風夏 89話 明日への希望!

公開日:  最終更新日:2016/02/02

シェリー・ホーネットに頼まれて箱根の温泉まで来た優。
優が先に露天風呂に浸かっていると、なんと、シェリーが裸で入ってきた!

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シェリー
「ホントクレイジーなルールね・・
温泉はコンヨクだなんて・・・」


「ちょっと何してんの!?
日本の温泉が全部混浴なんてルールあるわけ・・」

シェリー
「いいから早く入り方を教えなさい!!
寒いし、恥ずかしいのよ!!」


「体を・・ちゃんと流してから入ってください・・」

シェリー
「アラー、意外と簡単ね。」


「そうですか。」

シェリー、ご機嫌で鼻歌を歌いだす。

シェリー


「どうしてシェリーはヘッジホッグスのフェスに出る気になったの?
普通断るじゃん。君くらいの歌手なら、日本のフェスなんて。」

シェリー
「勘違いしないで。
今回は私から頼んで出演させてもらったの。」


「え?」

シェリー
「私はその日が来ることをずっと夢見てた。
7年前、あの街で彼女に逢った時から・・」

シェリーの回想。

シェリー

その頃の私は、昼になれば母親が男を連れ込むので家を追い出され、夜になれば顔も知らない父親の悪口を聞かされた。
こんなところに生まれなければ・・・あんな親じゃなければ幸せになれるのに・・・
そんな事ばかりを考えていた。

家を追い出され、軒下でしゃがみ込んでいたシェリーにホットドッグを差し出してくれたのは、ある日本人女性だった。

日本人歌手

シェリーはその女性に身の上話をした。
歌手になるのが夢だということも。

シェリー

女性はすっと前に出ると・・
「夢なんて、どこにいたって見れるさ。」

日本人歌手

言い訳するな。
お前次第だって、そう言っているかのように。

日本人歌手

結局、その人は名前も正体も明かさなかった。

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シェリー


「えっと、その・・
何気なく聞いた話がメチャクチャ重くてびっくりしたっていうか、その・・ごめんなさい。
辛い事思い出させちゃって。」

シェリー
「あはは、アナタこそ優しいのね。
大丈夫よ、心配しなくても。今はいい思い出だから。

彼女がヘッジホッグスってバンドのボーカルだって事は調べてすぐわかった。
謎の活動休止。
かと思えば6年ぶりの再始動。
その1年後の突然のフェス。
もうこれは運命だと思ったわ。
あの人は私がここまで来るのを待っててくれてたんだって。

そして・・あなた達との出会いもね。

出演者リストの名前で気づいたわ。
きっと1年前に会ったヘッジホッグスのコピーバンドだって。
しかも聞けば、そのバンドと蒼井って子だけは、たまのゴリ押しで決まったそうじゃない。」


「らしいね。」

シェリー
「私はこっちから頼んで出してもらったのに、アナタ達はあの人に頼まれて出演・・
それなのに一度出演を断ったんですってね。」


「いや、それには訳が・・」

シェリー
「わかっているわ。
どうせ、あのわがままそうなボーカルの女の子が言い出したんでしょ?
アナタがそんな事言いだせるわけないもの。」


「え!?
ま・・待ってよ!
秋月風夏のこと言ってるんなら・・・」

シェリー
「ちょっと生意気ね、あの子・・・

じゃあ、帰ったらその風夏に伝えておいて。
シェリー・ホーネットがアナタを待ってるって。」


「あの・・風夏は・・・」

シェリー
「確かにあの子は”本物”よ。
だけど勝つのは私と決まっているの。」

優

シェリーと別れて、一人街を歩く優。
(結局言えなかった・・・
秋月風夏はもういなんだって・・

今の The Fallen Moon のボーカルはもう一度基礎から練習中だって・・・
そんなみっともない事、恥ずかしくて言えるわけないじゃん・・
あと一か月で僕は・・どこまで風夏に近づけるんだろう・・)

すると、優の前に車が止まり、

日野上さん

–89話ここまで

○感想

これから1か月、本気の本気で練習すれば・・何かをつかめるかもしれない。

がんばれ、優。

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