風夏 110話 ブルーウェルズ

公開日: 

危うくトラックに轢かれそうになった風夏を助けた優。
「言っただろ?
僕には碧井が必要なんだ。」

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「やっと気づいたよ。
僕が君に会いに来たわけが・・・」

風夏「え?」


「過去がどうだったとか・・・
これから先がどうだとか・・・
そんなこと関係ない・・」

優は秋月風夏に夢で言われた

”いつまでも振り返ってたら躓いちゃうよ?
しっかり前だけを見て歩いてね”

を思い出す。

優

優と風夏

風夏
「・・・
でも・・・」


「フェスの時、たまに聞かれたよね?
”音楽好きか”って・・
あの時の君の答え・・・アレはウソだったの?」

風夏
「嘘じゃないわよ!
でも言ったでしょ!?
私は音楽なんてやっちゃいけないの!
バンドなんてできないの!」


「出来るか、出来ないかなんて聞いてないよ!
やるのか、やらないのかを聞いてるんだ!」

風夏「!!」

優

過去がどうだったとか・・・

風夏

これから先がどうだとか・・・

風夏

でも私は・・・

風夏

優くん達と・・・
The Fallen Moon と一緒にバンドがやりたい!!」

優、風夏の手を取って
「・・・・
うん、じゃあ、やろうよ」

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「ちょっと待って。」

那智沙羅三笠


「・・・みんな!
どうしてここに・・・」

那智
「社長から聞いたんだよ。
お前が碧井の実家に行ったって」

三笠
「一言くらい言ってからにしてよ」


「ごめん、それで、あのやっぱり・・・」

沙羅「碧井さんをメンバーに加えるって話なら全員反対ですよ?」

優「・・・え?」

那智
「当然だろ・・・
俺たちは4人で The Fallen Moon なんだ・・・
部外者を入れるわけにはいかねーよ」


「ちょっとまって下さい!!でも・・・」

那智
「それでも納得がいかねぇっていうなら仕方ねぇ・・・
今日限りで The Fallen Moon は解散だ」

優「そ、そんな」

たまの病室。

ニコがたくさんのCDを差し入れ。

たま
「ちょっとぉ・・・
またこんなにCD持ってきたの?」

ニコ
「入院で暇だろうと思ってな・・・
それに気になるだろ?
ちゃんと俺たちを超えてくれそうな奴らが出てきてるか」

たま
「まぁね・・・あのフェスに集まった奴らの中にいるのか・・・
それとも全く違うバンドなのか・・・
幸い時間ならたっぷりあるしね。
じっくり待たせてもらうよ」

ニコ
「・・・・もしかしたら今この瞬間に生まれたバンドかもな」

たま
「はは、そうかもね・・・」

とあるライブハウス。

ライブハウス

しかも楽器忘れたからライブハウスで借りてやるって」

「オイオイ、そんな奴らも出れんのかよ~
さすが田舎のライブハウスだな。」

「せっかくだし、ちょっと観てやるか!
先輩として」

「いや、そもそもまともなライブ出来んのか?そいつら」

ステージを見てみると・・

「・・・!?
は!?あれって・・・」

ブルーウェルズ

観客
「どういうことだよ・・・
あいつら確か The Fallen Moon だろ?」
「それに碧井風夏も・・・
フェスで一緒にやってたけどもしかして組むの?」

風夏

–110話ここまで

次回 風夏 111話へつづく

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