僕たちがやりました 53話 何か落ち着く

公開日:  最終更新日:2016/05/09

カップルたちで賑わう昼下がりの公園に来ているのは、トビオとミナミちゃん。

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ミナミ
「はい、トビオ君アーン。」

ミナミ

トビオ
「アーン!
美味いっす、ミナミちゃん!」

「でしょ?
ここのスウィートポテトお気に入りなの。
今日は退院祝いのデードだけどさあ、トビオ君。
まだ完治したわけじゃないんだからちゃんと病院来てよ?」

「へへ、行く行く!
もっかい怪我してでも行く!」

「アハハ、またそんな事言ってー。
ねーねー、鬼越トマホークのどっちが好き?」

「え・・・何それ?武器?」

「お笑いの人だよー。
すっごい面白いから今度見てよ。」

「OK-。」

「あ!じゃあアレは!?」

トビオ
(好き好きメーターが見えるなら・・

ミナミ

トビオ
(まあ・・・可愛いってことにしとこう・・・
ドリル・・?
これはこれで楽しいっちゃあ楽しい・・よな?
多分俺が幸せから遠ざかりすぎたせいでブラスの気持ちを感じにくくなってるだけだと思う・・・
これは心のリハビリだ。)
「今度見とくわー。」

ミナミ
「あ・・・
口のトコついてるよ。」

トビオ

「もぉ~甘えすぎ。
今は先生じゃないんだからねー。」

「わかってるって。」

ミナミちゃん、トビオの口の横についているものを取ってあげるついでに、トビオにキス。

ミナミとトビオ

暗くなり、トビオは車でミナミちゃんに送ってもらう。

トビオ、助手席で
(初デートでキスまでいった。
上出来っしょ?)

ミナミ
「じゃあまた明後日の病院でね。
あ・・・それともう1個。
一応、今日の事は内緒で。」

「はーい。」

”多分これが幸せなんだろう”

トビオ、車から降りる。

ミナミ
「今日はありがと。」

トビオ
「俺もめっちゃ楽しかったっす。」

「じゃあねー。」

「バイバーイ」

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そこに蓮子が通りかかる。

トビオと蓮子

蓮子
「・・・・
・・いまの誰ぇ?」

トビオ
「・・・ん。
先生・・・理学療法士の。
俺のリハビリの先生ってやつ?
まぁ別に・・それだけ。」

「ふーん・・
アンタ今日退院なんでしょ?」

「あー、そうそう。
てかあれ?
俺お前に入院してたこと言ってたっけ?」

蓮子

「あそっか。」

蓮子、側溝のふたの上に腰を下ろす。
「はぁ・・・
結構なケガしといてさあ・・・
私に連絡とかないんだー。
別にいいけどさぁ。」

「なんだよそれどういう意味?」

「てゆーかさあ、何か私にいう事ないの?」

トビオ
(あー・・
なんだよコイツ。
やっぱ可愛いな。)

蓮子

「んー・・
何かあるかな?」

蓮子、ちょっとむくれる。
「もういいよ。

トビオと蓮子

でも会ったよ。
俺市橋と。
病院一緒だったから。」

「え、嘘!
大丈夫だったの?
二人で会って。」

「それがさ!
めっちゃ仲良くなった!
そりゃあもうウイイレする仲よ!」

「へー、なんで?どゆこと?」

「俺もアイツもお互いのこと誤解してたしさ。
ちゃんと喋ったらお前の言う通りいい奴だったわ!」

蓮子

トビオ
(あ、笑った。いい。
蓮子と話すのはなんか落ち着く。)
「そーいえばお前さ、市橋に告られたんだろ?」

「え・・・」

「どーなん?アイツと。
アイツあんま教えてくれなかったからさあ。」

蓮子
「・・・・
キスされた。」

「え・・マジ?」

「マジ・・・って言ったら?」

トビオと蓮子

トビオと蓮子

–53話ここまで

次回 僕たちがやりました 54話へつづく

○感想

トビオ、やばいですね。

自分の本心から目を背けることでバランスとってたような感じだったので。

また呪縛にさいなまれるのでは。

マルの件は次回に期待します。

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