クダンノゴトシ 25話 藤澤伸司其ノ拾 河合舞其の四

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監禁犯を貪り喰らうクダン・・
振り向く顔は、果たして・・・

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警察による取り調べを受けている伸司と舞。

伸司は少し上の空。

刑事
「藤澤君!
どうした、気分でも悪いのか?」

「いえ・・・すみません。」

「そうか・・・
じゃあ一連の流れを確認させてくれ。
えー、ニュースで事件を知った君たちは、ボトルロックカッターや包丁を持ち、それぞれ聡介くんの救出に向かった。
そして偶然現場で出会い、何者かによる現金ばら撒きの騒動に紛れ、マンション内へ侵入。
しかし、そこに犯人の姿はなく、部屋には血の海が広がっていた。
その想像を絶する光景を目の当たりにした君たちは、気を失ってしまった。」

伸司と舞「間違いありません。」

刑事
「ったく、無茶なことを・・・
犯人が刃物を持っていたのは間違いなかったんだ。
場合によっては命が危なかったんだぞ?」

伸司と舞「・・・・」

伸司
(俺が持っていた短刀や拳銃はなぜ無くなった・・?
チンピラ同様・・・
それらもクダンが喰らった・・・?)

刑事
「しかし、犯人共はどこに消えちまったんだろうなぁ・・・
血だまりのみで、し体はなし。
逃走した形跡もなし。
刺された小野寺洋太君は意識朦朧でハッキリした記憶なし。
聡介君に至っては”牛が助けてくれた”としか言わない・・・
極限状態で錯乱してしまっているんだろうな・・・
ったく、不思議な事件だよ。」

その時、若い刑事が入ってきて、伸司が襲撃した事務所の件を伝える。

ただし、警察は内部抗争だと思っている。

組対だけでは手が足りず、一課(取り調べ中の刑事)にも協力してほしいということらしい。
(あまりにし体が多いため)

若い刑事
「とにかく手が足りないらしくて・・・」

刑事
「わかった、今行く。
君たちはもう帰っていいよ。
ただ、また話を聞くことがあるかと思う。
いいね?」

伸司と舞「わかりました。」

警察を出ると、伸司の両親と聡介ちゃんが迎えに来ていた。

「お兄ちゃん!」

と駆け寄る聡介ちゃん。

両親は舞に挨拶。

伸司
「父さんたち、車で待っててくれないか。
聡介と少し話したいんだ。」

伸司
「聡介・・・
お前、”またあの牛にに助けてもらった”って言ったよな。
前にもそんなことがあったのか?」

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聡介
「うん。
雛祭りの日の夕方・・・ボク、車に轢かれそうになったんだ。

クダン

伸司聡介舞

舞はハッとする。
(勘違いしてたのかも・・・
クダンは悪い妖怪じゃないって秀美ちゃんも言ってた。
もしかしたら・・
いや、きっとそう。
クダンは・・・
神様の使い・・・!!)

伸司と舞は病院にいる洋太を見舞う。

伸司「洋太。」

洋太
「伸司・・舞・・」

伸司
「悪かったな・・・
俺がお前に言付けを頼んだばっかりに。」

洋太
「水臭えこと言うなって!!
へへ・・結果オーラ・・・」

洋太、いてて・・と腹を抑える。


「無理しない方がいいよ、ヨウヨウ・・・」

洋太
「不じ身ってよぉ・・・
痛さ感じねえんだと思ってたわぁ・・・
勘違いしてたわ~。
刺されんじゃなかったわ~。」

伸司
「ところで洋太・・・
クダン・・
クダンがあの場に現れたんだよな?」

洋太
「意識遠のいてボンヤリだったが・・・
確かに・・現れたよ。」

伸司
「顔・・・
クダンの顔は見たか!?」

洋太
「ああ・・見たぜ。」

伸司
「知ってる・・顔か?」

洋太
「あの顔・・・
あの顔は・・・

光

その光。

校舎の屋上で寝ている・・・

あの日、聡介たちを救ったのは光・・?

その真実は本人さえもまだ知らない。

–25話ここまで

次回 クダンノゴトシ 26話へつづく

○感想

確かに伸司が持っていた銃や短刀が無くなっていたのは不思議です。

クダンにまつわるエトセトラが全然わかりません。

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