コウノドリ 124話 今、必要なこと

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シリーズ【産科医・下屋編】第5話

神谷さんを助けられなかったことをずっと引きずっていた下屋だが、意を決して、救命に移りたいと加瀬に相談する。

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加瀬は今回の件は自分も悔しいし、下屋の気持ちも分からなくはないが、救命に転科するってのは極端だろうという。

下屋
「加瀬先生は、神谷さんを救うために医師として最善を尽くしたと言えますか?」

加瀬
「当たり前だろ。」

下屋
「だから違うんです。」

下屋
「私と加瀬先生は悔しさが違う。
私のは後悔です。」

下屋と加瀬

加瀬は、下屋に鴻鳥先生には言ったのかと聞き、下屋がまだだと答えると、そっちが先だろう、という。

下屋は廊下でサクラを呼び止め、話を聞いてもらおうとするが、サクラに別件の仕事が入り、タイミングを逸する。

その日の夜、下屋は当直。

サクラも気になるお産があるので、残っていくという。

夜が明け、下屋が外のベンチに腰掛けていると、サクラが声をかける。
「下屋・・・休みはゆっくりできたのか?」

下屋
「ベイビーのライブに行ってきました。
ずっと観たかったライブだったのに、ずっと仕事のことばかり考えちゃって・・・
結局、私は産科医なんですよね。」

下屋は続けて、ペルソナは安心して仕事ができるという。
隣にNICUがあり、気心の知れた助産婦もいて、鴻鳥先生も、四宮先生もいるからと。

下屋
「だからダメなんです。鴻鳥先生、私を救命に行かせてください。
今のままじゃあ、産科には帰れません。」

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下屋
「救命で全身管理を身に着けて、鴻鳥先生や、四宮先生に頼らなくても、妊婦と赤ちゃんを救える産科医になる・・
それが私の乗り越え方です。」

サクラ
「いいんじゃないか。」

下屋
「え・・・
止めないんですか?」

サクラ
「止めてほしいのかよ?」

下屋
「いえ・・・そうじゃないですけど・・・」

サクラ
「下屋はもう研修医じゃないんだ・・・
下屋が医師として自分で出した決断を同じ立場の僕がどうこう言うことじゃない。
ただ、救命は肉体的にも精神的にも追い込まれるし、瞬発力や、スピードも必要だぞ。」

下屋
「わかってます。」

サクラ
「本当に大丈夫かよ~。」

下屋(泣いて)
「う゛~~」

サクラ
「お前は研修医のときからおっちょこちょいだし、すぐ感情的になるし、手術も遅いし、上手いとも言い難い・・
いい所なんて、打たれ強いことくらいしかないな~。」

下屋
「え~」

サクラ
「だけど、下屋なら大丈夫だ。
お前は僕の自慢の部下だから。
行って来い。そして強くなって帰ってこい。
待ってるって言っただろ。」

下屋感涙。

サクラ
「あ~、腹へったな、下屋。」

下屋
「焼肉食べたい。」

下屋とサクラ

サクラ
「こんな朝っぱらから焼肉かよ。」

下屋
「私・・・絶対、産科に戻ってきます。
だって、私の名前は下屋ですから!」

サクラが下屋のアタマにチョップ。

サクラ
「わかりづらいんだよ。
下の屋(しものいえ)だから産科医って言われてもさ。」

下屋
「そりゃあ、コウノトリで産科医にくらべたらね。」

–124話ここまで

○感想

改めて、サクラの人間性に惚れました。

下屋先生も吹っ切れた感じで、良かった。

救命での活躍が楽しみです。

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