ハレ婚 82話 血も涙もない男

公開日:  最終更新日:2016/05/09

まどか捜索の手がかりを求め、かつて彼女と龍之介が働いていたお店へ。

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マスター
「今更何の用だ。
お前は出禁だ。」

龍之介
「・・・」

小春

出禁って・・
何したんだろ。)

龍之介
「僕はダメでも、この二人はいいでしょ。」

ゆず
「一杯下さいな。」

小春「!?」

ゆず
「あたし車なんでぇ、ノンアルでおすすめを。」

小春はマスターの迫力にビビり気味。

龍之介
「じゃ、後はよろしく。」

小春
「コラ!!
待てアホ!!
逃げんな!!」

龍之介
「だって出禁らしいし・・」

ゆずは胸を寄せてお色気で迫る。
「あのぉ~、あたし、ゆずって言います。

ゆず

マスター
「・・・俺は、乳より尻派なんだ。
残念だったな。」

ゆず「ちっ」

マスター
「・・・まどかなら、そこの坊やに連れられて、何年も前に、ここを出て行ったきりだ。
知らねえな。」

龍之介
「連れてったんじゃない。
付いてきたんだ。」

マスター
「黙れ。
俺は反対したんだ。
こんな奴好きになったって不幸になるだけだと・・」

龍之介
「人の幸不幸を決めつけるのは良くないよ・・
ママ。」

シーン・・・

小春
「・・・・・・・・・・
・・・ママ?」

ママ

龍之介
「普段は隠してるみたいだけど。」

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ママ、シェーカーを振り出す。
「・・・・
チッ
だからアンタって嫌いなのよ!

ママ

隠してるんじゃないわ・・・
言う必要がないだけ!
ホント顔とお尻はキュートなくせに性悪ね!」

小春「キュート・・・?」

ゆず
(龍ちゃんの尻トラウマの原因って・・・
まさか・・・)

ママ
「アンタたち、その坊やの嫁でしょ。
一夫多妻にどうこう言うつもりはないわ・・・
あんた達にも敵意はない。
飲んだら帰ってちょうだい。」

小春
「まどかは妊娠してるかもしれないの!」

ママ

ママ
「妊娠・・・!?」

小春
「もしそうなら放っとけません。
お願いします!
何でもいいんです!
まどかの行きそうな場所とか・・・」

ママ
「・・・・
アンタ・・
本当なの!?」

龍之介
「さぁ・・・
知らない。
本人に聞けば?」

龍之介はカウンターの後ろのドアを見ながら
「・・・ついでに伝えといてよ。
妊娠してようがいまいが関係ない。
ただ、残念だよ。

まどか

まどか

ママ
「チッアンタが捨てられるような事したんでしょ!
ホント血も涙もないわね!」

小春
「わっ悪気はないんですよぉ~。
つまりその・・・
早く帰って来てねってことなんです。
はい・・・」

小春、名刺を差し出して
「これっ、あたしのケータイ番号です!
何かわかりましたら・・・」

龍之介
「行こ。」

ゆず
「ごちそうさまでした。」

龍之介とゆずは二人で先に出て行く。

小春もあわてて
「あ・・えと・・・まっ・・また来ます!」

と挨拶して出て行く。

外に出たところで小春は龍之介の肩をペシっと叩く。

龍之介
「いてっ、なんだよお~。」

ゆず
「じゃあどこ行ったんだろう?」

出て行ったあと、まどかとママ。

ママ
「妊娠って、アンタ・・・」

まどか
「まさか。
私・・・産めないもの。」

まどか

小春の名刺を丸めて捨てるまどか。

「だからもういいの。」

誰よりも龍之介の子供を望んでいたまどか。
その悩みの一端が、いま垣間見えたー。

–82話ここまで

次回 ハレ婚 83話へつづく

○感想

今回はちょっと笑いが強めでしたね。

ツボに入ってしまいました。

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