コウノドリ 150話 神経質には訳がある

公開日: 

深夜のNICU。
工藤が一人赤ちゃんの様子を見て回っている。

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そこに
「・・・本当、保育器の中がキレイですね。」
と声をかけたのはサクラ。

サクラ

サクラ
「当直お疲れ様です、工藤先生。」

工藤
「・・・安西さんの赤ちゃん。
・・・マオちゃん呼吸も安定しています。
ミルクを飲む量も増えてきました。」

「そうですか・・」

「でもお母さんと一緒には退院できないかな・・・」

「・・・・
でもよかったねマオちゃん。
工藤先生がよくみてくれるもんね~。」

「・・・神経質なんですよ。
ぼくはもともと航空機を作りたかったので。
大学4年まで航空宇宙工学を学んでいたんです。」

サクラは院長のことば
”いや~工藤先生は実に面白い経歴でね~”
を思い出す。

そこに
「こんばんは、すみませんいつもこんな時間に・・・」

と言って入って来たのは赤ちゃん(ジュン君)のお父さん。

毎日仕事が終わってから面会に来るので、いつもこの時間になってしまうという。

工藤
「鴻鳥先生。
ここ、NICUは未熟な赤ちゃんに力を貸してあげる場所です。
でも僕は・・・
赤ちゃんの両親のための場所でもあると思っているんです。」

サクラ「・・・・」

工藤とサクラ

NICUは24時間両親の面会が可能です。
だから僕は両親がいつ赤ちゃんに会いに来ても・・・・
せめて保育器の中だけはキレイにしておいてあげたいんですよ。」

ある日、日中。

工藤が廊下を歩いている白川に
「白川先生・・・ジュン君の次のルート(点滴)の指示出てませんでしたよ。」

白川、ムッとして
「・・・すぐに出すっすよ。」

工藤
「大丈夫です。
もう出したんで・・・」

白川
「チッ・・・
じゃあわざわざ言うなよ!」

丁度そこをサクラと今橋が見ていた。

今橋
「やれやれ。」

「今橋先生。」

工藤の嫁と娘

今橋
「おっきくなったね~、ナツキちゃん。
いくつになったの?」

ナツキ
「8歳です。」

母親
「パパと今橋先生が一緒に働くことになったって言ったら、この子・・・
会いに行くって聞かなくて。」

「そうですか。
(ナツキちゃんの方を向き)パパならNICUにいるよ。」

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2人が歩いて行ったあと、

サクラ
「今橋先生、あの子・・・」

「はい・・・
工藤先生のお子さんです。
・・・・ナツキちゃんは生まれてすぐに右大腿にあざがあって、それがみるみる腫れてきてこすれただけで出血してしまったんです。
それで生まれた産院から当時私が働いていたNICUに運ばれて来たんです。
採血してみると血小板の数値は3万ちょっとで・・・

今橋

今橋と工藤

今橋
「・・・すぐにナツキちゃんは輸血を開始。
ステロイドの投与も始まったんです・・・
治療は大変でしたが、1年で回復することができました。
ナツキちゃんもですが、お母さんも父親の工藤先生もつらかったんです。
当時工藤先生はまだ学生でたしか・・・」

サクラ
「宇宙工学。」

「そう、宇宙工学を学んでいたんです。
だから・・

工藤からの手紙

今橋
「だから、工藤先生は・・・
NICUに来る両親の気持ちが痛いほどわかるんですよ。」

工藤ファミリー

安西さん夫婦が退院する。

サクラと小松が対応している。


「ありがとうございました。」

安西
「NICUに寄ってから退院します。
・・・でもまさか赤ちゃんを残して、私だけ退院するなんて思わなかったです。」

小松
「ま~、お産は何が起こるかわかんないからね~。」

安西
「本当、そうなんですね・・・」

サクラ
「大丈夫ですよ、安西さん・・・

工藤と白川

–150話ここまで

次回 コウノドリ 151話へつづく

○感想

工藤の経歴と今橋の言葉
「君たちとは決定的な違いがあるんですよ」
の意味が明らかになりました。

慢性的に医者不足のペルソナに有能な人が入って、サクラたちも心強いでしょう。

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