僕たちがやりました 52話 トントン

公開日:  最終更新日:2016/04/25

入院した病院で、予期せぬ再会を果たしたトビオと市橋だが・・・!?

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病室から言い争うような声が廊下に漏れている。

「しね、オラ!」
「やめろお前・・・それ待て!」
「うああああぁ!!」

これはトビオと市橋がサッカーゲームに興じている声だった。

市橋とトビオ

トビオ
「だぁぁクソ!
フィジカル強すぎ!
ロナウドなしだろー」

「お前だってイブラ使ってんじゃん。」

リハビリも二人一緒。

歩行訓練で競争している。

これはトビオの圧勝。

市橋「待てコラ!」

トビオ
「ゴルゴルゴルゴォール!!」

女性セラピスト
「ちょっともう増渕君!?
危ないからそーゆーことしちゃダメって言ったでしょ!?」

トビオ
「あ!ミナミちゃん!
ごめんなさーい!」

ミナミ
「ミナミ先生って言いなさい!
そんなことして転んだら長引くんだからね!」

トビオ
「ミナミ先生、正直言っていいですか?」

「何?」

ミナミとトビオ

「ミナミちゃんが言うならやる。」

「ミナミ先生って言いなさい!」

屋上にて。

市橋が一服していると・・・

トビオがやってきて
「おーい、市橋!
ゲットゲット!
ミナミちゃんのLINEゲットぉ!」

「おー、やったじゃん。」

「良いわぁ、年上の落ち着いた感じ?
雰囲気すきだわー。ミナミちゃーん。」

「ハハ・・・正直・・・
お前のことカスだと思ってたよ。」

「ん?」

市橋とトビオ

そういう奴ってさ、世の中に不満あるはずなのにさ・・・
戦おうとしねえじゃん?
そういうの見てるとイライラすんだよ。
お前のこともそういうゴミの一個だと思ってた。
でも違ったわ。
ちゃんと胸張って生きてる感じ、トビオ。
お前いいよ。」

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トビオ、おどけて
「あざーっす!
いや、それよりさあ・・
何て送ろっかなぁLINE・・
丁寧な感じの方がいいのかなぁ・・?」

「なあトビオ。
お前レンコとどーなん?」

「ん?別に普通だけど。
そっちはどーなん?
会ってんの最近?」

「・・・・まぁ、告ったけど。」

「えーマジ!?
どーだったん?」

「うーん・・・

市橋とレンコ

わっかんねぇ。」

「なぁんだよそれー!!
もっとガンガン行けよぉ!!
オレの妹に手ぇ出すってんなら話は別だけどさぁ・・
相手蓮子だろぉ?」

「なんだそれ。
お前・・・どういう意味だよ。」

「だってお前矢波高じゃん?
妹の彼氏が矢波高生とかマジ勘弁!」

市橋とトビオ

市橋が去った後のトビオ。

軽くため息。

その時トビオのLINEにミナミ先生からメッセージ。

”リハビリお疲れ様でした。
一緒に治していきましょうね。”

トビオ、爆破から飛び降りのことまでを思い出す。
(あんなに辛い思いしたんだ。
”そこそこ”じゃ足りねえよ・・・)

トビオの返信
”よろしくお願いしまーす!
治ったらデートいってください!!”

トビオ
(”幸せ”になってトントンだろ。)

市橋とトビオ

–52話ここまで

次回 僕たちがやりました 53話へつづく

○感想

ずっと”そこそこ”を求めていたトビオが幸せを求めだした。

蓮子と向き合おうとしないのは、事件のことを吹っ切れていない証拠。

トビオの迷走が始まる予感。

マルどうなったのかなあ。気になる!

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