ダイヤのA actⅡ 35話 トライアングル

公開日: 

静寂に響く問い。
エースが望む変化とは・・・。

スポンサードリンク

御幸
「降谷、お前甲子園で何を見た?
求めているのは本郷と投げ合ったあの試合か・・?
コントロールにスピード、そして集中力。
9回投げて4安打完投。
これまで受けた中で最高のピッチングだった。
正直・・・
お前が何処まで行くのか恐ろしくなったぜ・・・」

降谷
「でも負けました。
自分の失点のせいで負けたんです。
手に入れたいのはあの日以上のピッチング・・・

御幸

沢村

御幸
(更なる高みへ・・・
自ら進むは荊の道か・・・)
「よくわかった!
今日はこれでやめにしよう。」

降谷
「え!?
まだ途中・・・」

御幸
「いやもう無理。
お腹一杯!
気持ちが空回りして地に足がついていない奴の球受けんの結構しんどいのよ。
コイツの球受けても楽しくねえよな。」

由井
「えっ・・」

降谷、ショック
「しんどい・・・・」

由井
「いや・・・
捕るのに精一杯で・・・
楽しむまでは・・・・」

御幸
「次の対戦相手は市大三高。
準決勝・決勝にベストな状態に持っていくことがエースとしてのお前の役目だろ。」

降谷

御幸
(高ぶる気持ちをただぶつける事をピッチングとは呼べない・・・)
「それができないなら
沢村!
いるんだろ。
入ってこい。

御幸

沢村
「あ゛!?」

御幸
「待たせたな、沢村。
じゃあやろうか。」

沢村
「だから何なんだ急に、どいつもこいつも。
散々後回しにしたくせに。
エース様の接待は終わったのかよ。」

御幸
「はっはっは。
接待っていいな。」

降谷「・・・・」

沢村
「奥村行くぞ!!
アップ付き合ってくれんだろ。」

瀬戸「・・・おお?」

御幸
「あれ?
お前ら揉めてたんじゃねえの?」

沢村
「るっせ。
こいつが付き合ってくれるって言うんだよ。」

沢村

降谷は帰り際に御幸に
「マウンドを譲る気はありません。」

御幸
「それを決めんのはお前じゃねえよ。
監督だろ。」

降谷
「先にあがります。」

御幸
「ちゃんと飯食ってリカバリーしとけよ。
あと、アイシングとマッサージもな。」

「わかってます。」

「わかってねえから言ってんだよ!」

沢村は奥村相手にアップを始める。

3球ほど受けて奥村は御幸に言われた言葉を思い出す
”沢村がどういうやつか・・
受けてみりゃわかるよ。”

見ている浅田
「勢いと気合だけの人かと思ってたら・・
どんな距離でも全部胸元に投げてくるんだよな。」

九鬼
(コントロールいいんだよな、この人・・・)

瀬戸
「なんだってこんな事になってんだよ、光舟・・・」
(おもしろすぎるぞ)

奥村

沢村
「おーしいい感じ!!
準備できましたよ、御幸先輩!!
フハハハ。」

スポンサードリンク

御幸、奥村に
「もっと受けたくなった?
だったらプロテクター持って来い。
マスクも。」

御幸
「沢村、奥村にもう少し付き合ってやれ。」

沢村
「え?
まあいいすよ。
散々後回しにされてるし。」

御幸
「まだ根に持ってんのか。」

沢村
「今日はナンバー11試してみたいんですけど。」

「わーってるよ、焦んな!」

由井、奥村にプロテクターをつけながら
「集中したほうがいいよ。
ある意味降谷さんのボールより厄介だから。
こんな捕りづらい球、初めて見たよ。」

準備が出来て・・・

御幸
「まずはナンバー4。」

奥村
「ナンバー4?」

御幸
「フォーシーム。
そのままだ。
右バッターのアウトコースに。」

沢村
「アップとは違うぞ、奥村少年。」

奥村
「楽しみですね。」

沢村
「フハハハ」

その目は、ただひたすら真っ直ぐに
前だけを見ていた。
たとえ見ている景色は違っても。
前だけを。

御幸
(降谷・・・
よかったな・・お前。
この学校に来て。
沢村が、同じ学年にいてー・・・)

–35話ここまで

次回 ダイヤのA actⅡ 36話へつづく

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑