ニセコイ 201話 ハルカゼ

公開日:  最終更新日:2016/01/18

冒頭、長い髪を後ろに束ねた少女が和菓子を作っている。
お菓子はキレイにできているが、一口食べては、ため息をついている。

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桜が咲く中、登校する春。
(春、新たな門出の季節。私も今日から高校2年生。
私も何か新しい自分を見つけられるでしょうか。)

春

後ろから
「ハ~ルセンパ~イ。」

叫びながら走ってきたのはりっちゃん。

りっちゃん

今日から凡矢理高校に通う1年生。
「去年1年間は先輩がいなくてそれはそれは寂しかったんです。
久々に親愛のチューを・・・」


「こらこら、したことないでしょ、そんなこと。」

横から「おはようりっちゃん。」

と割って入ってきたのは風。

りっちゃんは、頭をつかんでいる風に対して
「風ちゃん先輩お久しぶりです。
キャー先輩に会えて嬉しいなー。
そこどいてくれます?」


「ウフフ私も嬉しいよ。どかない。」


「あーもう、二人ともケンカしない!」

春のクラス。

ホームルームで進路希望の調査をしている。

特に決まっていない春はずっと悩んでいる。

休み時間、春は風に進路について相談。


「春の進路?和菓子屋さんでしょ。ご実家継ぐんじゃないの?」


「10人に聞いたけど、みんなそう答えたよ。」

話を聞くと、最近スランプで、上手く和菓子を作れないらしい。
そして、和菓子作りが楽しくない。
そういう状態なので、和菓子職人になるかどうか悩んでいるのだ。

風は大学に行くかどうか悩んでいるらしい。


「春のそのスランプはいつごろからなの?」


「う~ん、ちょうど1年くらい前からかな・・」


「じゃあ、一条先輩のせいだ。タイミングもピッタリ。」


「違うってば!」

風

しかし、春はまだ楽への想いを断ち切れないでいるのは確かだった。


(先輩はお姉ちゃんが好きで、お姉ちゃんは先輩が好き・・
もしかしたらこのスランプも本当に 諦めきれないでいる私への罰なのかもしれない。)

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家に帰った春は小咲にも進路の件を聞いてみる。

しかし、小咲はまだ進路を決めていなかった。


「え~お姉ちゃん、まだ進路決まってないの!?
お姉ちゃん、3年生でしょ!?
そんなんで大丈夫なの。」

小咲の心臓に春の言葉がぐさりと突き刺さる。
「うう・・・分かってる。
分かってるから、そんなに追い込まないで・・・」

小咲
「・・・でも私はてっきり春はお店手伝うと思ってたよ。
春の作るお菓子おいしいし・・・
あ、どうせなら一条君に相談してみたら?
作ることに関してなら今はもう私よりも詳しいし。」


「ええ!?やだよ、先輩に助言を請うなんて!」

小咲
「でもせっかくの機会だよ?
明日ちょうどバイトに来て貰えるからさ。」

翌日、お店に楽登場。
「ちわーす。よろしくお願いしゃーす・・・」

小野寺母
「おーす!少年!今日も頼むわよ~!!」

小咲
「おはよう、一条君!」


(ったくこの先輩はいつもいつも、私が諦めなきゃって思ってる時に限って目の前に・・・
少しは人の気持ちも考えて下さいよ全く。)


(正直今回ばかりは来ようか迷った。
千棘への気持ちに気付いてしまったから。
でも、だからこそ向き合わなくちゃいけねえ。
小野寺が・・・オレにとってどんな存在なのか・・・
小野寺はずっとずっと特別な女子だった。
中学の時からずっと好きで、見つめ続けてきた女の子・・・
それは千棘を好きだと分かった今でも変わらねえ。
小野寺への気持ちが少しも減ったわけではないのだ。)

楽が小咲をじっと見ていると、小咲も気づいて真っ赤になる。
そしてあわてて口笛を吹きながらよそにいってしまう。

小咲

そんな様子を見て楽
(はい、かわいい。
ぐおお、少し前なら素直にときめけてたのに今は複雑な胸の痛みが!!
だってやっぱ好みの女の子なんだよな、ちくしょ~。)

よろけた小咲をサポートする楽。

そんな様子二人のを見ている春は
(まったく朝からイチャイチャしちゃって。
そんなに仲良いんだからさっさとくっついちゃえばいいのに。
そうしたら私だって少しは楽に・・・
いっそ教えちゃおうか?
お姉ちゃんは先輩が好きなんですよって。
そうしたら・・・)

そう考えると胸が苦しくなる春・・・

1時55分。
春が休憩に入る。

春が一人で休憩していると、楽が入ってきて、試作した和菓子を食べてみてくれという。

和菓子


「春ちゃんの意見はいつもわかりやすくて、参考になるし、なんかアドバイスくんねーか?」


「全く仕方ありませんね。
そういうことなら私が辛口コメントしてあげます。」

こういうやり取りをしながら、春は自分の心が満たされていくのを感じる。

春

(諦めなくちゃいけないのに・・・
これ以上好きになっちゃいけないのに・・)

これ以上一緒にいると、いよいよまずいと思った春はまだ休憩時間は残っているが、仕事に戻る。

すると、母親と小咲が何やらもめている。

母親が楽も呼んで、3人にあるチラシを見せる。

”凡矢理和菓子コンテスト”

小咲
「これがどうしたの?」


「いやいや、どうしたのじゃないわよ。
出んのよ、あんたたちが3人で。」

母と3人

–201話ここまで

○感想

春ちゃん、苦しそうですね。

諦めようと思えば思うほど、想いが募っていく・・

ほっとくと病気になっちゃいますよ。

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