ドメスティックな彼女 94話 心のままに・・・

公開日: 

通りがかった車の中に陽菜の姿を見た夏生。

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夏生、走って追いかける!

夏生

陽菜

撮影場所に戻り、夏生はルイを少し離れた場所へ連れて行く。
「ちょっと話がある。」

ルイ、ドキ・・・
「ど、どうしたの・・?
何かあった?」

夏生
「・・・・
驚かないで聞いてくれ。
今通り過ぎた車の中に、陽菜がいた。」

「えっ・・・」

「最初は似てる人かと・・・
髪も短かったし。
でもあれは間違いない。
絶対陽菜だった。

夏生

夏生
「先生・・・」

桐谷
「あまり大きい声を出すと皆が心配しますよ。」

夏生、

状況を説明。

桐谷
「橘先生が・・!?」

夏生
「はい・・
間違いないです。
現にルイは赴任先がこの島の高校だって知ってたみたいで・・・」

桐谷
「そうでしたか・・・
・・・・
それで、君はどうするんですか?」

「え?」

「捜しますか?彼女を。
捜すならタクシーの手配などしますが。」

「そう効かれると正直分からないです・・・
会っていいのか、会わない方がいいのか。」

夏生
「前に偶然萩原さんに会ったときに陽菜・・・橘先生の様子を聞いたんです。
そしたら”もう君のことは忘れたみたいだよ・・・?”
”切り替えて楽しくやってる”って・・・
それが本当なら、今頃俺がのこのこ現れたって邪魔なだけじゃないですか・・・
手紙には捜してほしくないとも書かれてましたし。
会いたくないっていったら嘘になりますけど、もし迷惑になったらと思うと・・・」

桐谷
「確かに、それが本当で万一こちらでもう良い人を見つけていたら、厄介者以外何物でもないですしね。
しかし、それを直接言われたわけではありません。
”もし”に囚われ、不自由になるなど愚かな事。
誰がどうしたから、どう言ったからではなく、

桐谷

撮影の見学も終わり、宿舎に戻って、撮った写真を見て部員皆で楽しく話している。

文芸部

夏生は一人抜け出して出かけようとする。

夏生にルイが声をかける。
「どこ行くの。
ヒナ姉捜しに行くの?」

「いや、そういうわけじゃ・・
なんとなく市街の方もぶらついて来ようかなって・・」

「ふうん、じゃあ私もいく」

市街地を歩いている二人。

夏生
「娯楽施設とか飲食店ってほとんど無いんだな。」

ルイ
「タクシーの人がコンビニとかチェーン店は一つもないって言ってた。」

例の酒屋の前を通りかかり、夏生はチラチラと中を見る。

ルイ
「やっぱりヒナ姉捜してるじゃん。」

夏生、汗
「い、いや、別に・・・
向こうで見かけなくなったジュース置いてあるから気になっただけだ。
喉も渇いたし・・」

入ってみることに。

店番は柿崎。
「お、観光の人?」

夏生
「はい、まぁそんなもん・・・」

柿崎
「珍しいなぁ。
この辺は地元の人しか来ないから。
そうだ。
南側の砂漠の方行った?
なんか映画の撮影隊来てるらしいよ。」

夏生
「うん、それ見に行ってきたんだ。」

柿崎
「マジで!?羨ましい!」

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夏生
「あの・・・もしかして君って高校生・・?」

柿崎
「?そうだけど?」

夏生
「!
ひょっとして先生赴任してこなかった?
女の先生!冬くらいに!
すらっとしてて、髪は今はこのくらいで・・!」

柿崎
「あ~はいはい、橘先生のこと!
うちにも良く買いにくるよ。」

夏生
「元気にしてる・・?」

柿崎
「してるしてる!
もしや前の高校の生徒とか?」

夏生「うん」

柿崎
「あっ、そんならちょっと聞きたいんだけどさ。
橘先生って前の学校でなんかあったワケ?」

夏生
「え・・?何かって・・」

柿崎
「時季外れの異動で最初は色々噂が出たんだ。
まあそれはいいんだけど、この間話してて過去の話になった時

夏生

夏生、柿崎の肩を掴んで
「どうすれば、どこに行けば先生に会える・・?
頼む、教えてくれ・・!!」

柿崎
「内地から来た先生は大体教育宿舎に入るんだ。
学校近くの・・・そこに行けば多分会えると思うけど・・・」

夏生は走り出す!

ルイが追いかける!
「夏生、待ってよ。夏生・・・行かないで!」

夏生とルイ

ルイ
「黙ってたのは・・・
ヒナ姉と会いさえしなければ、思い出すこともないと思ってたから。」

夏生
「思い出すこともないって・・・
なんでだよ。
前は会いに行けっていってたろ。
俺が断っても赴任先を突き止めてまで・・・」

ルイ
「わかってる!
あんたが望むなら行かせるのが正しいのは分かってるの。
あたしだって会いたい気持ちはある。
でも・・・

ルイ

ヒナ姉に渡したくないって・・・」

夏生は、陽菜からもらった手紙の涙のあと、そして柿崎の言葉を思い返して、ルイの手を振りほどいて走って行く。

ルイ
「夏生!!」

部屋でくつろいでいるルイ。

インターホンが鳴り、出てみると・・・

夏生と陽菜

–94話ここまで

次回 ドメスティックな彼女 95話

○感想

もう見つけちゃいましたか。

ここからの二人、そしてルイ。

どうなっていくのか、面白くなってきました。

そうは言っても陽菜も赴任してきたばかりで、柿崎あたりから二人の事が漏れるとここにもいられなくなってしまう事にもなりかねません。

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