七つの大罪 169話 伝説の最弱聖騎士

公開日: 

ジェリコ
「い・・・意味がわかんねぇ奴だな・・・
祭りに勝って心を手に入れる!?」

ゴウセル
「そうだ・・・
俺は感情を理解する“心”が欲しい」

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ジェリコ
「心を手に入れる為に仲間をころすなんて矛盾してんだろうが!」

ゴウセル
「なら教えてくれ・・・
この祭りに勝つ以外に願いを叶える方法を。
ジェリコ、お前は力を手に入れる為に人であることを捨てようとした。
それと何がどう違う?」

ジェリコ
「・・・っ ああ・・・そうさ・・・
そのせいでバンを・・・
兄貴を傷つけちまった・・・
だからこそ言わせてもらう・・・!
てめぇの望みの為に仲間を傷つけるのだけはよせ!
最後に1番傷つくのはてめぇなんだぞ!?」

ホーク、魔眼による分析
「インドアメガネ・闘級3100、前から進歩なし!
プゴッ タラコ唇見習い(ジェリコ)・闘級280・・・?
ハイ雑魚。
こりゃ楽勝だな!
俺の闘級は3000だったが魔力を手に入れたことによって倍以上に上がったはず、つまりおよそ10万!
まあ安心しろいチョビヒゲ親父・・・ってオイ!」

エスカノールはドロールとグロキシニアに向かって
「あ・・・あの!
ぼ・・・僕は大喧嘩祭り用のお酒を届けにきただけでして・・・
参加するつもりはなかったんです!
どうか不戦敗にして頂けないでしょうか!?」

ドロール「例外は認めぬ・・・」

グロキシニア
「せっかく選ばれたんだから~。
潔く戦うっスよ」

エスカノール

笑うグロキシニア
「アッハッハッ だ~からおもしろいんじゃないスか!
自分の望みを叶える為ならばどんな残酷なことでもやる・・・
キミら人間は元々醜い種族でしょう?」

エスカノール
「だ・・・だだ団長~!
僕はどうすれば・・・」

ドロール
「・・・憐れですね。
あの男の中には怯えしか見えない。」

グロキシニア「団長・・・?」

ドロール
「どうやらあの男とメリオダスは旧知のようですね・・・」

メダリオス

グロキシニア
「ふーん・・・
しっかし相変わらず考えの読めない表情っスねぇ」

ドロール
「表情だけではない。
奴の心の中は我が魔眼をもってしても全く見通せません。」

グロキシニア
「賭けないっスか?彼が仲間を助けようと動くのか、ただひたすら祭りを楽しむのか。」

ホーク
「バカだねーチョビヒゲは。
こりゃ祭りだぜ?
祭りでころし合いなんてするわけねーじゃん!」

エスカノール
「ちゃ・・・ちゃんとルールを聞いてました・・・?」

ホーク「・・・え?」

エスカノール「・・・」

ホーク
「プゴォ~ッ!マジか~!?」

ジェリコ
「いいか!
とにかくここで仲間割れしたらあいつら(十戒)の思う壺だ!」

ゴウセル
「仲間? 
共に戦えば仲間か?
共に旅をすれば仲間か?
共に飯を食えば仲間か?
人が自分に都合良く定義できる、実に曖昧な言葉だ。」

そう言って、前に立ちはだかったジェリコの横を通り過ぎていくゴウセル

ジェリコ
「俺だってよくわかんねぇよ・・・
でも互いを思いやったり、相手が苦しんでたらなんとか力になってやろうと思ったり・・
心と心が通じ合うのが仲間じゃねぇのか!?」

エスカノール「ジェリコさん・・・」

ゴウセル
「いいな。・・・尚更心が欲しくなった」

エスカノール「ゴウセル君・・・!」

ジェリコ「・・・バカヤロウ!」

ジェリコはゴウセルを背後から殴ろうとする。

ゴウセル

ゴウセル

ゴウセル
「さあこれで邪魔者はいなくなった。
魔力5・武力5・気力5、闘級15。
本来なら残飯長たち同様に魔力を使うまでもないが・・・“傀儡縛り(ジャック)”」

エスカノールはゴウセルの方へ歩き出す

エスカノール
「あ・・・あわわ 
か・・・体が勝手に・・・」

ゴウセル
「ライオン・シンに敬意を払い」

エスカノール
「や・・・やめてゴウセル君。
僕はキミと戦いたく・・・」

ゴウセル
「全力で倒そう。
”悪夢語り(ナイトメア・テラー)”」

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ゴウセルはエスカノールの頭を両手でつかむ。

“・・・ル”

“エスカノール”

エスカノール「ぼ・・・僕を呼ぶのは誰です?」

“エスカノール、それがいい!”

エスカノールの父母

少し成長したエスカノール

デモンドはエスカノールを木の棒で叩いている
「・・・生意気なんだよ。
いつも父上と母上に可愛がられやがって、このっ、このっ」

エスカノール「や・・・やめて」

エスカノールはデモンドの腕をつかむ。

デモンド
「逆らうのか!?弟のくせに!放せ・・・」

ゴキッ・・・

デモンドの腕が折れてしまう・・・

デモンド
「ギャー!
エスカノールがボクの腕を・・・腕を折ったー!」

家来が集まってくる
「デモンド王子、いかがなされました?」

メイド「ひ・・・化け物・・・」


「エスカノール なんだその姿は・・・!?」

これまでの事が頭に浮かんできて、うずくまるエスカノール
「やめ・・て・・」

“エスカノール様・・・私は貴方の味方です”


「こんなの・・・私の子じゃない」

呪術師
「恐ろしく強力な呪いです・・・
生かしておけば必ずや王国に災いをもたらしましょう・・・!」

命を狙われるエスカノール。

エスカノールは逃げる。

「王子が逃げた!」
「見つけ次第ころせ!決して逃がしてはならんぞー!」

エスカノール

ローザ

時が経ち、青年になったエスカノール。

魔物に襲われている人達を助けるが・・

その人達はエスカノールを見て
「人間じゃねぇ・・・」

その時、誰かが後ろから声をかける。
「話通り面白い男だ。
どうだ、我らに力を貸してはくれぬか?」』

エスカノール
「・・・気安く声をかけるな。我を誰と心得・・・」

エスカノールが振り向くと・・

マーリン

エスカノールは行動をともにすることに。

エスカノール
「マーリンさんは・・ぼ・・・僕が怖くないんですか?」

マーリン
「なぜ?恐怖とは無知ゆえに喚起される感情。
何よりお前の謎は十分に魅力的だぞ。」

エスカノール
「あんなことを言われたのは・・・
生まれて初めてです・・・」

ゴウセル
「ほほう、お前はマーリンが好きなのか。」

エスカノール
「ど・・・どどどうしてそのことを!?」

エスカノールには矢がささっている

ゴウセル「フッフッフッフッ」

エスカノール
「やっぱり・・・この気持ちはそうなんでしょうかね・・・?
マーリンさんの姿を見るだけで心が苦しくなって・・・
声を聞くだけで心が躍り出しそうになって・・・」

ゴウセル
「わからない・・・
俺には心がないからな。」

エスカノール「?」

エスカノール「ゴウセル君・・・」

マーリン

マーリン

エスカノール
「マ・・・マーリン・・・さん?」

マーリン
「なぜならお前の呪いは絶対に解けぬからだ・・・
強大な呪いはやがてその身を蝕み喰いつくす。」

体が闇へと消えていくエスカノール「あ・・・」

マーリン
「・・・お前は所詮、私の実験材料にすぎぬ存在。
生涯、誰に愛されることなく・・・
孤独にしんでいくがよいエスカノール・・・!」

エスカノール
「ああああ・・・」

ゴウセル

エスカノール
「わかって・・・ますマーリンさん」

ゴウセル「!」

エスカノール
「・・・でも・・・それでいい。」

ゴウセル「・・・なぜだ」

エスカノール
「あなたは僕と並んで歩む人ではない。
真っ暗だった僕の人生を照らしてくれた、

マーリン

ドクンッ

エスカノールの鼓動が強くなる。

エスカノール
「ゴウセル・・・
あなたが私に与えたのは、絶望ではなく希望です・・・!

エスカノール

–169話ここまで

次回 七つの大罪 170話へつづく

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