GIANT KILLING 411話 デキる男

公開日: 

ライターに取材を受けていた花森。
取材が終わり、外に出てきて花森が車に乗り込む直前。

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花森
「しんだと思っては生き返り・・
またしんだと思ってはまた生き返る・・・
ま・・・まるでゾンビだよ。
持田って男は。」

記者B(あまりしゃべらない方)
(・・・
こんな顔色の悪い人に言われたくないだろうなー。)

記者A
「しかし今回の復活は、今までとは一味違いそうですよ。
今の持田のプレーの精度やピッチ上での迫力は、過去最高なんじゃないかと、ライターの間ではもっぱらの評判なんです。」

サングラスを取り出した花森・・・

花森

記者A
「もし持田選手のプレーが気になるようであれば、今週末のリーグジャパン、東京ヴィクトリーはETUと東京ダービーです。
ETUはウルグアイ戦で一緒に戦った成長株の椿選手がいますからね。
間違いなく面白いゲームになりますよ。
ネットでも見られますし、良かったら是非。」

花森
「・・・・
い・・忙しいから・・どうかな。」

花森は車に乗り込み、去って行った・・

記者B
「試合見るのかな?どうなんだろ。」

記者A
「観るさ!
彼ほどわかりやすい奴はいないだろ。」


「えー?そうですかー?
確かに嘘はつけないタイプでしょうけど・・
花森にとって持田って何なのか、最後までわかりませんでしたよ。
震え上がるほどビビってるかと思えば、けなしながらだけど、嬉しそうに昔話は沢山しゃべる・・・
花森からすると持田の復活って、結局のところ脅威なんですかね?
それとも喜ばしいことなんですかね?」


「・・・・
だからわかりやすいって言ってるんだ。
その両方が、本心なんだろ。
花森ほど・・・持田の実力を理解していて、奴の復活を心待ちにしていた人間は、他にいないってことさ。」

その東京ダービーがいよいよ開幕。

超満員のスタジアム。

選手たちがアップを始めている。

ETU

ヴィクトリー

そしてロビーでは永田兄弟が社長を出迎えている。

社長
「いやーっすまんね、遅れてしまって。
サポーターの声がすごいからもう始まってるかと思ったよ。」

永田兄弟

笠野
「いやいや、そんなご無沙汰してませんよね、副社長。
確か二人で飲んだのは10日くらい前じゃないですか?
結構酔っ払いましたねー。
世界のクラブ経営とか色んな話しましたね。」

副社長
「・・・・
今日は期待しているよ、笠野さん。」

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社長と副社長と永田弟は中に入っていく。

永田兄と娘有里は驚いた顔で笠野を見る。

笠野

有里
「はーっマメだねー、絶対モテるわ笠野さん。
逆に後藤さんが独身なのってここの差よね。」

笠野
「はっ
まぁ、クラブのためになるんなら俺は何だってするけどよ。
俺にはどうすることもできない・・・
そういうお方がいらしたぜ。」

自動ドアが開いて、ブランが入って来た。

ブラン

二人残った会長と笠野。

会長
「確かに、ここから先は選手たちの頑張り次第だな。
かつて・・・
達海と成田が代表のエースの座を懸けてこのダービーマッチを戦ったように、アジアカップの代表入りが確実視されている・・・
秋森、城西、そして持田・・
奴ら以上に

椿

アジアカップのメンバー争い・・・
そう言う意味でも、今日のゲームは絶対に負けられない戦いだ!」

–411話ここまで

次回 ジャイアントキリング 412話へつづく

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