風夏 104話 365日。

公開日: 

風夏と一緒に買ったストラップを掌にのせて・・・

ストラップ


「怒られちゃうかなあ・・
片方は人にあげたなんて言ったら。」

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那智
「オイ、何してんだ榛名ァ。
そろそろいくぞー」


「はい、今行きます。」

皆で電車で・・

メンバー


「もう一年になるんですね。」

那智「ん?」


「風夏が僕たちの前からいなくなって・・今日で。
なんだかあっという間だった気がします。」

那智
「お前さァ、暗ェんだよさっきから。
なんなんだ、その顔は。」


「え・・だって!
命日にそんな楽しそうな顔なんて出来ませんよ。」

沙羅
「命日だからこそ楽しそうな顔しましょうよ。
暗い顔でお墓参りされても風夏ちゃん喜びませんよ?」


「それは・・そうですけど。
なんだか不謹慎な感じがして。」

三笠
「じゃあ、フェスの報告でもしようか、風夏に。
優くん頑張ってたし。」

優「え?」

メンバー

横浜駅から墓地まで歩く。

メンバー


「フェスの・・・
報告か・・」

三笠
「どうしたの、優くん。
早く行こうよ。」

「え?あ・・・うん。
あのさ、風夏に会う前にちょっと・・・
みんなに相談したいことがあるんだけど。」

沙羅「相談?」

三笠「どうしたのそんなに改まって」


「し・・じつはフェスが終わってからずっと考えてたんだけど・・・
その・・・なんてゆーか・・・

メンバー

沙羅「え?」

三笠「加える?」


「確かに4人でやりたいっていたのは僕だし、今更そんなことをいうのは筋違いかもしれないけど・・
だけど、どうしてもあの一緒に演奏ったときの感覚が忘れられなくて・・・
アイツとならすごい音楽が作れる気がするし、それに碧井もそうしたいって言ってくれたから・・・」

沙羅
「本気で言ってるんですか?」

三笠と那智「・・・・」

優「はっ・・はい!!」

OK

優「え、いいの?」

那智
「いいも何も、お前がそうしたいんだろ?
まぁ、あのステージを体験したら誰だってそう思うよ。
実際すげえライブだったし。」

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三笠
「さすがに僕たちからは言い出せなかったけどね。
でも心のどこかでは君がそう言ってくれるのを望んでた気がする。」

みんな・・・

沙羅
「でも恋愛的なアレで言ってるんなら反対ですけど。」


「違いますよ。
ホントにバンド的な理由です!!」

那智
「じゃあ、そうと決まったら報告に行こうぜ。
新メンバーが加入するって風夏に。」


「・・・ハイ!」

墓地に着き、風夏の墓まで歩きながら


「風夏は・・・
一体なんて思うんでしょうね。
それだけは気になりますけど・・・」

那智
「・・・・さぁな。
別に気にしねーんじゃねえの?
アイツのことだから。」

沙羅
「・・・うん。」

三笠
「そんなこと考えても仕方ないよ。
大事なのは今僕たちがどうしたいかなんだから。」


「・・・・そうだね。」
(僕はどうしても碧井と一緒に・・・)

風夏の墓に着くと・・

優「!」

風夏

碧井
「ごめんなさい・・・風夏ちゃん」

優「碧井?」

碧井
「あれ・・・?
みんなどうして・・」


「どうしてって・・・
墓参りに来たんだけど。」

那智
「お前こそなんで風夏の墓参りなんてしてんだよ。」

三笠
「碧井さん知り合いだったの?」

風夏

碧井風夏は走り去ってしまう。

風夏の鞄には冒頭のストラップが下がっている。


「ちょっと!!
どうしたの碧井!!・・・
どういうこと?」

碧井と秋月が知り合いだった?
次号、衝撃の事実発覚!!

–104話ここまで

次回 風夏 105話へつづく

○感想

碧井風夏の加入がすんなり決まりそうだったのですが・・・

優じゃないけど、「どういうこと?」

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