鬼灯の冷徹 174話 人を見たら泥棒と思うのも申し訳ないから難しい

公開日:  最終更新日:2015/08/29

–誰かのふりしてだますと落ちる地獄・・・そこは死活等処–

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唐瓜が後輩たちを集めていろいろ指示を出している。(茄子は隣にいるだけ)
法廷の掃除をするらしい。

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要領よく、てきぱきとしていて、通りがかった鬼灯からも褒められる。
「あなた方も大分先輩が板についてきましたね。
先ほどの亡者の裁判記録を清書してください。」

唐瓜
「お、記録課の重要任務だ。」

茄子
「この亡者は・・・?」

唐瓜
「判決死活等処。」

鬼灯
「主に詐欺罪です。」

唐瓜
「詐欺かあ・・増えたでしょうね~。」

茄子
「電話もネットもあるからなあ。」

鬼灯
「いや、詐欺はいつの時代もありますよ。」

唐瓜
「昔は町人・村人皆顔見知りだし・・・
起こりにくそうだけどなあ。
特にオレオレ詐欺はありえねえよな。電話がねえわけだし・・・」

鬼灯
「オレオレ詐欺というか、昔は、”母ちゃんオレだよ10年前に生き別れたオレだよ詐欺”がありましたよ。」

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唐瓜
「ま-よく考えてみりゃ米とか計量ごまかして売ってたやつは確実にいただろうしな・・・
あるか、詐欺自体は。」

鬼灯
「酒を薄くして売ると堕ちる地獄なんてのが昔あったくらいですから・・・(火末虫処・かまつちゅうしょ)
ちなみに今そこは食品偽装した人が堕ちる地獄になっています。」

唐瓜
「今も昔も大差なし・・・か。
でもネットの詐欺は今特有ですよね。
クリックすると金払えってやつとか。」

鬼灯
「はい、今地獄も急ピッチで対処しています。」

茄子
「人間ってすげーな。よくそういうの次から次へと思いつくよな。」

鬼灯
「だます側とだまされる側の年齢の開きもあるかもしれないですね。
今や15歳が95歳をだます時代ですよ。両者の脳がもはや別物ですよ。」

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鬼灯
「カッパもそろそろオンラインで対戦しよう、くらい対応しないといけない時代です。」

茄子
「そういや最近地獄でもオレオレ詐欺あるっぽいよ。
この前うちの母ちゃんが、遭ったみたいでさあ・・・
まあ、ソッコー撃退してたけど。」

鬼灯
「合言葉を作れとか、よく言いますよね。」

茄子
「でもな~いざとなったらいえなそう。」

鬼灯
「あ~、じゃ、もしくはあれですよ。開口一番・・・
おお、ケンジか金なら貸さねーぞって言えばいいんですよ。」

唐瓜
「それ、詐欺にはいいけど、親子としてはすさみきってますよね。」

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唐瓜
「まあ、人によるな。鬼灯様にかけたところで相手がだれであれ
”会社の金を使ってしまった?自分で責任取れ!”で切られそう。」

鬼灯
「それはそうと仕事してください。」

唐瓜
「そうだ!はい!」

後輩
「唐瓜さーん、言われた通りやってきました。」

唐瓜
「おっ、お疲れ様ー、点検しときます。」

後輩
「次は何をすればいいですか?」

唐瓜
「記録課に一緒に来て書類整理してくれ。
あそこは書類整理だけで1日かかるんだよ。
おれはこの清書もやるところだからそれも見とくといいよ。」

後輩
「死活等処ってどんなところですか?」

唐瓜
「誰かのふりしてだますと堕ちる地獄だな。
昔は確か坊さんのふりして人をだますと堕ちる地獄だったんだ。」

後輩
「詐欺は皆そこ逝きですか?」

唐瓜
「いや、他にもあるぞ。
だまして物を盗って売る他、脱税や横領なんかは如飛虫堕処(にょひちゅうだしょ)
だまして土地を取り上げたら随意圧処(ずいいあっしょ)。
昔からそういうことが細かくあったって証拠だな。」

茄子
「へえ~、すっげ~。」

唐瓜
「オマエは先輩と名乗ること自体詐欺だよ。」

–174話ここまで

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○感想

詐欺の種類・形式によって堕ちる地獄が違うんですね。
ビックリしました。
これからもどんどん新しい手口が生み出されるだろうから、対応が大変ですね。

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