食戟のソーマ 167話 浮かぶ顔と浮かぬ顔

公開日: 

司瑛士がスピーチをする模様。

スポンサードリンク

マイクとカメラがセットされ、司はかなり緊張している様子。


「うぅ・・・ほんとに俺がやるの?
俺はこういう人前に立つタイプじゃないって言ってるのに・・・」

竜胆
「早く喋れよなー司ー」


「はぁ・・・一色や薙切がいてくれたらなぁ
それで・・・本番まであと何分・・・?」

寧々
「いえ もうカメラ回ってます」


「え!!?」

『しゃべって!』と書かれたカンペを持っている寧々。


「え え えっと・・・
どうも・・・中枢美食機関(セントラル)の司瑛士だ。
きょ今日は・・・中枢美食機関(セントラル)から伝言を放送するよ
進級試験の日程が・・・・・・決定された
高等部一年二学期の最後に控える大イベントだ
昨年も190名が76名まで減りそれ以外は学園を去った あまりにも厳しい試練
古い遠月教育の悪習そのものという感じだな
しかし・・・これからは違う 薊総帥によって君たちは不必要なふるい落としから解放された!
今年から進級試験の課題は薊メソッドの復習に変わるよ
いつもの授業で習っている我々のやり方を実戦してくれればクリア可能な課題ばかり
おちついて臨めば誰もが合格できる内容なんだ

食戟のソーマ167話

極星寮。

テレビで司のスピーチを見ていた創真。

食戟のソーマ167話

創真
「どしたどした・・・なんか暗い顏してんな」

吉野
「あんた何も気づかなかったのぉー!?」

秘書子
「つまり中枢美食機関(セントラル)は・・・
残党狩りで潰せなかった反乱分子を試験という場で狙い撃ちにするつもりなんだ・・・!!
すなわち今の放送は死刑宣告と同義
薙切薊に従わない者は容赦なく排除するという通告だ!!」

郁魅
「きっとどんな品を出しても難癖つけられて・・・
問答無用で不合格にされちまうんだ~!」

吉野
「そ そしたら私たちみんな退学にされてバラバラになって
そ そそそそ そんなぁ~!!」

そこでハッと何かに気付く吉野。

吉野
「えりなっちが・・・ひとりぼっちになっちゃう・・・!?」

秘書子
「あぁ・・・薊殿はえりな様を退学させる事はあるまい
何もかもあの男の思うツボだ・・・!」

えりな
「・・・・・・」

遠月学園に美食業界の重鎮が集まっている。

中村
「本日はお集り頂き感謝します
これから・・・美食業界の重鎮である皆様に
機関(セントラル)の教育を施された一般生徒達の皿をお披露目させていただきます!!」

素直で優秀そうな生徒たちが料理を持って並んでいる。

一口料理を食べた重鎮1(男性)
「うむうううっ!!
美味いぃいい!!!
どの皿もまさしく十傑級!!最上級の技術の結晶・・・!
これなどは特に素晴らしい・・・
副素材の構築が抜群に優れている!」


「ちなみにその皿を仕上げた生徒は・・・
まだ中等部ですよ」

「!!?」

ざわつきが拡がっていく。

重鎮2(男性)
「素晴らしい・・・っ
これが薊総帥の教育メソッドか!
究極の精鋭部隊を作り上げてしまった!!」

シャペル先生も招かれていた。

重鎮3(女性)
「シャペル殿も鼻が高いでしょう!
遠月の講師として!」

ジジイ
「ささ! 先生も召し上がっては?」

戸惑うシャペル
「え・・えぇ・・・」

シャペル、料理を口に運び、
(美味・・・・・・確かに美味といわざるをえない
私の授業で出されたとしてもA評価は間違いないだろう・・・
だが・・・!!
味わって浮かんでくるのは・・)

シャペルは薊の顔が浮かんできて頭を抱えている。
(薙切薊の顔!顔!顔!)

「ぐぅっ・・・・・・!!」
(遠月学園の理念は・・・
天才同士がぶつかりあい己の個性を磨きあうことにあった
そして その研鑽がやがて・・・
その料理人の顔が見える一皿!!
“必殺料理(スペシャリテ)”へと到達する!!
その料理とはあまりにもかけ離れた料理!!
遠月学園がこうであっていいはずが無い!!
この流れ・・・
もはや止めることはできないのか!?)

重鎮たちは薊をもてはやしている。

事実この時点で生徒のほとんど全員が中枢美食機関(セントラル)に逆らうことは諦め・・・
むしろ望んで従おうという気になっていた
どう考えてもその方が利口だからだ
みんな理解したのだ
迫る進級試験が全てのトドメになってしまう事を

夜の極星寮の食堂。

田所
「二年生には上がれずに・・・
この学園ともお別れかぁ・・・」

食戟のソーマ167話

創真
「・・・・・・
とりあえず包丁でも研ぐか!
こーいう一大事こそ地に足つけた方がいーもんなー」

創真に焦りは見られない。

伊武崎
「ほんとに分かってんのか一大事だって・・・」

えりなは部屋で1人考え込んでいる。

吉野や青木子たちは卒業式の予行演習(?)をしている。

吉野
「楽しかった! 地獄の合宿」

青木
「地獄の合宿!!」

吉野
「がんばって乗り越えたスタジエール!」

青木
「スタジエール!!」

秘書子
「くっ・・・だが自分の心配ばかりをしてはいられない・・・
こんな時こそ私がえりな様を支えるのだ!
えりな様のお側に寄り添ってしっかりお守りを・・・
・・・・・・あれ?」

吉野
「おもいでの学園祭!」

青木
「学園祭!!」


「ちょっと皆おちついてっ」

秘書子
「えりな様は?」

創真は一人部屋で包丁を研いでいる。

”薊総帥の方針に従おうとしない生徒に関してはどうなるか理解してもらえるって思う”

司の言葉を思い出す創真。

創真
「ふーむ・・・」

えりなが創真の部屋のドアをノックする。

コンコン

えりな
「・・・・・・幸平くんいる・・・?」

創真
「ん? ・・・おぉいるぜー だれだ?」

えりな
「入っても・・・・・・いいかしら・・・・・・?」

食戟のソーマ167話

創真
「薙切・・・・?」

向かい合う2人。

彼女の口から語られることとは

–167話ここまで

次回、食戟のソーマ 168話へつづく

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑