ニセコイ 202話 シンケン

公開日:  最終更新日:2016/01/25

小咲と春、そして楽の3人で出場することになった和菓子コンテスト。

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3人はその会場に来ている。

割と大きい。
もう、何組もスタンバイしている。

会場


「すみませんね、先輩。
ウチの母が突然・・」

回想。
小咲、春のお母さんが強引に出場を決めた場面。

和菓子コンテスト?


「だってウチの宣伝にはもってこいでしょ?
あんた達にはチーム “おのでら” としてコンテスト入賞を目指して貰うわ。」


「いやいやそんな勝手に・・・!
私達はともかく先輩は関係ないでしょ!?」


「一条君、出るの嫌?」


「いや・・・嫌ってわけじゃないですけど・・」


「そ、ならいいじゃない」

小咲
「でも・・・ウチの宣伝っていうならお父さんが出た方がいいんじゃ・・」


「このコンテストは未成年が対象なの、あんた達しかいないのよ。」


「・・・で、でも・・私はやっぱり遠慮しとこうかな・・
先輩とお姉ちゃんで出ればいいじゃない。
私は・・先輩と一緒なんてその・・…」


(サラッとヒドイこと言うな・・・)


「な~に言ってんのよ春。
あんたが出ないでどうすんの、あんたがこのチームのリーダーなのよ。」


「リ・・!リーダー!?」


「当たり前よ、あんたがこの中じゃ1番経験豊富なんだから。
任せられるのはあんたしかいない!」


「そ・・そんな事は・・」


「いい!?どうせ出るんなら優勝よ優勝!!
あんた達の腕を見せつけていらっしゃい!!」

ホホホホホホ・・

上位入賞を信じている母親の様子を思い出し、楽はプレッシャーを感じているらしい。

春は和菓子のことより、楽への想いが再燃してしまうことに危機感を強めている模様。
(ううん、今はこっちに集中集中!
出るとなったからには良い和菓子作んないと!
スランプ脱出のきっかけになるかもしれないし・・!)

調理開始のコール。


「それで、どういうの作るんだ?」


「和菓子ですからね、季節を取り入れた物にしないといけません。
今は春ですから桜をイメージした上生菓子を作ろうと思います。
幾つかの層に分かれていて色んな香りや風味を味わって貰おうかと。」


「おお・・うまそう。」

春はメインの錬りきり餡。
楽は求肥。
小咲は羊羹と葛を使った細工物を担当。

調理は進み、、春は小咲に味見をしてもらう。

小咲
「うーん、少し桜が主張しすぎてるかな」

春はギク。

小咲
「これ後で下の葉の層と合わせたいんでしょ?
これだとそっちの風味も隠しちゃうかもしれないよ?
あといつもより少し火が強かったんじゃない?
ちょっと甘みが出すぎてるのとそれから・・・」

あまりに的確なコメントに驚く春。

春

楽が二人に味見を頼む。
「結構いい出来だと思うぜ。」

春、一口食べてビックリ!
(ウマ~!!
なにコレおいっっひ!!
赤ちゃんのほっぺのように柔らかくて、シルクの様にキメ細やかで・・
そして完璧な弾力!!
こんな求肥・私にはとても・・!)

小咲
「すご~い!
すっごくおいしいよ、一条君~!!」

照れる楽
「いや~、たまたまだよ、たまたま。」

春は本当にショックを受けている
(趣味でやっている先輩に毎日お店で作っている私が負けるなんて・・)

そして春は楽と小咲が談笑する様子を見て、ちょっとジェラシー。

3人

春、2人が気になって、調理をしながら考え事に入ってしまう。
(良いことじゃんか。2人が仲良くしてるのは・・
2人がくっつけば楽になるんだから、諦めなくちゃいけないんだから。
その方が・・いいんだから・・・
ん?でももしホントに2人が付き合って結婚とかして、いつか話したみたく3人で和菓子屋やることになったら・・
うわ何ソレ超気まずいじゃん!!
やっぱり私、職人なんて目指さない方が・・・)

春、餡を火にかけていることをすっかり忘れてしまっている。

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小咲
「何か、焦げ臭くない?
・・・
春!お鍋!」

春、慌てて火を止めるも、時すでに遅し。

餡がダメになってしまった。

もう材料もない。時間もない。

春、頭を抱える。
(うう・・何やってんのよ私のバカ・・
まさかこんな大ポカやらかすなんて・・・
餡がなくちゃ上生菓子なんて作れない。
桜色の替わりになる物もないし・・
どうしよう・・私のせいで・・・)

ここで小咲が提案。
「ねえ一条君、求肥の着彩用にうぐいすきなこ使ってなかった?」


「え?ああ、使ってるけど」

小咲
「確か白玉粉もまだ余ってたよね。
だったらこれでうぐいす餅とか作れない?」


「あ!なるほど!
うぐいす餅も春を代表する和菓子だしいいかもな!
だったら小野寺の作ってる細工物も使おうぜ。
元々桜の葉をイメージして作ったんだろ?
同じ緑で相性いいかも。」

小咲
「あ!確かに!
前にお父さんが菜の花畑をイメージしたのを作ってたの。
それをアレンジして桜の塩漬けもあるからアクセントに加えて・・」


「おお!
なんかまとまって来たな!
時間もねえ、早速始めよう!」

春のミスを2人がカバーしてくれている。

そんな様子を見て春はいたたまれなくなる。
(私・・要らないじゃん・・)

楽と小咲は菓子作り没頭。

そして楽が
「春ちゃん、ここの上白糖の分量なんだけど・・」

と言ったところで、春が消えていることに気づく。

春

春は廊下にうずくまっていた。
(なにやってるんだろ私・・
これでも和菓子作りにこだわりとか、自負とか プライドがあるつもりだった・・
だって毎日作ってたんだもん、研究してたんだもん。
なのに・・全然ダメじゃん私・・
何がリーダーだよ!!
2人の足を引っぱることしか出来ないのに!

・・やめちゃおうかな もう和菓子作るの・・」

楽は春を見つける。
「いた!
なにやってんだよ、こんなとこで。
急にいなくなって心配したぞ。」

春は、私がいたってお役に立てませんから、といじけている。


「落ち込んでんのか?」

春「当たり前じゃないですか、あんな大失敗して迷惑かけて。
先輩の方がよっぽどおいしい和菓子も作るしどうせ私は・・」

楽、少し考えて、
「オレならきっとそんなに落ち込まねぇだろうな。」

春、ちょっと怒る。
「なんですか!
悪いですか落ち込んじゃ!!
えーえーすみませんね、役に立たない上にメンタルまで弱くって・・!
先輩に私の気持ちなんか・・」


「そうじゃねぇ、オレじゃあ君ほど真剣に落ち込めないって言ってんだ。」


「・・」


「春ちゃんがそこまで落ち込むのは和菓子のことがそれだけ大事だからだろ?
小野寺に聞いたんだ、最近春ちゃんが悩んでるって。
確かにオレは料理で小手先のことまでならある程度出来るよ。
でもずっとその道で頑張ってる奴には到底敵わねえ。
春ちゃんの和菓子からはいつも・・食べてくれる人への気遣いとか思いやりとか熱意が伝わってくるんだ。
そんな味、オレには出せっこねー。
オレに作れるのはそこそこの物までだよ。
きっとその先、本当においしい物を作れるのは・・

春

実際今だって分かんないとこ出てきて困ってたんだよ。
小野寺も分かんねえって言うし・・・」


(本当に この人はもう・・)

楽、しれっとした顔で
「それにアレだ、あいつも君の和菓子が好きだって言ってたぞ!
例の王子様!
ほら、店で春ちゃんが担当してる和菓子あるだろ?
あれがとにかく気に入っててわざわざ遠くから買いに来てるほどなんだよ!
あいつ今はどこにいるんだろうな~。
と・・とにかく春ちゃんの和菓子を好きになる奴はいっぱいいるんだよ!
だから元気出して・・」


「先輩。」


「ん?」

春

–202話ここまで

○感想

楽の励まし、途中まではいい感じでしたけどね。

王子様の話は余計だったか?

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