ニセコイ 214話 イドコロ

公開日: 

これから終業式!

皆で移動中。

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小咲
「あ・・・えーと・・・
るるるりちゃん!
私ちょっとお手洗い行ってくるね!」

るり
「・・・え?
でももうすぐ終業式始まるわよ?」

小咲
「うんゴメン、すぐ戻るから先に行っててくれる・・・?」


「・・・なぁ集、オレちょっとトイレ行ってくるわ。 
わりーけど先に体育館行っててくれ。」


「え?おー了解・・・
 あ・・・だったらオレもついでに行っとこうかな~」


「え!?
あっでも・・・
オレ腹痛ぇから長くなるかもしんねぇぞ!?
いやむしろコレ保健室行った方がいいかもしれん。
あいでででー 
やっぱ保健室行ってくるわ!!」


「え?あー・・・
おー・・・お大事に・・・?」

集とるり「??」

楽と小咲

小咲
「ドキドキしたね~
誰かに見つかったらって思うと・・・
私こんな風に授業とか行事サボった事なんてないからまだドキドキしてる。」


「オレだってこんな事ほとんどした事ねぇよ・・・」

小咲
「・・・後でバレたら怒られちゃうよね」


「おう、そん時は全力で謝ろう。」

小咲
「正直、一条君には止められるかなって思ってた 
一条君真面目だし。」


「オレの方こそ意外だったぞ。
小野寺がこんな提案してくるなんて。
・・・なにか理由があるんだろ?
でなきゃ小野寺がこんなこと言い出すわけねぇから・・・」

小咲
「・・・うん・・・そうだね・・・ 
こうでもしないと一条君と2人きりで話せないような気がしたんだ。
終業式の後に皆で相談する事になってたし・・
一条君も最近はずっと暗い顔してたし・・・
ホントはずっと話したかったの。
千棘ちゃんの事。」


(あーうん。
だよね・・
何も期待してないしてないぞーっと!!)

小咲
「・・・どうしていなくなっちゃったんだろう。
何か悩み事でもあったのかなぁ・・・」


「・・・さぁな 今の時点じゃ分からねぇ事ばっかりだよ・・・ 
小野寺は千棘と仲良かったもんなぁ。」

小咲
「うん 千棘ちゃんが日本に来て以来ずっと一緒だし。
・・・千棘ちゃん 自分の意志でいなくなっちゃったんだよね。
もし何か悩んでたんだとしたら私・・・
何にも気付いてあげられなかった。 
もし気付いてたら・・・私・・・」


「・・・それはさすがに考えすぎじゃねぇか?
そんな大事な悩みがあるならきっとオレ達の誰かに相談してくれてただろうし・・・」

小咲
「千棘ちゃんに最後に会ったのって一条君なんだよね?」


「ああ オレと別れた後つぐみに “今日は疲れたから寝るわ、起こさないで” ってメールがあったきりで
直接会ったのはオレで最後みてぇだ」

小咲
「・・・どんなこと話してたの?」


「う~ん・・・でもホントたわいもねぇ話しかしてなかったと思うけど・・・
あ、そういえばあいつ 小野寺のことをいっぱい話してた気がするな。」

小咲
「・・・私のこと?」

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「ああ よく分かんねーけど急に小野寺のことどう思う?って聞いてきて。
本当に素敵な人だよねって・・・
あいつもホント小野寺のこと好きだよな~
小野寺のことずっと褒めてたよ。
あんな素敵な女の子はそうはいない。
泣かせたら許さないわよって・・・」

小咲
「・・・千棘ちゃんが・・・
そんなこと・・・」
(・・・? 
泣かせたら許さない・・・? 
どうして千棘ちゃんそんな話・・・)

小咲の回想。

千棘

小咲、ハッとする。
(まさか、千棘ちゃんまさか・・
千棘ちゃんの好きな人って・・・
やっぱりあの時、千棘ちゃんは聞いてた・・・? 
だとしたら千棘ちゃんがいなくなったのは・・・)」

その時、楽の携帯電話が鳴る。


「オレのだ、集とかかな・・・ 
!! 
千棘の親父さんから・・・!! 
・・・もしもし。」

アーデルト
「やぁ楽君、随分待たせてしまってすまないね。
ようやく千棘の居所が分かったよ。
約束だからね、君にも伝えておこうと思って。
ただ先に言っておくと、彼女が今、君に会いたいと思ってくれるかは保証できない。
それでも会いに行くと言うのなら私は止めはしないよ。
彼女が今いるのは・・・」

千棘の居場所は・・・

ニューヨーク

千棘


「次はコレお願い。
ここの資料を元にサマリーの内容を分類して項目にそって評価しておいて。
クライアントの指定の確認もお願いね。」

「りょーかい」

周りの社員達はざわついている
「・・・すげぇ あれがマダムフラワーの娘さん?」
「オレ達が3日でやる仕事を半日で・・・
やっぱ華さんの血だな・・・」

千棘

千棘
(・・・今頃皆どうしてるかな。
勝手に飛び出してきて。
きっと怒ってるだろうな・・・)」

数時間が経ち・・・再び社長室に行った千棘


「・・・さて、そろそろ休憩にしましょうか。
コーヒー入れてくれる?
流石、仕事の覚えが早いわね。
このまま秘書として採用したいくらいだわ。」

千棘
「・・・ありがと。
ゴメンね、いきなり転がり込んじゃって。」


「いいのよ気にしなくて。
あなたがただ落ち込んで何もしないようだったら追い出してたかもしれないけど・・
あなたは自分がここにいられる分はしっかり働いてるし。
何より私もあなたに会えて嬉しいしね。
それで?あなたこの先どうするの?」

千棘
「・・・まだ色々考え中かな もう少しだけここに居させて欲しいんだけど・・・」


「・・・好きなだけ悩むといいわ。
恋は女の子の一生の悩みだもの。
それにあなた、将来やってみたい事も見つけたんでしょ?
一昨日あなたに会わせた人を覚えてる?
あなたの事を筋が良いって褒めてたわ。
自分の所で見てあげてもいいって。

千棘ママ

千棘
「・・・ありがとうママ」

考える千棘
(・・・元居た所へ戻るか 新しい道へ進むか・・・
・・・戻れないよ いっぱい考えたけど・・・
楽と小咲ちゃんが両想いだって分かった以上、邪魔なんてできない。
2人を祝福したいけど、それも・・・できそうにない。
だって・・・やっぱり楽が好きだから。
でも小咲ちゃんのことも好き・・・
2人が恋人になった後、何食わぬ顔で同じように学校に通う・・・?
そんなこと・・・
私には・・・
・・・・
万里花は知ってたのかな。
2人が両想いなこと
・・・なんとなく知ってた気がする。
全部知った上でそれでも諦めずに楽に向かって行ってたんじゃないかな・・・
・・・ゴメン万里花。
そんなに強くなれないよ。
楽も小咲ちゃんも純粋だし、あんたに変えられなかった楽の気持ちを私が変えられるなんてとても・・・)

自販機のコーヒーを取ろうと少し前かがみになったとき、首にかけられた紐に結びつけられた鍵が出てくる。

千棘

千棘
(鍵・・・約束の鍵・・・ 
・・・もし私が楽の約束の女の子だったら・・
少しは私のこと気にしてくれたりするのかな・・・)

千棘と楽と小咲

–214話ここまで

次回 ニセコイ 215話へつづく

○感想

千棘がびっくりした顔が良かった。

そりゃあビックリするでしょう。

3人の会話が楽しみ。

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