風夏 105話 告げられた真実

公開日: 

優たちが秋月風夏の墓参りに行くと、そこには碧井風夏の姿が!
碧井風夏は秋月風夏が優たちのバンドのボーカルだったことを知ると涙を流して走り去った。

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「どういうこと・・?」

那智
「どうしたんだ、アイツ。」


「さぁ、わかりません。
だけど・・・風夏を知ってるみたいでしたね。」

三笠
「おかしいなぁ・・
風夏に碧井さんみたいな友達がいるなんて話聞いた覚えが無いけど。」

沙羅
「私たちのボーカルが風夏ちゃんだったことも初めて知ったみたいだし・・・」


「どういうことなんでしょうね?」

その時、「ちょっとアンタ達」と声をかけてきたのは・・・

涼風


「あ・・風夏のお母さん。」

秋月母
「今、碧井さんが泣きながら走っていったけど・・・
まさか彼女のこと責めたんじゃないでしょうね!?」

沙羅
「責める?」

那智
「何で俺らが?」

秋月母
「風夏が死んだのはあの子のせいなんかじゃないわ!
それくらいわかるでしょ!?
それなのにああして月命日にはお墓参りまでしてくれてるの!
それをアンタ達は・・・」


「どういう事ですか?
風夏が亡くなったのには・・・
碧井が何か関係してるんですか?」

涼風

秋月母
「・・・・
そう、ごめんなさい。
ここまで言っちゃったらもう、みんなにも話すしかなさそうね・・・
風夏が・・・トラックと事故に遭ったのは知ってるわよね?」

優「はい」

秋月母
「碧井さんはね・・・

涼風

秋月母
「具合が悪いから休むって言っているお父さんを無理やり仕事に行かせたって・・・
自分があんなこと言わなければ事故は起きなかったって言ってたわ
だけど、事故は風夏の不注意だし、あの子のせいなんかじゃないのに・・・
だから碧井さんに会ったら伝えておいて。
貴女も・・・お父さんも悪くないって・・・」

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重い気持ちで帰路に就くメンバー。

家に帰っても・・・

那智
「マジかよ・・・
こんなことってあるか・・?」

三笠
「ちょっと・・
気持ちの整理がつきませんね・・・」

沙羅
「出来ることなら・・
知りたくなかった・・・」

三笠
「一緒にバンドを組んでたらいずれは知ることになっていましたよ・・・」

沙羅
「そうよね・・・」

那智
「まぁ、さすがにもう無理だろ。
ボーカルころした奴の娘をメンバーに加えるなんて。」

沙羅「ちょっと!」

那智
「いや、わかってるよ?
別に碧井が悪いわけじゃねーけど気持ち的にな!
なんか顔も合わせ辛ぇし・・・」

沙羅
「なに?
人ごろしの娘だから会えないって言ってんの?」

那智
「そうじゃねーけど!」

沙羅
「じゃあ、何よ!!」

三笠
「ちょっとやめましょうよ二人とも・・・」

那智
「そういえば、榛名は何してんだ?
帰ってから部屋に籠りっきりだけど・・」

沙羅
「一人になりたいから、しばらくほっといて欲しいって。」

三笠
「確かに・・・
一番ショックを受けたのは優くんでしょうね。
すごく仲がよかったですから。
碧井さんとも・・風夏とも・・・」

自室でベットに横になっている優。

秋月母の言葉を思い出す。

”碧井さんに会ったら伝えておいて・・
貴女も・・・
お父さんも悪くないって・・・”


(わかってる・・・
わかってるんだそんなことは・・・)

碧井風夏

秋月風夏

優は
「くそ・・・!!」

と枕を叩きつけて、頭を抱えてしまう。

「どうして・・・こんな気持ちになるんだよ・・・」

–風夏 105話

次回 風夏 106話へつづく

○感想

優にとってはあまりにも過酷な事実でしたね。

気持ちの整理は・・・つくのでしょうか。

それは碧井風夏にも言えますが・・・

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