銀魂 580話 枯れた花

公開日:  最終更新日:2016/03/25

江華
「言ったじゃないか。
私はこの星としぬ一族だって。
ずっと一人で生きてきたんだ。
一人で生きていかなきゃいけないんだ。
なのに・・・なんでこんな感情思い出させた。」

スポンサードリンク

星海坊主は江華を抱きしめる。
「すまねェ江華。
だが俺もお前とおんなじだ。
どんなに賑やかな星にいても、どんなに人ゴミにまみれていても。

星海坊主と江華

「俺は お前を一人でしなせたくねェ。
お前がここに残るというのなら、俺もここに残ろう。
お前がどこかへ行きたいというのなら、おれもどこへだっていこう。
だから・・

星海坊主と江華

出立の時。

星海坊主と江華は星に別れを告げる。

江華
「私は・・・一族の裏切り者だ。
お前も星を捨てるのか。
そう星が言ってる気がする。」

星海坊主
「・・・ そうか。」

オロチ

「俺には。
礼を言っているように見える。
今までありがとうってな。」

オロチ

船内の陸奥と若き星海坊主。

陸奥
「なるほど。
伝説では星海坊主は怪物”徨安のヌシ”から夜兎の母星を解放した英雄・・・とされていたがその実は滅びゆく星から”徨安のヌシ”を口説いて連れ去ったただのナンパ師であったのだな。」

星海坊主
「伝説もへったくれもねェだろ。
この星海坊主様が出会った最強の生物とは宇宙のどこにでもいる”嫁”だ。

星海坊主と江華と神威

陸奥
「それは傑作だな。
宇宙最強の男が家庭では最弱だったと。」

星海坊主
「笑うな。
家庭はもう一つの宇宙だよ。
席をたち窓へ向かう星海坊主。」

陸奥
「だがいい伝説だな。
私は一人ぼっちの怪物が一人ぼっちでしんでいく伝説より、つれ合いを得、子供を得、家族になる。

星海坊主一家

星海坊主
「・・・違いねェ。
最強の伝説を築くなんて事より、そんなありふれた幸せを築くのがどれだけ尊い事か。
あの時の俺は、何も知らなかった」

星海坊主一家

星海坊主
「俺は英雄でも、まして父親でもない。」

戦い休戦中の神威と神楽。

神威
「人ごろしだよ。
あの男が 俺達の母親をころしたんだ。」

神楽は驚く。

神威による回想。

神威

男たち
「何度でも言ってやらァ。
病原菌一家が さっさとこの街から出て行きやが・・・」

そこに星海坊主が走ってくる。

星海坊主
「くらあああ、てめーら何やってんだ!!!」

男たち
「ヤベェェ 星海坊主だ逃げろォォ!!」

神威「父さん」

星海坊主と神威

家路につく神威とと星海坊主。

スポンサードリンク

神威
「つー、一体どこに目ぇつけてんだよ。
8対1だよ どう見てもいじめられてたのは俺じゃないか。」

星海坊主
「象1頭と蟻8匹でもか?
夜兎の力を無闇に使うな。」

星海坊主と神威

神威
「だってアイツら母さんを病気をまき散らす病原菌だって。
なにもしらないくせに。
いや・・・なにもしらないのは俺か。
父さん 母さんの病気って一体何なの 本当に治るの。
俺が母さんにできる事って何もないの。
父さんを手伝える事って何もないの。」

星海坊主、神威の頭を撫でながら
「ねェよ。
今のままで充分だ。
お前が母ちゃん達の側にいてくれるだけでどれだけ助かってるか。
母ちゃんの病気の事は俺に任せろ 必ず治す方法を見つけてみせる。
だからお前も母ちゃんも悲しませるような無茶はすんなよ。」

”子供扱いされてる気がした
母さんの病気が治らないのも、あの男が帰ってこないのも、俺の力が足りないからだと。”

星海坊主

”あの男ならどうするか。
そんな事ばかり考えてた”

物を投げられても、殴られても神威は無視し続けた。

”俺にとって強くなる事は あの男になる事と同義だった”

江華
「神威 また喧嘩しただろう。」

神威
「し・・・してないよ」

江華
「父親に似てきたね・・・
ウソが下手だ そのままじゃハゲるよ。
最近キてるらしいよ。」

神威
「ハゲるかよ!」

江華
「こっちにおいで。」

神威「いっ・・・いいよ。」

江華
「アラ、そこは似てない。
あのハゲは甘える時は甘えるよ。」

神威と神楽と江華

江華、神威の背中にシップを張りながら
「まったく バカな所ばかりあの人に似ちゃって。
・・・・
ごめんね。

神威と江華

”強さって奴が 余計解らなくなった。”

チンピラたち、街を歩く春雨の一団を見て
「なんだ あの黒ずくめの連中は。」
「春雨だよ どうやらここに商売に来てるらしい。」
「くそっ デケーツラしやがって。」

神威と神楽

その時、一人の黒マントの男がチンピラたちをのしてしまう。


「やれやれ。
この星の不良少年は教育がいき届いてねェな。
敵のよわみ(妹)ってのは質に入れるか人質にとるかだろ。
つい指導しちまった。
子兎。
お前も悪党になりたくねェなら妹ぐらいは護れるようになるこった。」

黒マントの仲間たち
「おい阿伏兎 何やってんだ。」

阿伏兎
「何でもねェ。
野グソしようとしたら、もうクソが転がってただけだ。」

包帯だらけの神楽を抱く江華。

神威は外で雨に打たれて、うなだれていた。

星海坊主
「くだらねェ喧嘩はやめろと言ったはずだ。
無闇に力を振るうから力によってくじかれる。
神威 お前は強さって奴を履き違えてる。」

神威「・・・・」

星海坊主
「なんで何も言い返さねェ」

神威
「・・・解んないよ。
強さって一体何。
他人を傷つけないように黙って殴られている事?
自分や家族を護るために他人を傷つける事?
それとも・・
隣にいてほしいと願ってる家族を見向きもしないで 一人で戦いにいく事?
俺・・もう・・・・・・解んないよ。」

星海坊主一家

星海坊主
「それがあの星に咲いたたった一輪の花を、枯れさせてしまった俺の背負うべき業だよ。」

江華と星海坊主の会話神威は外で聞いていた・・

再び戦い休戦中の神楽と神威。

神威
「その花が俺達の母親だよ。
母さんは、しの星のアルタナの影響を受け生まれた変異体。
あの星のアルタナを食らう限りしぬ事のない不し者だ。
だがあの星のアルタナがなければ生きられない。
あの男はその花を星からひきちぎって ころしたのさ。」

純粋な思いはいつしか、強大な力となった・・

–580話ここまで

次回 銀魂 581話へつづく

○感想

この家族はやっかいですね。

全員があまりにやさしいためにこじれてしまっています。

どういう決着を見せるのでしょう。

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑