コウノドリ TRACK5 (ドラマ8話の原作)【無脳症】

公開日:  最終更新日:2015/11/29

※ネタバレしています。ご注意ください。

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冒頭、ピアニストベイビーが演奏している場面。

ピアニストでもあり、産科医でもあるサクラ。

今日も演奏中に呼び出し(オンコール)がかかる。

普段はオンコールは手術が必要な場合や緊急の時だけだ。

しかし今回は違った。

川村さんの出産にはサクラ自身がどうしても立ち会いたかったのだ。

その理由はー。

2年前。

サクラは妊婦の川村さんを診察中、重大な事実に気づく。

お腹の赤ちゃんは無脳症である。

無脳症とは、正式名を大脳皮質形成不全症という。

背骨から後頭部の脳幹までは発達したけれど、その先の脳半球が形成されていない症状。

無脳症の赤ちゃんは助ける術がない。

このことを告げられた川村さんは呆然と診察室を出て、待合室で夫に電話しながら泣き崩れてしまった。

川村さん

後日夫と共にサクラのもとを訪れた川村さんにサクラは再び残酷な説明をした。

無脳症は頭の部分が完全に形成されないので、出産時に開いた頭蓋骨で母体を傷つけることもあるため、1日も早く中絶手術をするべきだという事。

説明を聞いた川村夫妻はすぐには返事ができず、1週間後にもう一度来ることに。

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どうしても諦めきれない川村さん。

帰ってからも赤ちゃんを助けられる方法があるはずだと、ずっとネットで調べている。

仕事から帰った夫に対し、川村さん

「赤ちゃんが助かる方法があるかもしれない。」

そんな妻に夫は叫ぶ。

川村さん夫


「オレは生きられないその赤ちゃんより、お前の方がずっと大切なんだよ。
もし、妊娠を継続してお前に万一のことがあったら、オレは自分の子供をずっと憎んで生きていかなきゃいけないんだぞ。
この子を忘れないでいてあげよう。
生きられるオレ達がちゃんと生きていかなきゃ、

川村さん夫婦

川村さんの人口妊娠中絶。

川村さん

産声も”おめでとう”もない、悲しい出産。

ツバサ

川村さんは生まれてきたその子に”ツバサ”という名前を付けた。

上手に天国へ飛んでいけるように。

病室に入ってきた夫も”ツバサ”を見ると泣き崩れてしまう。

その日の夜。

サクラが病室の川村さんを訪れる。

川村さんは出血も少なく、顔色も悪くない。

川村さん
「先生、なんだか変な気分ですね。
あんなに苦しんで赤ちゃんを産んだのに、もう赤ちゃんがいないなんて。
出産って、もっと嬉しいことだと思ってた。
先生・・・もう一度、ツバサに会わせてもらえませんか?」

川村さん

川村さん

「先生、なんでツバサは生きられなかったの?
私、一生悔しい。」

およそ1年後、川村さんは次の妊娠をした。

川村さんとサクラ

サクラ
「産科医の出番がないお産が一番です。」

川村さん
「・・・夫はこの子ができて、ツバサが私たちのところに帰ってきてくれたって・・・
でも違います。
ツバサはツバサですから。
この妊娠が分かった時、夫に内緒で産むのを止めようと思ったんです。
もう赤ちゃんを産むのが怖かったから。
でも、この子が無脳症じゃないとわかった時は、すごく嬉しくて。
なのにお腹の中で赤ちゃんが動くたびに苦しいんです。
ツバサのことを乗り越えることなんてできない。
そ、それでも私は・・

川村さん

「だから先生、この子は絶対元気に産んでみせます。
そしたら思えると思うんです。
ツバサがいてくれてよかったって。」

その後、川村さんのお産は無事に済み、元気な女の子が生まれた。

川村さん一家

–無脳症ここまで。

○感想

なかなかに重いお話でした。

決して生きられない赤ちゃんを身ごもってしまったお母さんの気持ちは当人でないと決してわからないことだと思います。

最終的にハッピーエンドだったことが救いでした。

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