風夏 97話 2日目!

公開日: 

碧井風夏のステージ。
盛り上がっている!

スポンサードリンク

回想。
前日、湖のほとりで。


「え?応援?」

風夏
「うん・・
私、明日は優くんたちの分まで頑張るから。
だから観てて欲しいの。

風夏

曲が終わり、

風夏
「どうもありがとー!!
それじゃ次の曲行くねー!!」

観客
「碧井風夏かぁ・・
ウィキにも載ってないくらいマイナーだけどすげえいいな!!」
「ああ、歌うまいし、メチャクチャ可愛いじゃん!!」


(・・・すごいな・・・
もしかして僕たちの時よりお客さん多いんじゃないの?
それにこの前のライブよりも格段に声が重いってゆーか・・・
しっかりした気がする。)

すると、風夏が優の方を見てくる。

風夏


「ち・・違うよ!
僕そんなんで碧井と仲良くしてるわけじゃ・・・」

三笠
「冗談だよ。
顔も声も全然違うから。
だけど、ステージでの佇まいや立ち居振る舞いは

風夏

風夏
「えーっと、それじゃ次は私の曲じゃないんだけど・・
すごく好きなバンドの曲なんで、勝手にやらせてもらっちゃいます!
”Fair Wind”」

優たち

観客
「あ・・・!知ってるこの曲!!」
「誰だっけ!昨日やってたヤツら!!」


「アイツ・・・」

那智
「おうおう、なってねーな、ドラムが。
ずっと単調な8ビートじゃん。」

三笠
「キーボードも打ち込みじゃ機械的でつまんないよ。」

沙羅
「ギターはそこそこ上手いけど、なんか、ノリが違う。」


「でも・・・
嬉しいですね・・
きっと一緒に戦ってくれてるんですよ、碧井も。」

那智
「こんなこと言っても仕方ねぇんだけど・・・
いや、何でもねえ。」


「・・・ええ。」

風夏

こっそり見に来ているシェリー・ホーネット
「なるほどね・・・」

ところが、ここで観客がざわつきだす。
「おい!そろそろラビッツが始まる時間じゃん!」
「どうしようかなぁ。
オレもう少し観たいんだけど・・」
「でも早くいかないと後ろの方になるぞ。」

大移動

優は人の流れに押されてラビッツのステージに。

風夏
「お客さんがどんどん減ってきてる!
でも観てて優くん。
私絶対に負けな・・・」

優の姿がない・・・

風夏、マイクで
「どこ行ったのよアイツ!!」

観客
「うわっ何だ!?」

ラビッツのステージ。
大盛況である。

ラビッツ


「・・・うわあ、やっぱりすごいなぁ、たまちゃんの歌・・・」
(氷無小雪の名前なんて使わなくても、本当にすごい人はこんなにも人の心を動かせるんだ。)

小雪、優に気付く。
(ニコくん!?
うそ・・・私のライブ観に来てくれたんだ!!)
「よーし!
もっともっと盛り上げてくよー!!」

スポンサードリンク

2日目が終わり、社長からのお言葉。

社長

「ま、初めてにしては上出来なんじゃない?
とりあえず違約金の話はチャラにしてあげるわ。」

三笠
「良かったですね。
5千万払わずに済んで。」

那智
「いやホント。
それだけはマジでよかったわ。」

天谷
「・・・
ってゆーか・・

風夏

風夏
「だって!
結局お客さんほとんどラビッツに取られちゃうし、優くんまでしれっとそっち行ってるし・・」


「だ・・・だからアレは、民族大移動に巻き込まれて仕方なく・・」

「ウソつき!!
ラビッツが観たいならそう言えばいいじゃない!!」

「いや・・まあ・・確かに観たかったけどさ・・」

「観たいんじゃない!!」

「だから・・」

「ウソつき!!」

皆、困惑・・・

青葉
「もう!!
ケンカしないで下さい!!
よかったじゃないですか。
そこそこのライブが出来て!!」

那智
「そこそこってゆーな!!」

天谷
「まったく・・・
こんな調子じゃ、ヘッジホッグスを超えるのはいつになるか・・・」

そこに、いきなりノックもせずにドアを開けて
「何だか賑やかだなァ。
外まで聞こえてるよ?」
と言いながら入って来たのは、

たま

たま
「アタシから声かけといて申し訳ないんだけどさ。
実はちょっと忙しくて全然ライブ観れなかったんだよね。」

風夏
「それは・・
主催者ですし、仕方ないってゆーか・・
色々大変でしょうし・・・」

たま
「そこそこだったんですか?
社長さん。」

天谷
「えぇ・・まァ・・・
どっちも60点ってトコかしら。」

青葉
(ちょっと上がってる・・)

たま
「なるほど・・・
じゃあ、お互いを足せば120点ってことだ。
それは是非観てみたいな。」

「・・は?」

たま
「明日のフェス最終日・・・
30分だけアタシが時間を作ってあげる。」

天谷以下

–97話ここまで

○感想

いいじゃないですか、面白そう。

全てはこのためのフリだったんですね。

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑