火ノ丸相撲 82話 終わりなんてねぇんだよ

公開日: 

火ノ丸が三尾錦関を投げた!
その瞬間をテントの外からレイナと堀ちゃんのそばで見ていた人物がいた。

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謎の老人
「あれか・・薫山のお気に入りってのは・・
なかなかどうして、奇矯な奴がいたもんだ。」

火ノ丸
(投げた・・幕内力士を・・!
日景との一戦で感じた違和感は、心の弱さが招いた気の迷いじゃった。
百千夜叉墜の威力は本物じゃ!!
この技なら日景だろうが、天王寺だろうが・・・)

この時火ノ丸は力士たちの視線とはまた違う、異質な視線を感じていた。

しかしその視線の主がわからない。

それはさておき、テント内の力士たちが俄然火ノ丸に興味を持ち出した。

力士

他の力士たちも火ノ丸とやりたがり、順番待ちの状態。

とりあえずはここにいる権利を勝ち取ったようである。

しかし、冴の山関
「まだスタートラインに立っただけ・・」

謎の老人
「ここからだ。」

火ノ丸

力士
「うーん、際どいが、同体ってことにするか。
いやー、凄い技だ。」

火ノ丸
(なんじゃ・・?
ワシのミスか・・?)

次の力士。

火ノ丸、完璧なタイミングで投げに入るも、

火ノ丸

力士
「ふう、まあ、こんなもんかな。」

火ノ丸、ショック!
「待ってください!
もう一回・・もう一回お願いします!!」

力士
「・・いいよ、君の気が済むまで・・」

しかし、何度やっても、百千夜叉墜は潰されてしまう。

そして、一度は投げた三尾錦関との再戦。

火ノ丸
(くそ、一度目の対戦にはなかったこの感じ・・
日景の時にも感じた・・いやな予感・・!!)

構わず投げに入ると・・

やはり潰された!!

三尾錦関
「これがこの技の真実さ。
確かに初見は面食らったよ。
見たこともない技だからね。
でも特殊ゆえに脆さも十二分。
日々研究し、研究されてを繰り返す俺たち関取には・・二度と通用しないよ。」

打ちひしがれる火ノ丸。

盗撮中のレイナと堀ちゃん。


「・・ショックですよね・・
一番の技を破られて・・」

レイナ
「で・・でもさ!
相手はプロ中のプロなわけじゃない!?
高校生が相手ならこうはならないんじゃない?」


「並みの高校生が相手ならそうかもしれませんね。
確かに一度見せただけで破られるなんて芸当はプロにしか出来ないかもしれない。
でも映像に収められて、何度も見て研究されたら・・
今日見た光景が全国でも再現される可能性は高いのでは・・・」

考え込む火ノ丸。
(何も見えねえ・・
苦しい・・
もしかしたら、中学の時よりも・・
久世に負けた時よりもショックを受けている・・・
それはたぶん・・予感がしているから・・
これ以上の技はワシからもう生まれないという予感が・・
それだけの手ごたえがこの技にはあった・・
心も体も上限一杯・・
残された技も打ち止め・・・
ワシはもうこれ以上・・強くなれない・・?)

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レイナ
「・・何よ・・
やっぱ無理じゃん、横綱なんて・・」


「え?」

レイナ
「だって・・心も体も、技も頭打ちで・・
それでもプロはおろか・・高校でも通用しないなんて・・
よりによって全国大会の前にそんな現実・・
なんで親方はこんなところにあいつを呼んだのよ・・!」

レイナの話を後ろで聞いていた謎の老人。
「・・フン、技が頭打ち?

謎の老人

諦めかけた火ノ丸だが、気を取り直す。
(阿呆かワシは・・
冴の山関に言われたばっかじゃろうが。
挫けるな!!
考えろ!
これから来る大関の強さにワシも学べるところがあるはず・・)

そこに・・

謎の老人

老人
「フン・・・虫の息だが、目はまだ生きているから良しとしよう。
長谷川ぁ!!」

冴の山関、ギクッとする(?昔の四股名・・)
そしてその老人を見て驚く。
「え!?」

老人
「この小鬼、ちょっくら借りてくぞ。」

火ノ丸
「は!!?いや、ワシは・・その・・・」

力士たちは顔面が蒼白になっている。
「お疲れさんでございます!!」

老人
「うるせえなあ。」

冴の山関
(・・どうしてこの方が・・
柴木山親方の差金・・?
・・何にせよ─)
「行きなさい、潮君。
いや、行くべきだ。」

冴の山関火ノ丸の背中を押す。
「正直うらやましいくらいですよ。
私が行きたいくらいだ。」

火ノ丸は訳が分からない。

そして、老人はレイナを指名して、火ノ丸と3人で歩き始める。

しばらく歩いて、火ノ丸
「あの・・・わしらはどこへ・・
あの、すみません!!
何だかわかりませんが、ワシには時間がないんです!!
ワシはあの場に残って大関と相撲を・・」

老人は足を止め、「ここだ。」

謎の老人

レイナ、火ノ丸に小声で
「何この豪邸・・!
ホントに何者!?」

そして老人に言われて、屋敷の中の稽古場らしき扉を開ける火ノ丸。

老人
「大関とやりてえだって・・?
現役最強の日本人力士・・?
フン・・・
優勝したこともねえくせに偉そうに・・
そんなに言うんなら選ばせてやる。
俺は優しいからな。
今すぐかえって大関と相撲を取るか。
それともここで

元横綱

–82話ここまで

○感想

まさか謎の老人が元横綱とは・・・

えらく男前ですが、モデルはウルフでしょうか。

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