火ノ丸相撲 78話 もう一つの報酬

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五条はかつての空手のの師匠、高荷の道場を訪れていた。

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しかし、高荷はこんな状態。

高荷

せっかく頼ってくれた弟子に勝たせてやれなかったことで荒れているのだ。

そんな師匠に五条は土下座をしてお願いする。

五条

五条
「この大会で俺は自分の弱さを改めて痛感しました。
正直焦っています。
仲間たちは大会中にも成長していくのに俺は・・
強くならなきゃ・・・でも・・・
俺一人の力じゃみんなに追いつけない・・・!」

高荷
「強くなりたきゃ、師匠を変えるって選択肢もあるだろう。
私は結果を出せなかったんだよ。
勝つために・・
チームのために本当にこれが最善なのかい?」

五条
「師範の空手は確かに通用したんです。
負けたのは俺が弱かったからだ。
師範の空手がオレの勝利への一番の希望の光なんです。

ただ・・それだけじゃない。

師範への恩義も、小関への贖罪も抱えて強くなりたいんです。
それがオレの・・戦う理由だから・・!」

高荷
「・・・どうやら本当に変わったんだね、お前は。
しおらしくなっちゃってまあ・・・
全く、何でお前みたいなのが不良やってたのかね。
さてと・・酔ってる場合じゃないぞ。

高荷

その頃、火ノ丸とハカセは視聴覚室で映像を見ながら天王寺獅童の研究をしていた。

ずっと天王寺の相撲を手本にしてきた火ノ丸。
(火ノ丸の技、百鬼薙は天王寺の技をまねたもの。)

憧れるだけの存在だったものを、倒すべき敵として見ると・・

天王寺

火ノ丸
「沙田が絶望するのも無理はねえぜ・・
しかも沙田を倒した春の大会より、一段と強く大きくなった気がする・・」

隙が見当たらない。

千葉県予選の時に偵察に来ていた鳥取白楼のマネージャーに新技を見られたのも痛い。

全国優勝を目指す以上は天王寺は避けて通れない相手。

火ノ丸が沙田を倒したことは既に全国の国宝たちにも知れ渡っている。

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火ノ丸
「確実に、近づいとるはずなじゃがな・・・
しかし、近づいたからこそ見える、頂点へと続く道の険しさよ・・・」

結局具体策は出ず、火ノ丸が稽古に戻りかけたその時、ハカセの携帯に柴木山親方から電話が入る。

柴木山親方

親方
「それで?その後右腕の経過はどうだい?」

火ノ丸
「あ・・・はい・・まあ。良好です。」

親方
「?何だか元気がないね。」

ハカセ
「あ・・いや・・実はさっきまで天王寺の相撲を見てて・・
2人で途方に暮れていた所です・・」

親方
「なるほどね。
僕もうわさには聞いとるよ、彼の強さは。
どうやら火ノ丸ちゃん、今のままでは君・・・
天王寺には勝てんぞ。」

ここで親方が意外な提案をしてくれる。

他の部屋の力士も交えた合同稽古に参加してみないかというのだ。

火ノ丸とハカセ

ハカセ
(マジかよ。
八方ふさがりの現状を・・打破するきっかけになるかもしれねえ。)

ハカセがなぜこんなにも親切にしてくれるのかを聞くと・・・

親方
「理由か・・・なんだろうね・・・

火ノ丸とハカセ

高荷と五条も似たようなやり取りをしていた。

高荷
「・・・誰にでもこんな風にしてやる訳じゃないんだよ。

高荷

親方
「努力の報酬が強さだけとは限らない。
君たちの努力や人柄・・姿勢が・・・僕らの目を引いたんだ。
これは君たちが日ごろの行いで勝ち取った権利なんだよ。
遠慮はいらん。どうか協力させてほしい。」

火ノ丸
「ハイ!
・・あれ、でも7月場所って確か・・・」

親方
「まあ、そういう事だ。

名古屋城

–78話ここまで

○感想

名古屋で関取と稽古ですか。

贅沢な合宿ですね。

打倒天王寺に向けて何かつかめればいいのですが・・・

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