきて、連れ込まれる。

ghost2

車内でその中の一人(竹村)が犯そうとするが、男は瞬間的にビルの屋上に移動。

しかも縁に立っていて、身動きが取れない。他の男たちも同様。

ghost3

そこにスーツを着た男と共に女の子が現れ、
「竹村拓男さん、本名だったんですね。
今日はそちらから来てくれたので探す手間が省けました。
学生のころからずっとこういうことをなさっているのね。
軽微なものまで含めると含めると数えきれない犯罪歴です。
何度か逮捕されていますが、反省も更生もされなかったのですね・・・
残念です。
発覚していないだけで、隠ぺいのために殺人に関わったことも何度かありますね?
どうか心配なさらないで。
今回私たちは、あなた方を裁きに来たのではありません。
それは法の為すべきこと・・・
でもね、あなた方みたいなどうしようもないものが、こんなにも素晴らしい街に一緒に住んでるなんてことはあってはならないのです。」

ghost4

スーツの男
「そろそろ時間のようだ・・」

女の子が、「はい、それでは・・」と手をあげると、縁に立っていた竹村と他の男たちは屋上から落ちていった。

しかし、男たちは途中で消え、地面に激突することはなかった。

女の子
「兎角市市庁舎の頂にあるウサギのオブジェと月を重ねて望む屋上より、身を投げ出したものは、”もう一つの世界”へ行くことができるという。
片道切符ですが・・・」

女の子がスーツの男に向かって
「彼らの犯行日時も場所の予見もピッタリでした。」

スーツの男
「そうか。」

女の子
「流石・・佐倉さんのゴーストライターは百発百中です・・
今日は元気だからもう何件か回りましょう。」

ghost5

いつもの紙袋男
「ふむふむ、さてさて、救けを求める声”SOS”を書き取るゴーストライターに、かたや”悪意”を書き取るゴーストライター。
果たして二人が出会ったら、どうなるんだろうねえ・・・」

–6話ここまで

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○感想

いろんな能力をもつ人が登場して、今のところ、なんだかよくわかりませんが・・・
今後、その人たちがつながりを持ってくると面白くなりそうな・・・
次号は生徒会が本格始動みたいです。

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