グラゼニ 東京ドーム編 46話 高2秋の山梨大会

公開日: 

–同級生だからこそわかること。
同級生だからこそできること。–

スポンサードリンク

ずっと先発を務めていた後輩のエース持田が骨折。
凡田は自分が先発することを断り、同学年の3番手、岸川に先発をさせるよう、監督にいう。

持田は夏之助に聞く。
「先輩・・・いや・・・主将。
なぜ主将が決勝戦先発しないんですか?
主将の肩は完治しているようにも見えるんです。」

凡田
「完治なんかしてるわけねーだろ。寛解だ。」

持田
「かんかい?」

凡田
「寛解ってのは一時的に安定して症状が落ち着いている状態だ。
下手をしたら再発する。
公式戦みたいな・・・力の入る場面じゃ、長いイニング投げられない。」

持田
「・・・」

一方、岸川は大切な試合での先発に闘志を燃やしていた。
(野球部でやっとおれに日の目をみる時がきた。
それも甲子園を決めるかもしれない試合・・・
男になってやるぜ・・!)

決勝戦当日。

決勝戦当日

持田
「主将。主将は岸川さんに対する友情で花を持たせようとしてるんじゃないですか?」

凡田
「はあ?あんだと?おいおい持田・・・岸川みくびんな。
おれはケガから明けて、自分でも順調に回復してきていると思っている。
ここで回復プログラムをくるわされたくない。
回復プログラムとは、この秋の公式戦で毎試合2イニングスだけ投げること。
要は自分のペースを狂わされたくないのだ。
岸川に花を持たせようとしている?
見当違いのことを言うんじゃねェ。
おれがそんなタマに見えるってのか?」

持田
(いや・・・・見えるんだよ!
先輩は一見ニヒルに見えて、案外そーゆーとこある。)

凡田
「おれの本音は・・・自分のことしか考えてねェってことだ。」

持田
(ウソをつくんじゃねェ、凡田夏之介・・・・)

先発メンバーの発表。

鶴見川高校の先発が岸川と発表されると、

スタンドの持田
(僕の願いもむなしくッ!これで残念ながら甲子園は遠のいた・・)

凡田
「おいコラ、うぬぼれるんじゃねェ、一年坊エース」

持田
「しゅ、主将。こんな時間にスタンドに来ないでくださいよ!」

凡田
「あのな、お前の比較していることは根本的に間違っている。
お前は”先発・凡田”と”先発・岸川”を比べとる!
なぜ”先発・持田”と”先発・岸川”を比べん!?」

持田「え?」

凡田
「お前は今大会、7回までの防御率が3.99なんだぞ!
いいか?9回までじゃない!7回までなんだ!
そこまでにほぼ4点取られるピッチャーなんだよ。
岸川は7回までに4点も取られんわ!」

持田「う・・・・」

凡田
「お前は将来性を見込まれてのエースでもあるんだ。
今日は先輩のピッチングよく見とけ!」

試合開始直前のマウンド上。岸川に対して、凡田が話しかける。
「いいか、7回までに3失点を目指せ。
4点目さえ許さなきゃいい。
8回、9回はおれがいくから。」

岸川
「ナッツ・・・おれはやるぜ・・・」

スタンドには神宮スパイダースの安田スカウトの姿があった。
(凡田夏之介の野郎・・・
今日は先発してくると思ったが・・・
自分のペースを崩そうとしなかったみたいだな・・・)

岸川は頑張って投げていた。

2回までは0点に抑えたが、徐々に失点していく。
3回、4回、6回に1点ずつ計3点。
鶴見川は初回の3点のみ。

凡田

だが、凡田は動かない。

スタンドの持田
(こ、これって・・・ひょっとして・・・
色々考えてみたが、凡田夏之介は岸川さんに花を持たせようとしていると言うより・・・
やっぱり、本当に自分がかわいいんじゃないのか?
自分の復帰プログラムを、本気で崩したくないんじゃないのか?)

ここで凡田がタイムを取って、マウンド上の岸川に駆け寄る。

監督
「とうとうナッツが投げる気になった!」

持田
「凡田さん・・とうとう・・・」

凡田
「岸川、お前はダメピッチャーだ!」

岸川
「え」

凡田
「1年の持田に抜かれて、第3ピッチャーに成りさがった。」

岸川
「え・・・ナッツ・・・」

凡田
「お前の檜舞台はこの2年・秋の決勝戦だけだろう。
仮に甲子園にいけたとしても、その時は俺と持田で回す。
もちろん来シーズン・・・3年になった時も同じだ・・・」

岸川
「ナッツ・・・」

凡田
「だから今、少しでも長くマウンドにいろ!」

岸川
「え・・?」

凡田
「おれが許してるのは7回3失点!
まだその内に入っている。ここで降りることはまかりならん。」

岸川
「ナ・・・ナッツ」

凡田と岸川

–46話ここまで

スポンサードリンク

○感想

ん~、やっぱりナッツの真意がわかりませんね。

岸川はほどんど「え」と「ナッツ」しか言ってないし。

凡田は、主将だとしても、同級生に対して上からものを言いすぎなような・・・

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑