コウノドリ 142話 生みの親、育ての親

公開日: 

シリーズ子宮頸がん編第12話。
(シリーズ最終話)

小松
「市川さん、搾乳頑張ってナナちゃんに届けてるよ。」
サクラ
「そうですか。」

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ゴロー
「あとは病理の結果次第ですね・・・
市川さんも赤ちゃんが生まれてからさらに不安でしょうし・・」

倉崎「・・・」

小松「だろうね。」

四宮
「サクラ・・・
市川さんの病理検査の結果が出たぞ。」

スタッフ

サクラと倉崎と小松で市川さんの病室に結果を報告に行く。

夫は出ていて、病室にはマイさん一人。

サクラ
「市川さん、子宮頸がんの病理検査の結果は・・・」

報告が終わった後、夫が戻ってくる。
「マイ、雑誌狩って来たよ。」

マイさん

ママの家。

トシヤ(小学校1年生くらい)
「イヤだ、謝らない!
悪いのはあっちだもん!」

ケイコママ
「トシヤ!
先に叩いたのはトシヤでしょ。」

ケイコママ

ケイコママ、相手の親に電話。

相手親
「わざわざ家まで来て頂かなくても大丈夫ですよ。」

ケイコママ「いや・・・でも・・・」

相手親
「まぁ、子供のケンカですし、ケガも大したことないので・・
それにケンカの原因はウチの子がトシヤくんに親がいないとからかったことのようなので。」

「そうですか・・・」

「まあ、そちら(施設)にはいろんな事情のお子さんもいると思いますし・・・
ウチの子にもよく言い聞かせておきますから。」

「・・・申し訳ありませんでした・・・
はい、失礼します。」

ケイコママ

そこにサクラが入ってくる。
「また子供らのために謝ってんの?」

ケイコママとサクラ

サクラとケイコママ二人になって・・・

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ケイコママ
「あの子宮頸がんの妊婦さんと、ご主人はどうなったの?」

サクラ
「奥さんは大きな手術から1か月近く経って、徐々に体も回復してきてるよ。
毎日リハビリも頑張ってるし、あのご主人は半年育休を取って、子供の面会に来たり・・・
奥さんのサポートをしてるよ。」

「大変だね・・」

「うん・・・でも・・・

サクラ

奥さんもご主人も嬉しそうだったよ。」

「良かったね、サクラが助けてあげたんだね。」

「僕が助けたわけじゃないけど、彼女は自分で子供を育てられるよ・・・
・・・・
母さんも・・僕を産んで、自分で育てたかったのかな・・・」

「サクラ・・・」

ケイコママの回想。

幸子(サクラの母親)
「ケイコさん・・
子育てって大変ですか?」

「え?」

「私はサクラを育てられるかわからないから・・・」

ケイコママと幸子

ダダをこねたり、いたずらやケンカしたり・・・
ウソをついたり、隠し事をしてみたり・・・
子供って毎日必死に生きてるんだな~って思う。
お陰でこっちはいつも頭下げて回ってるけど。」

「でもケイコさん楽しそう。」

「楽しいよ。
昨日までしなかった表情で睨みつけて来たり、急に大人っぽい真剣な顔したり、大粒の涙を流して泣いてみたり。
こっちの疲れなんて吹っ飛ぶくらいの笑顔を見せてくれる・・・
私は毎日、あの子達から目には見えないものをもらってる。」

「ケイコさん、私・・親のいない子は可哀相だって思ってた。
でも違う。
可哀相なのは子供のそばで成長を見られない親の方かもしれない。

ケイコママと幸子

ケイコママ
「・・・サクラ。
あんたのお母さんは生きてサクラを育てたかったんだ。」

サクラ
「子供のころ・・・
僕が産科医になりたかった理由は・・・
僕の母さんとケイコママの赤ちゃんを助けたかったからなんだ。」

「サクラ・・」

「もちろん、そんなことは無理なんだけど・・・
僕は今でもそのつもりで産科医をやってる。
母さんに産んでもらって、ケイコママに育ててもらって・・・
僕は本当によかった。」

「年寄り泣かすんじゃないよバカ!」

「ケイコママ連弾しない?」

「ベイビーに誘われるなんて光栄だわね。」

ケイコママとサクラ

–142話ここまで

次回 コウノドリ 143話へつづく

○感想

よかった、本当によかった。

マイさんの涙を見た時は、多分大丈夫だったんだろうなあとは思いましたが。

ほっとしました。

次のシリーズは何だろな。

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