ピアノの森 239話 手術

公開日:  最終更新日:2015/10/03

–森の端が解体されていく。–

スポンサードリンク

すでに建物の取り壊しは大方終了。
跡地には自然公園、大手スーパー、住宅街ができるらしい。

解体

阿字野とジャンが病院で梨本と話をしている。

梨本
「あれからちょうど3か月ぶりですね!
決心がついて本当に良かったです。」

病院

ジャン
「周りは一刻も早くと気をもんでいたのに・・
カイの日本ツアーが終わるまでは、と言っていたら今になってしまって。」

梨本
「あれは最高でしたね!
ショパン・コンクール入賞者によるガラコンサート世界ツアー。
彼は今ドイツツアーの最中でしたっけ?」

阿字野
「ええ、今はフランクフルトだそうです。」

阿字野のもとにカイから電話があったのは今朝。
フランクフルト公演は、今まで生きてきた中で最高の演奏ができたと、興奮して話していた。

Dr.仲尾登場。
「お待たせしました。いやいやいや、3か月ぶりですかな?」

阿字野は未だあまり好きはないらしい。

Dr.仲尾による手術の説明。

阿字野の左手は事故で腱と腱鞘(けんしょう)が癒着したため、動きが悪くなっていた。
手術をすれば癒着は取れるが、事故当時の技術では、手のひらを大きく切るしかなく、繊細な動き出来なくなる。
しかし、Dr.仲尾が開発した内視鏡を使えば、たった2ミリの切開で治すことが可能らしい。
阿字野は動きが悪いながらも、ピアノをずっと弾いていたので、術後のリハビリもスムーズにいくだろうということである。
しかも、料金は40万円ほどと、聞いていた額よりはるかに安い・・・

ドイツでは、パンがカイに相談をしていた。

パンとカイ

パンは日本に住み、阿字野に師事したいという・・・

カイはそれには反対する。
阿字野は当分誰にも教えないだろうからと。

その時カイの携帯に梨本からの着信。
阿字野の手術が明日の午前中に決まったという。
カイは1週間後に帰ることを伝える。

スポンサードリンク

翌日、カイの携帯に阿字野から手術が無事終わった旨のメールが届く。

そして1週間後・・・

病院

阿字野の手

ジャン
「な!ちょうど1週間目だ。本物見たら信用したかい?」

カイ
「動かしてみて。」

阿字野の手

阿字野
「うん、ウソみたいだ。普通に動くんだよ、カイ。」

カイ
「やった」

ジャン
「やったな、カイ!」

カイ
「やったやったやったやった~~!!!
阿字野の手がやったー!!」

喜び

阿字野のリハビリは、1週間後から始まる。
同時にカイのアメリカツアー(1か月)も始まる。

ツアーには渋谷も同行することに。

ニューヨーク。

渋谷はパンと握手をして嬉しそう。

カイ
「渋谷さんは日本にいるときの倍はテンション高いよね!」

渋谷
「えー、ダメ?だって俺、これが初めての海外なんだよ。」

カイ
「あはは、いいけど。あ、ジャンからメールだ。」

ジャンからメール

–239話ここまで

○感想

阿字野の手術も成功して、終わりに向けて全てが順調に・・とはいかないようで。
やはり、25年のブランクは大きいのでしょうか。

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑