コウノドリ TRACK10 (ドラマ7話の原作)自然出産と帝王切開【後編】

公開日:  最終更新日:2015/11/23

※ネタバレしています。ご注意ください。

前編はこちら

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自然派志向の妊婦、森さんがののむら助産院を訪れている。
新しいバースプランを持ってきたという。

森さんのバースプラン

蛍光灯は消す。
ラベンダーの香り。
旦那にへその緒を切ってもらいたい。

ののむら院長
「はい、わかりました。森さんの希望通りのお産をしましょうね。」

ののむら院長

森さん出産間近。

今日は旦那と二人でののむら助産院を訪れている。

ののむら院長
「私たちはお2人の考えてくれたバースプランにできるだけ力をお貸ししして、良いお産にしたいと思っています。」

森さん
「ありがとうございます。」

ののむら院長
「ただ、一つだけ言っておくことがあるんですけど・・・
助産院はサービス業です。」

森さん
「サービス業?」

ののむら院長
「助産院はお母さんの産む力と、赤ちゃんの生まれて来ようとする力を助ける場所です。
医療行為は行えないの。
つまり、お産が順調で亡くなった時には、私たちでは適切な処置ができなくなるという事なの。
だから一つだけ約束してもらっていいかしら。
私が医療の介入が必要だと判断したときは、すぐに提携先の聖ペルソナ総合医療センターさんに協力してもらうという事なの。」

森さん
「私は絶対、自然に産みます。
そのために頑張ってきたんですから。」

ののむら院長
「森さんは頑張っているわ。
でも、お産に絶対はないの。」

夫


「赤ちゃんは病院で産むのが今は当たり前だと思っていたので。
でも、彼女は絶対にこの助産院で産みたいと言っているし、私も何度もこの助産院に通わせていただいて、妊娠・出産・産後の私たちの相談にも親切に応えていただけて、そして何より、妻が出産に向けて 前向きになっている姿を見て私も妻に協力しようと思ったんです。
でも、やっぱりどこか不安でしたから。」

ののむら院長
「私は今まで5千人以上のお産に立ち会わせてもらっているけど、お産が好きで、今でも飽きずに続けているの。
お母さんや、家族の人たちが満足できるお産にしてあげたいと、毎回思っているの。
でもね、森さん、あなたとおなかの赤ちゃんよりも大切なものなんてないのよ。」

森さん

夜7時、ののむら助産院。

森さん、本格的な陣痛が始まる。

しばらく様子を見て、ののむら院長、ペルソナに電話をかける。

電話はサクラがとる。

ののむら院長
「40週5日の初産婦の方なんですが、後方後頭位のようなんです。
今から受け入れをお願いしたいんですが。」

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森さんはペルソナに搬送される。

森さんと、付き添いで来た夫にサクラが状況を説明している。

サクラ
「赤ちゃんは生まれるときにクルッと回旋しながら生まれてきます。
通常、お産の最後あたりにはお母さんの背中の方を向いて赤ちゃんは降りてきます。
しかし、森さんの赤ちゃんは今お母さんのお腹側を向いている、後方後頭位という状態です。
そのためにお産の進行が止まっています。
陣痛促進剤を使えば、体勢が戻って進むこともありますが、赤ちゃんの余力がなくなってきているので、一番早い帝王切開で赤ちゃんを産んであげるべきです。」

森さん

森さん
「私はちゃんと自分で産むって決めてるんです。
こんな病院で赤ちゃんを産むなんて絶対嫌です!」

サクラ
(こんな病院・・・)


「いい加減にしろよ!」

ののむら院長
「ホラ旦那さん、大きな声出さないの。
今一番辛いのは奥さんなんだから。」

森さんの方を向き、
「ねえ、奥さん、私はあなたの妊娠をずっと見た来たわ。
ホントに頑張ってきた。
あなたが頑張ったのは赤ちゃんのため?
それとも自分のため?
私もあなたのお産の手伝いをしたかったけど、森さんの赤ちゃんが元気に生まれてくるために今手伝えるのは私じゃない。」

スタッフ

ののむら院長
「大丈夫。あなたなら頑張れるわ。
あと、これは私のおまじない。」

森さんの耳元で
「私も帝王切開で赤ちゃんを産んだのよ。二人ね。
旦那さんと一緒に赤ちゃん待ってるから。頑張って!!」

廊下で待つののむら院長に小松が話しかける。

助産院をやってて怖くないのかと。

ののむら院長は怖いと答える。自分は臆病だとも。

しかし、その臆病さは武器だとも。

臆病であるからこそ、妊婦の様子に敏感になり、早めにペルソナに連絡することにしているという。

手術は無事終わり、サクラが赤ちゃんを森さんの枕元に置いてあげる。

「おめでとうございます。女の子ですよ。」

森さん

サクラ
「森さん、帝王切開は確かに手術です。
でも、帝王切開も立派なお産です。
赤ちゃんが無事に生まれて、赤ちゃんに会えた時のお母さんの表情はみんな、先ほどの森さんの表情と同じなんです。
ちゃんと産むというのは

サクラ

ののむら院長がサクラと小松にお礼を言っている。

そして、退院後はののむら助産院で、母体と赤ちゃんのケアをしたいと。

小松
「いい助産師だね、あのホクロ院長。
ちょっとだけ母親のこと思い出した。」

サクラ
「助産院があって、そこで産みたいという妊婦がいる以上、産科医と助産院はもっとうまく連携ができる方がいいんですけどね。
まあ、個人的には産科医がいて、すぐに帝王切開もできる病院で出産するのがいいと思いますけどね。」

小松
「私もそう思うよ。」

後日、ある妊婦の分娩中のこと。

四宮
「カイザーだな。だいぶ児の心拍落ちてるし、さっき子宮口4センチだったんでしょ。」

サクラ
「小松さん、どう思います?」

小松
「いきみたい感じ出てるから、進んでいると思うよ。」

サクラが内診すると、

「あ、本当だ、もうすぐ全開だ。これならいい感じですね。
でも赤ちゃんの余力が心配だから、モニターは注意して見ますけど。」

妊婦ももう少し頑張れそうなので、小松を残して四宮とサクラは一旦退室することに。

廊下でのサクラと四宮の会話

四宮
「まさか、全開になっているなんてな。」

サクラ
「モニターより、信頼できる人が近くにいるって事さ。」

–自然出産と帝王切開【後編】ここまで

○感想

とにかく、赤ちゃんが無事に生まれてよかった。

森さんのように自然派志向の妊婦さんはお産は無事に済むものだと思っているのでしょうか。

全部が全部ののむら助産院のように早めに提携先病院に連絡するとはかぎらないですもんね。

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