トリコ 370話 GOD最強!!

公開日: 

話は少しさかのぼり、三虎がジョアに金の缶詰の中に封印されたところから。

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ジョアは地面に小さな穴を開ける。

ジョア
(三虎は操れまい・・・”コマ”としては使えませんね・・・
永遠に眠っててもらいますか・・・)

金の缶詰がワープロードで覆われる。

金の缶詰

ジョアは缶詰を地面に開けた小さな穴に落とす。

ジョア
(いずれ地球が崩壊した時・・・
そのまま宇宙のチリとなって・・・
漂い続ければいい・・・)

ジョア
「さて・・・透影・・・
向かいましょう
地球最後の“GOD”を調理し、アカシアと共に・・・
“最果ての地”へ!!」

ジョアは透影にどぷっと覆われる。

闇夜に雷が光る。

GODに吹き飛ばされた愛丸を、ブランチが空中でキャッチする。

ブランチ
「愛丸!! 大丈夫か!?」

愛丸
「うぐ・・・
ブ・・・ブランチ・・・ すまない・・・
・・・このまま 向かってほしい場所がある・・・」

ブランチ「あ?」

ブランチ

ブランチ「!?」

愛丸
「頼む・・・お前のスピードが必要だ・・・」

ブランチ
「どこやねん!? 向かう場所って」

愛丸
「オ・・・オレの“グルメ粘菌”が記す方向へ・・・」

ブランチ
「グルメ粘菌!?
今まさにGODが現れてんねんで!!
グルメ粘菌が記した場所は”ここ”ちゃうんか!?
見てみ!!」

生物

愛丸
「みんな食欲を自制できていない・・・
まるで魔法にかかったかのように引き寄せられている
頼むブランチ・・・
オレはどうしても確認しなきゃいけない “その場所”を・・・!!
“ワープロード”+お前のスピードなら一瞬で着けるはず」

ブランチ
「・・・・・・
わぁーったわい・・・・
ワシも正直”アレ”を素直に”食材”だとは思われへん
逆にこっちが食材にされそうや

生物

ブランチ
「すぐ戻って来るからな!!
それまで頼むでみんな!!」

四天王らの前にはGODが立ちはだかっている。

ゴッド

四天王たちにそれぞれのグルメ細胞が話しかける。

ココ
(これがGOD・・・!!
全食材の頂点!!)

ポイズンデビル
「油断するなよ 一瞬たりとも目を離すんじゃねーぜココ!!」

サニー
「熱い・・・スンゲー熱だ・・・」

ヘアモンスター
「体力も吸われている
これ以上うかつに近づくなサニー」

ゼブラ
「神の食材か・・・ フフ・・・
チョーシにのってるな・・・」

ボイスデーモン
「コイツはノリまくりだろ
そしてのってても文句は言えねェ奴さ」

ジジ
(強い・・・!!
“生命力(旨み)”の膨張も・・・
ついにこのレベルまできたか・・・!!)

大竹
(こいつがオレの目標・・・!!
”GODが食べられる孤児院をつくる”
というオレのゴール・・・!!)

スター
(さて・・・
“補食の王様”であるGOD(コイツ)に・・・
どう対処するか・・・)

トリコ
「ヤベェ食欲が・・・
ギッチギチでビンビンになってきた!!」

赤鬼
(あれ(GOD)を絶対食うんだトリコ!!)

トリコ
「わかってるよ!!
人生のメインディッシュが目の前にいるんだ
最初から猛ダッシュ全開で 捕りに行くぜ!!」

(連射型!!)

トリコ

トリコ「おあ!?」

サニー
「バカ!!トリコ 小松が中にいるんだぞ!!」

トリコ
「じゃあ何でお前は・・・」

GOD

GOD

トリコとサニー
「は・・・
はじき返した!!!」

音を溜めているゼブラ。

ゼブラ
「超音波ボイスカッター!!
村雨(むらさめ)!!!」

GOD

ゼブラ
「そう簡単には切れねェか・・・神の食材はよ」

ココ
「愛丸が強力な菌を譲ってくれた
ボクの毒とのコラボだ

GOD

スター
「火炎ドーム!!!」

GOD

トリコ「スター!!」

スター
「今のスピードで・・・
一気に地球の裏側まで逃げられては困るからな
どうだ大竹・・・
調理できそうか?」

大竹
「・・・・・・
できそうだからやるとか・・・無理だからやめとくって話じゃない
無理でも何でもどーにかして調理するしかないような スタージュン」

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スター
「ごもっともだ
小松がいない今・・・
お前の“食運”が頼りだぞ」

ココ
「でも正直あれじゃあ近づくのもままならないね」

サニー
「ああ・・・
見た目はへんてこな生物(ヤツ)だが・・・」

トリコ
「灼熱をおびた野生の太陽を相手にしてる感じだ・・・
しかもエネルギーを吸われちまう」

大竹「強いな・・・」

ジジ
「グルメインフレーション」

トリコ「!」

ココ「ジジ」

ジジ
「この宇宙に”グルメ細胞”が誕生してから・・・
“旨み”は常に膨張してきた
それは今も尚・・・
“旨み”が増せば生命力とともに”食欲”も増す・・・
八王のような強い生物が生まれるようになったのもインフレのせいじゃ
つまり”GOD”もその”旨み”とともに強さと調理難度を増しておる・・・
100億年を超える歴史の中で・・・
間違いなくこのGODは最強じゃろう!!」

ゼブラ
「クックック
そんだけ最高に旨いってことだよな
100億年で1番よ・・・!!」

ジジ
「スタージュンに大竹くん
ゆっくり説明している時間はない 簡潔に言うぞ!!
“GOD”の調理法を・・・!!!」

ジジ

ジジ(この悪寒は――)

四天王「ジジ!!!!」

ジジ
(ジジ・・・ああ・・・そうじゃ・・・)

“ジジ”という―
ただの一”食欲”に名前をつけたのは一龍であった
それは”カカ”も”チチ”も同様
ブルーニトロを裏切った彼らをかくまい 面倒を見た一龍・・・
これまでたくさんの人々を殺めてきた彼らを一龍は一切責めなかった・・・
三人がただの”欲”という存在から かすかに震える自分の”心”を自覚できたのは・・・
名前を持ち・・・価値を認められ・・・
食欲も含めた多くの感情を誰かと分かち合ったからに他ならない・・・
三人は一龍を何よりも慕っていたし・・・コンビになりたいとすら思っていた
しかし・・・

ジジ
(ワシは・・・死ぬ・・・)
(0.1秒後くらいか・・・確実に・・・)

死ぬ間際 ジジの脳を走馬灯のようによぎったものは
一龍との肩を抱き合った”思い出”ではなく

ジジ
(ワシの最期の役目は――
“GOD”の調理法を!!!!)

ネオ

トリコ
「ジジーっ!!!」

しゃくしゃく
しゃくしゃくしゃく

ここでアカシア登場
「”必ず明日は来る”と・・・
“陽はまた昇る”と人間(ひと)は言うが・・・
来ないんだよなぁあ・・・永遠に・・・
ネオに食われるってのはそんな感じかな・・・」

更にジョアも現れる
「丁度・・・ピッタリでしたね
アカシア・・・」

アカシアたち

トリコ
「て・・・てめェら・・・!!!!」

–370話ここまで

次回 トリコ 371話へつづく

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