ものの歩 15話 自分の将棋

公開日: 

竜胆の家での特訓の続き。

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超早指しでのでの特訓である。

竜胆

竜胆
「5分将棋から始めて、最終的には1分将棋まで縮める。」

信歩
「1分・・・って、一手1秒くらいですか!?」

竜胆
「大会まで2か月。8万分はあるからな。指せるだけ指すぞ!」

ここで信歩、手がつってしまう。

竜胆
「少し休憩するか?」

信歩

竜胆
「・・・おう。」
(この賭けを2か月・・・外したら目も当てられねーな・・・)

十歩との電話の回想。

十歩

十歩
「選択肢を絞る。
それが信歩の最大の課題なんだ。
だから戦法は矢倉に絞る。
それだけで選択肢はかなり削れる。
矢倉の弱点は振り飛車戦法だけど・・・
知っているだけで使いこなせない対策の検証は最初から省く。
信歩の読みの力で押し切る。」

信歩
(大丈夫。自分は信じて進むだけだ。)

信歩、かやね荘に帰り、自室でみなとにマッサージをしてもらう。

みなと

下のリビングには桂司と香月と泰金。

桂司
「本当に量だけは敵わねーな。」

香月
「特に桂司はね。」

桂司
「なあ金ちゃん、いけると思う?東京で優勝。」

泰金
「うーん、僕は・・・将棋を覚えて一年で奨励会に入ったから。」

桂司
「いよっ!!神童!」

香月
「天才自慢?死ねばいいのに・・・」

泰金
「違うよ。だから・・・
将棋の成長速度に限界はないと思うんだ。
ましてあの子はこんな家に住んで、僕らを驚かすほどの力に、いい友達やライバルもいてくれる。
あの子が呼び込んだ、この恵まれた環境で・・・2か月は長いよ。」

学校での信歩。

クラスメイトとのコミュニケーションが割と普通になってきた。

信歩のことが気になる様子の女子が一人。

女子

放課後、将棋部で竜胆と信歩が相変わらず早指し特訓。

竜胆と信歩

日に数回は信歩が勝てるようになった模様。
(1日数百局指しているらしい。)

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かやね荘に帰った信歩は自分のノートをすべて処分している。
(信歩は結果を出すようにと、厳しく育てられた。
しかし、結果を出せない信歩は無意識に努力の過程を残す癖がついていた。)

そこにみなとが帰ってくる。
「アンタの部屋のノート、全部捨てるの?」

信歩

中に入ると、泰金が待ち構えていた。
「信歩ちゃん、僕と指そうか。」

平手で指すのは初めてらしい。

泰金
「矢倉しか指さないんだって?
見せてごらん、キミの時間を。」

信歩

信歩
(矢倉の弱点は振り飛車。
リスクは理解していたつもりです。

奨励会三段・・・

泰金

香月
「何?泰金が指してんの?」

桂司
「信歩が矢倉に絞ってんの知ってて・・・振り飛車ぶつけて来たんだよ!!」

信歩
(矢倉ならここで銀を上げる・・・
でも他の戦型に変えるなら今しかない。
矢倉じゃ勝てない・・・)

竜胆と十歩を思い浮かべる信歩。

次の一手は・・・

矢倉

信歩
(勝てる、勝てないじゃない。
駒にさわり続けたこの手を・・
歩いた道を信じて・・)

母親が最後に残した言葉
「まっすぐいきなさい」を思い出し、そして・・・

信歩

泰金
「・・・曲げないんだね。
本気で信じてるんだね。

泰金

形なんかなくても、君や僕たちは覚えている。
この春、この世に信歩ちゃんより頑張った人間なんているもんか。

泰金と信歩

–15話ここまで

○感想

いいですね。信歩ちゃん。みんなに育ててもらって。
友達がいないことが悩みだったのに。

十歩の作戦通り、信歩の読みの力で勝ち進めるのでしょうか。

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