火ノ丸相撲 92話 プロ入りする方法

公開日: 

レイナが考え事をしている。

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レイナ
(いかんいかん・・・
まだゴールしたわけじゃない・・
彼のゴールはあくまで大相撲の横綱・・)

「はっきよい!」

火ノ丸の取り組みが始る。

レイナ
(・・・もちろん、今のままじゃ彼はプロになれない。
でも・・・
大相撲新弟子検査の体格基準に遥かに見たない彼でも・・・
堂々とプロ入りできる方法が、このインターハイの先にある・・!!
その為にもまずは・・・)

観戦している柴木山部屋の関取
「よおし、これで三連勝、予選突破だ!!
いやー、絶好調ですね、火ノ丸!!
圧倒的じゃないですか!
相手だって県大会を勝ち抜いた代表。
決して弱くはないのに。」

冴ノ山
「・・・圧勝してもらわなくては困りますよ。
それこそ格の違いを見せつけるくらいでないと。
彼が目指すのは狭き門・・・
”付出”資格の獲得ですから。」

火ノ丸

レイナ
「その・・・私自身、気になっていろいろ調べたんですけど・・
あいつがプロになれずにいるのは・・・
プロの身長制限が167センチ以上だから・・・
10センチ以上も足りていないあいつが・・
何をどう頑張ってプロになるつもりでいるのか・・・」

駿海
「・・・本人には聞いてみたのか?」

レイナ、ぶんぶんと首を振り
「聞けない!
・・・あいつが頑張ってんのを見てきちゃったから・・
余計に・・・
その先にゴールはあるのかなんて・・・
恐くて聞けない・・・」

駿海
「・・・・
まあ、そこまで自力で調べたんなら、あと一歩だ。
”幕下付出”って言葉でもう一度調べてみな。」

「?」

合宿中の宿でのダチ高相撲部ミーティング。

桐仁
「インターハイ個人戦優勝者は、高校横綱と呼ばれる。
そして、その年の全日本選手権への出場権も獲得することが出来る。
全日本選手権はプロを除いた全力士の中での頂点を決める大会さ。
そこで良い成績を残せれば、幕下付出、三段目付出の資格が与えられる。」

堀ちゃんによる付出しに関する説明。

堀ちゃん

國崎
「待てよ。
それでも身長の件は解決してなくねえか?」

桐仁
「そう。火ノ丸にとって重要なのはそこじゃない。
もう一つの権利・・・
付出資格を有するアマチュア力士は、プロ入りの際・・・
体格は不問とする。
それこそが、火ノ丸が正々堂々プロ入りする、唯一の方法だ・・・!」

小関
「・・・潮のプロ入りは、俺達の夢でもある。
全力でサポートしよう。
俺達が出来ることを全力で・・・!」

カメラマン
「・・・
しかし、改めて聞くとまだまだ道のりは遠いなあ。
この大会に勝って・・・
更に全日本でも勝たないと彼はプロになれんとは・・・」

名塚
「・・・・
そんなことないわ。
むしろもう目の前よ。

名塚

土俵に向かう天王寺
「・・・・
鬼丸復活か・・
”三年先の稽古”ってやつやな。
よう辛抱したで。
ホンマに強なったわ。
ただ・・・
少々顔が険しすぎや。
そんな顔しとるうちは、俺は越えられんなぁ。
おーおー、今日も仰山見てくれとるわ。
気張って相撲取らしてもらいますか。」

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土俵に上がる天王寺。

行事
「東 天王寺君。」

相手力士の目にはすでに恐怖の色が・・

駿海
「あの、テレビでの宣戦布告で、会場中から向けられる敵意を一身に浴びながら、それ以上の烈気で会場を呑込みやがる・・・」

レイナ
(・・・鬼丸がプロになれるかどうかは、この男にかかっている。
なぜならそれは・・・)

「はっきよい!!」

天王寺

勝負は一瞬で決まる。

天王寺

カメラマンは口あんぐり。

名塚
「・・・
横綱刃皇が彼を自分の部屋にスカウトしたって話・・・
私も何度か取材させてもらったことあるけど・・
刃皇関は単なるお世辞であんなことを言う人じゃない。
どんなに強い横綱だろうと、いずれは衰え、土俵を去る時が来る。
本人は認めないでしょうけど・・・
本能的に感じ取ったんだと思う。
彼と本場所で当たるべきではない・・・と。
天王寺獅童・・・彼こそが自分に引導を渡す男かもしれないと・・
そう思わせるほど、今の彼は強い。」
(ただ・・・そんな事は鬼丸も・・・
いや、優勝を狙う者たちなら百も承知でしょう・・・
それでも・・・)

「お前なら勝てるか・・・?」

そう問われた久世は

久世

柴木山親方
「豊作は結構なことだが、こんなにも高い壁を越えなけりゃ火ノ丸はプロにもなれんとは・・・酷な話ですな。」

駿海
「体格基準はいじわるで儲けているわけじゃない。
これ以下で無差別級を戦うのは危険だという大相撲の常識から導き出された配慮・・・
叶わぬ夢など見させぬ親切心だ。
だが一方で体格不問の付出ルールも存在する。
それは大相撲が常識では語れぬ規格外の怪物を求めているからでもある。
壁が高い?
それがどうした!
火ノ丸が目指してんのは横綱だろうが!
火ノ丸が大相撲のやさしさに阻まれるただのチビか・・・
それとも常識破りの大物か・・・
次の一戦で見せてもらおうじゃねぇか!」

桐仁と火ノ丸。

桐仁
「・・・前々から思ってたけど・・・
お前ってクジ運悪いよな。」

火ノ丸
「・・・
運か・・
ワシが不運に見えるならそれもまた丁度いい。
そういうどうにもならねえことを、覆すためにここに来たんじゃから。

小関

火ノ丸と天王子

決勝トーナメント一回戦

潮火ノ丸-天王寺獅童

–92話ここまで

次回 火ノ丸相撲 93話へつづく

○感想

決勝トーナメント初戦で対天王寺獅童ですか。

天王寺戦の後、典馬、久世では順番としてどうなのかなと思いますが・・・

まさか今回はここで負けてしまうのか?

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