クダンノゴトシ 5話 馬場あゆみ 其ノ弐

公開日:  最終更新日:2015/10/04

–救いの手、届かず。光の叫びも虚しく–

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光の説得で思いとどまりかけたあゆみだったが、足を滑らせ、落ちていく。
地面にたたきつけられたあゆみ。

あゆみ

だが、すぐに目を見開き、起き上がったのだった・・・

あゆみ起き上がる

あゆみの部屋。
サークルのメンバーが見舞いに来ている。

見舞い


「ダメ!ちゃんと寝てないと。」

あゆみ
「病院で軽い打ち身だって・・・」


「それでも!」


「軽い打ち身って・・・あり得ないだろ・・」

洋太
「あゆみが助かって良かったじゃねーかよ。何か不服なのか、光!?」


「旅行の帰りから明らかにおかしいことばっかりだ・・
牛の化け物・・・辰巳の不幸・・・そして今日のこと。
みんな・・まだこれが幻覚だと思ってるのか?」

全員黙り込む・・・

伸司がおもむろにダブレットを取り出し、
「みんな・・これを見てくれ。
ネットで拾っただけの情報だが・・
件(くだん)・・半人半牛の妖怪だ。
江戸時代から西日本を中心に日本各地で目撃談があるらしい。
諸説あったがすべてに共通していたのは、予言をするということ。」

くだん

伸司
「伸司「自分でもバカバカしいと思う・・・
河童やろくろ首同様、呪術的思考の産物や迷信、
妖怪なんてファンタジーだと思ってたからな・・・」

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「だけど、現実だ。
現に辰巳は、もうここにはいない。」

あゆみ
「やっぱり私・・・もうダメなんだね。
予言された日から7日後ってことは・・私の命はあと4日か。」


「何言ってんのあゆちゃん!
絶対にそんなことさせないよ。
みんな何か考えて・・あゆちゃんを助けなきゃ!」

伸司
「当然だ。全員の命が懸ってるからな。」

洋太「全員?」

伸司
「思いだせ・・・クダンが旅行帰りの俺たちに言ったことを・・」

クダン
「雨・・ガ降るル・・ソシ・・テ・・オ前・・ラハ・・」

くだん

伸司
「お前ら、だぞ。連鎖は始まってるんだよ・・
このままだと、全員生きてはいられない。」

「ピンポーン」

玄関のチャイムが鳴り、外でガサガサという音が・・・

玄関

–5話ここまで

○感想

実際、高いところから落ちてきて地面にたたきつけられた人間がむっくりと起き上がったら、ビックリするどころじゃないような・・

前にも書きましたが、なぜ、サークルのメンバーが狙われるのかということと、
あゆみの前に現れたクダンが辰巳の顔をしていたことを考えると、
この旅行帰りと光の前にあらわれたクダンの顔にも意味がありそうですね。

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