グラゼニ 東京ドーム編 42話 一球さん登場!

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–茶の間に流れる気まずーい空気–

凡田のマンションを訪れた辺見と杉浦。
しぼりだすように「来年は育成契約でやってほしい」ときりだした。

凡田の反応は・・・

「い、育成・・・契約?」

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お茶を出す奥さんのほほを汗が伝う。

辺見
「今季、優勝に貢献してくれたお前には悪いが・・・」
凡田
「だから・・・新監督と新ピッチングコーチが一緒になってわざわざウチまで来てくれた・・・というのですか?」
辺見
「編成の連中ともやりあたし、杉浦にも大反対されたんだが・・
”入ってくる人”と”辞めてもらう人”のバランスがどうしてもとれなかった。」

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辺見は続ける
「ただ、お前の肘が治った時、再来年のアタマからは紛れもない戦力と見込んでいる!
おれはウソはつかない!再来年は正式契約に絶対戻す!」

杉浦
「スマン凡田。監督の言うことを信用してやってくれ。
監督は・・・解説者時代から本当にお前のことを買っていた。
だから、監督付きのマネージャーだった俺に対しても”凡田のことを大切に使うように”
と、常に言っていた。」

辺見
「本心を言うと・・・ぶっちゃけた言い方をするぞ。
凡田投手はオイシーんだよ・・・使い勝手がいいんだ。
だから前任の鈴木監督はいけると思ったとき、お前を使いすぎてしまった。
俺も試合になったら凡田投手を使いたいとと思うだろう。
監督は最大限にお前を評価していることは間違いない。
靭帯の再建手術の確く率の良さも信用している。
この手術はちゃんとうまくリハビリすれば、戻ってこれる!」

神妙に話を聞いていた凡田が口を開いた。
「あ、あの・・・すみません。僕にも生活というものがかかってまして・・・
ぶっちゃけ、”育成契約”になってしまうと、給料はいくらくらいになりますか?」

辺見
「凡田・・・君は特別な育成選手だ。300とか400というわけにはいかない。
2千万円に設定してもらった。」

驚く凡田
「今年の年俸の4分の1・・・」

辺見
「いや、そのほかにもだな・・・諸手当として2千万はつけられる。
都合4千万だ・・・」

凡田
「それでも今の半分・・・」

辺見
「だが、その分は再来年(現状維持と考えて)につけて、1億2千万にしてくれるようお願いしてある。」

凡田
「僕は優勝に貢献しました・・・現状維持ではなくアップ査定ではないのですか?」

辺見
「来年は1球も投げられないわけだから、それを考慮してのことだ。」

凡田
「わかりました。ありがとうございます。
来年1球も投げられない僕の契約はどうなるのか不安でした。
育成に落としてもらってかえってスッキリしました。

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辺見
「ただし、来年は今年の年俸8千万の税金が来る。大きい買い物はしないほうがいい。」

凡田
「わかりました。今から心しておきます。」

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沈痛な面持ちで二人は帰って行った。

奥さんは凡田に本当に納得したのか聞く。

凡田
「一見、ひどい仕打ちに見えますが、新監督は最大限僕のことを考えてくれました。
来年は半分になりますが、再来年の収入を保障してもらったことは大きいと思います。
30歳のシーズンを棒に振っても、31歳から取り返す!だから、30歳のシーズンを
棒に振ることを、でかいことに決してしない!ノブヨシさんのように・・・」

そして、先日購入した子犬をペットショップから家に連れて帰ってきた凡田夫妻。
「今日からここが君のオウチだよ・・・」

凡田
「名前はもう決めてある・・・”一球入魂”からとって、一球さんだ–」

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スポーツ新聞を読む凡田。
杉里がトライアウトを受けた記事、則川が1100万から4000万になった記事が
載っている。

凡田
「8000万と1100万がたった1シーズンで同じ給料になる・・・
これがプロ野球。やったな、則川。そしておれもお前に負けないように頑張る・・・」

–42話ここまで

○感想

よく納得したなあ、凡田。
使い勝手がいいなどといわれて、それが故の故障じゃないか。
まあ、無理やり自分を納得させてる感は否めないか・・・。
救いは奥さんが口を挟まなかったことかな。
気が強い奥さんだと、話がややこしくなっていたと思う。
いっきゅうさーん、とごきげんだし・・・

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