クダンノゴトシ 2話 白石辰巳 其ノ一

公開日:  最終更新日:2015/10/04

-共に過ごした4年の歳月。最後の日々に出会ったのは、
決して逃れられない悪夢。-

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kudan

前回、自ら命を絶とうとした光の前に現れた人面牛。
その人面牛は朝になると姿を消していた・・・

その6日後、2月26日。
光は旅行サークルのコンパに参加するため、街を歩いていた。
(あの悪夢から6日・・結局こうして生きているし、
かといって前向きにもなれず・・・何やってんだ俺)
店に着くと、股間を皿で隠し、辰巳が裸踊りをしていた。
他のメンツは千鶴を抜かして全員そろっていた。

あゆみと舞が光にからんでくる。
「今日集まったのはほかでもない!千鶴の件話してもらおうか?」

ayumimai


「やっぱり知ってたんだ・・・。」


「やっぱりじゃない!ちづちゃんの様子がおかしいから
舞が問いただしたの!」
あゆみ
「どういうこと?一方的に別れるって!
内定きまんないくらいで自ぼう自棄になりやがって。
甘えんな!!」

あゆみが光につかみかかる。


「放せって、あゆみ。だいたいこれとそれとは関係ねえって!」

あゆみ
「ある!あんた・・・母子家庭の千鶴がほとんど自分で
学費払いながら学生やってたの知ってるよね?
そんな生活でも千鶴は成績優秀だった。
いくつも内定もらってた・・・
なのになんであの娘は小さな会社の事務員になんかなるの?
それはね、時間に融通の利くところを選んだの!
光との時間を選んだの!」


「千鶴とは・・・出身が同じ山梨ってだけで仲良くなって・・
んで流れで付き合うようになったんだ・・・
俺なんかよりもっと相応しい相手がいるはずだよ。
だったら別れるのは早い方がいいだろ~?」

あゆみ
「あんたねえ・・・」

光はトイレに立つ。

辰巳
「あゆみ・・・あいつもいろいろ悩んでんだって。
いつもヘラヘラしてっけど・・根はけっこうマジメでいい奴なんだぜ?
だから千鶴ちゃんは光を好きになったんだろ?」

あゆみ
「辰巳・・・」

公園で一人タバコを吸う光。
そこに辰巳がやってくる。

tabako

辰巳
「光、お前が一人でいろいろ抱え込んでいるのはわかる。
当然、全部理解してやれるわきゃねえんだけど、
ただ・・・オレはそんなお前をちゃんと見てるぜ。
当然千鶴ちゃんもな。」


「辰巳、お前いいやつだな。あゆみもいい奴だ。
お前ら2人お似合いだよ。」

辰巳
「突然何だよ!」

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「おまえがあゆみのこと好きなのはみんな知ってるぜ。
そして、あゆみもお前のこと好きだよ。マジで!
あゆみもうすぐ誕生日だからその時告れよ。」

辰巳
「明日になっても生きてたらな・・・」

どうやら辰巳も旅行から帰った晩にあの”人面牛”を見たらしい。
そして”命はあと7日”という予言をされたという。


「7日後ってことは、今日?」

辰巳
「生きていたい。あゆみにも好きと言ってねえ。」

「アホか!」

と他のメンツが登場。
聞いていたらしい。

「辰巳!もう8日目だぞ。」
公園に設置してある時計を見ると零時を回っていた。

伸司
「お前ら二人とも泥のように眠ってたんだろ?
だったらただの金縛りじゃねーか。」

洋太「集団幻覚なんて不思議体験しちゃってっからねぇ。
そりゃ金縛りになったら悪夢ぐらい見るわ」


「つーか辰巳っちついに言ったね!
あゆちゃんのこと好きだって!」

洋太
「辰巳、行け、男だろ!」

辰巳は意を決して立ち上がり、
「あゆみ・・オレ・・お前のこと—」

と言いかけたその瞬間—

時計の支柱が折れて辰巳の頭部に直撃したのだ!!

tokei

本当の悪夢が始まった・・・

○感想

他のメンツにも人面牛は予言を残しているのでしょうか。

時計が頭部を直撃したシーンは衝撃的でしたね。
ちょっとオーメンを思い出しました。
これからも度々こういうシーンがあるのかな。
怖い、そして楽しみ!?

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