ハレ婚 73話 立ち食いの女

公開日: 

小春と龍がデート中、第2夫人・まどかはひとり産婦人科にいた。

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産婦人科から出てきたまどか。

まどか

マル

マル
「あ、男の子を産むなら排卵日にガンガンやるといーらしいよwww。」

小春
「ヤメロ、玄関口で!!」

龍之介
「ガンガン。」

小春
「反応すんな!!」

マル
「デキたら教えてねー!」

小春
「だから、気が早いっつーの!」

龍之介
「頑張るよ。」

外に出ると雨は止んでいた。

小春、歩きながら思索の世界に沈んでいく・・
(本気・・・?
子供欲しいの?
マジで?
仕事もしてないのに・・?
わからん、コイツの真意。
べつに・・
結婚してるんだし、普通かな?
あたしだってそりゃーいつかは・・・
ぬっ、でもウチ嫁3人いるなー!
そーだよ、あたしに言ったとは限んないわ。
ん?
待てよ・・
もしゆずかまどかがご懐妊したら・・
その子は、あたしの子?)

龍之介が「小春ちゃーん?」
と声をかけているが、気づかない。

龍之介と小春

龍之介がスカートをめくっても反応なし。

小春
(もしかしてすでに・・・
種蒔いたりしてんのかな。
・・・誰に?)

龍之介
「・・・どしたの?」

小春
(・・・・
まーいいや、今日は・・・)

小春、気を取り直して、龍之介にビンタ!
「なにめくってんだよ!!
公然わいせつハレンチ王子!」

龍之介
「今 ── !?」

小春
「ほら、着いたわよ!ここ!」

南天

小春
「ウフフ渋いでしょー!
南天の肉そば!
日本一おいしーと思うのよねー。」

龍之介、唖然。
(誕生日デートに立ち食いそばー・・!?)

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小春、店長に挨拶。
「あー、オオシマさん!コンチワ」

店長
「小春ちゃん、久しぶりっすねー。」

小春
「どーしても肉そば食べたくなっちゃって!2つで。」

「あざっす。」

龍之介
(なんて安上がりな女なんだ・・)

肉そば

小春
「あー、待って。
天カスいれたげる。」

小春、ザーッと入れる。

龍之介
「そんなにいらない。」

「まーまーまー」

(肉が見えん。)

小春
「いただきまぁす!」

小春

「おいっしーー!!
サイコー。
ホラホラ!ずずーっと!」

「なんか、見てるだけでお腹いっぱいになってきた。」

「アハハ、アンタ安上がりだね!」

「・・・」

小春

「あたしもしょっちゅー食べに来たんだ。
昔お父さんが連れてってくれた屋台に雰囲気似てるんだよね。」

「元気ないの?」

「あたしじゃねーよ、アンタ!」

「僕?」

「ピアノのことでヘコんでたじゃん。
俺は独りだーみたいなこと言っちゃってさ。」

龍之介と小春

龍之介
「・・・・
鼻かんでいい?」

「いーから食えよ早く。」

そばをすする龍之介。

そして一言。

龍之介と小春

「・・でしょ!」

そばも食べ終わって・・・

店を出て、小春がスマホで電車の時間を見ると21時半。

小春
「あと3時間かぁー・・・
・・もー帰る?
何か寒くなってきたし。
肉そば食ったし。」

龍之介
「まさか。」

龍之介と小春

互いの心に燻る熱は、冬の夜風ではまだ冷めない。

–73話ここまで

○感想

小春の気づかいに龍が感動していました。

いつも素直じゃない龍が一口食べてしみじみ「んーうまい。」

龍の人柄に引き込まれます。

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