ピアノの森 235話 きっとうまくいく

公開日:  最終更新日:2015/10/03

ショパンコンクールの覇者となったことで負わされる宿命。
そして果たされる念願。

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ショパンコンクールの授賞式の会場にDr.仲尾が現れた!!

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雨宮修平
(まさかワルシャワまで来ているとは・・・このことは、カイ君も知らないはず。)

授賞式が終わると続いて・・・入賞者によるガラコンサートが始まる。

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雨宮修平
(間違いない!Dr.仲尾だ。約束を果たしに来たんだ!
カイ君からあの衝撃的な告白を聞いたのは・・3日前のことだ。
音楽家の手を治す第一人者、Dr.仲尾がカイ君の望む手術を引き受ける条件が
カイ君の優勝だったんだ。そしてカイ君は優勝した。つまり、
カイ君の望みは叶えられる!!
あの時は無茶な話だと思ったけど、叶うんだ!!)

雨宮修平は、授賞式の会場にDr.仲尾が現れたことをカイに知らせたい一心だった。

ガラコンサートは今日を含めて3日間行われる。
今日のプログラムは比較的短い曲で構成されているから、この後すぐ休憩が入る!

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しかし、雨宮修平は、会場の人の多さで、カイのところまでたどり着けない。

よろけたところを偶然阿字野に助けられる雨宮修平。

阿字野
「どうしたんだい、慌てて・・・大丈夫か?」

ジャン=ジャック・セロー
「カイなんて早々に寝ちゃったからいいけど・・・
また今日もこの後飲み会だよ。雨宮君の体力は持ちそうかな。」

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雨宮修平は、休憩後の演奏にも集中できなかった。
これから起きるであろうことを・・繰り返し想像して気をもんだ。

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その雨宮が、パン・ウェイのアンコール曲、リストのラ・カンパネラで我に返った。
同時にカイのラ・カンパネラを聴いた時の衝撃を思い出していた。
しかし、今はパンのラ・カンパネラで落ち着いたのだった。

雨宮修平
(カイ君、きっとすべてがうまくいくよ!
生きていると思いもよらないことが起きて、
ぼくらはそのたびに翻弄されて、泣きわめいたりするけど、
今ならすべてがうまくいくような気がするよ・・・
だって君はこのショパンコンクールで優勝したんだぜ!!)

カイが登壇。

会場のショパン協会会長、マレク・ブゼクは身構えていた。
「さあ、聴かせて見ろ。王者のピアノを!!」

カイの1曲目はマズルカ・・・

マズルカを弾くのは、マズルカ賞をとったものの義務だ。

kai

演奏が終わり、拍手が鳴りやまない。

マレク・ブゼクの涙が止まらない。

明日はパンとカイが協奏曲をやる予定。
観客たちはそれが気になる様子。

一方、Dr.仲尾はカイと連絡がつかず、いらだっていた。
偶然近くにいた阿字野にコンタクトを取ろうとする。

–235話ここまで

○感想

前回、ショパン協会会長、マレク・ブゼクは審査員のひとりに
マズルカはポーランドの心だ、
なぜ日本人にマズルカ賞までくれてやったんだ、
と文句を言っていましたが、
今回、カイのマズルカにブゼクは感動して涙を流しました。
これでブゼクもカイのマズルカ賞受賞に納得したことでしょう。

カイが阿字野の手術をDr.仲尾に頼んでいることは阿字野は知りませんが、
次号でDr.仲尾は勝手に、阿字野にコンタクトをとってしまいそう。
どうなってしまうのでしょうか。

あらすじ
森に捨てられた壊れたピアノを弾いて育った少年カイの物語。はじめは楽譜すら読めないカイが、かつて天才ピアニストと呼ばれた阿字野壮介と出会い、また、周囲を取り巻く人々によりピアニストとしての才能を開花させていく過程を描いている。

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