ニセコイ 219話 ヤッパリ

公開日: 

クロードと対峙する楽・・・そこに・・・


「待たせたな一条楽、大丈夫か?」

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「つぐみ・・・!」

クロード
「・・・誠士郎か」


「ここは私に任せろ 
貴様は早くお嬢を探しに行け!」


「え・・・でも・・・」


「何度も言わせるなバカ者 
こういう場面において貴様は足手まといにしかならん.
いいからさっさと行ってこい!」


「うっ・・・ 
・・・分かったよ、サンキューなつぐみ・・・!」

千棘を探しに走り出す楽

クロード
「・・・何のつもりだ誠士郎 
自分が何をやっているのか分かってるのか?
以前お前がこの私に歯向かったのはお嬢を想うが故だった為に許した だが・・・
今度は何だ!!
貴様はあのガキの肩を持とうというのか!!」


「・・・はい 
一条楽をお嬢に会わせるべきです 
私はお嬢が失踪した理由は一条楽にあると考えています.
だからこそ・・・!」

鶫

理由を聞いた鶇
「・・・それがお嬢が失踪した理由・・・」

クロード
「そうだ コレを聞いても奴をお嬢に会わせるべきだと思うか?
奴はお嬢の魅力に惹かれながらも他の女にまでうつつをぬかすクズだ!!
そんな男をお嬢に会わせても、また傷つくことになるだけだ!
分かったらお前も手伝え 
あのクソガキ、今度こそ亡き者にしてやる・・・!」


「・・・なるほど そういうことだったのか・・・
・・・お言葉ですがクロード様 
なればこそ私はお嬢に会わせるべきだと考えます・・・!
このままもし一条楽と会わなければ お嬢は大切な物と向き合うことなく逃げることになってしまいます 
それではお嬢の為になりません」

クロード
「知ったような口をきくな!!
貴様に何が分かるというのだ。
貴様はお嬢の苦しむ姿が見たいというのか!!
分かっているのか誠士郎!!
奴と会わせるということは・・・!
奴の振る舞い如何でお嬢と結ばれてしまうかもしれんということだぞ!?
あんな無礼で下等なサルが貴様お嬢にふさわしいとでも思っているのか!!」

鶫

クロード様 私はこの2年余り、一条楽という人間をつぶさに見て参りました
そして確信します。
一条楽はお嬢の隣にふさわしい人間です
肉体的な強さこそ無いものの、誰に対しても分け隔てのない公平さと己の信念を固く貫く度量があります
奴がどちらを選ぶにせよ お嬢に対し誠実な対応をするでしょう
お嬢に会わせてあげて下さい・・・!」

クロード
「・・・誠士郎、お前にそこまで言わせる程の男か・・・
ならば最早言葉など不要だ!!
覚悟は出来ているんだろうな!!」

爆発音が響き渡る・・・

小咲
「キャッ」
(ビ・・・
ビックリしたぁ~爆発・・・?
あっちってさっき私達がいた・・・)

「・・・まさか一条君・・・?」

千棘もその音の方を見下ろしている

千棘
(・・・何?ふもとから火の手が・・・ 
まさか来てるの?楽達が・・・

・・・そんなハズない そんなハズないのに どうして・・・こんなに胸がザワザワするの・・・?)」

その時、上空からバババババババ・・・という音がする・・・

千棘
(・・・何?この音・・・)

走る楽
(おーおーハデにやってんなつぐみの奴・・・
全く・・・いつもこういう荒事は全部つぐみに押しつけちまって情けねーったら 
まぁホントに足手まといだから何とも言えねーけど
でもだからこそオレがちゃんと千棘のこと見つけねーと!
つぐみも頑張ってくれてんだしオレだって・・・!
しかし実際来てみれば色々思い出すかもって思ってたんだけど全然だなぁ
もっと見覚えとかあるかと思ってたのに 
これじゃあ何を手がかりにすれば・・・
・・・ん? これは・・・)」

建物を見つけた楽

楽

あ・・・もしかして・・・
橘が小さい頃療養してたっていう・・・)

・・・らーくさまー・・・

遠くから声が聞こえる・・・


(・・・なんだ? 今一瞬ものすごく聞き覚えのある声が・・・)

ら~くさま~・・・

声のする方を見る楽
「(え・・・まさかあれって・・・)」

そこにはパラシュートで降りてくる万里花
「ら~く~・・・様ァ~!!」

着地した万里花に抱きつかれる楽
「ギャー!!」

万里花

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「たたっ・・・た・・・橘ァ・・・!?
おまっ・・・!なんでここに・・・!? 
今アメリカじゃあ・・・!?
病院は・・・!?」

万里花
「ウフフ・・・ちょっとだけ抜け出して来ちゃいました」


「はぁ!?」

万里花
「まぁまぁ楽様 
色々言いたい事はあるかと思いますがあまり心配なさらないで下さい 
用件が済めばすぐ帰りますから」


「・・・要件?」

建物を見る万里花
「・・・懐かしいですわね 私と楽様が初めて出会った場所・・・ 
まさか再び会う場所がまたここになるなんて・・・
ところで楽様はとうとう大切な1人をお決めになられたそうで」


「え!!」

万里花
「羽さんからの情報です 
これでも一応情報交換くらいはしてるんですよ
諸々事情は把握しているつもりです 
その上でどうしても今日、話しておきたい事がありまして
私は10年前に起きた事を全て覚えています 
全部、克明に 知っててウソをついていたんです」

楽のペンダントに鍵をさす万里花・・・回そうとするが鍵は回らない・・・

万里花
「私が約束の女の子じゃなかったから 
だからずっと・・・忘れたフリをしてました
楽様がもし本物の・・・
約束の女の子を思い出したら、楽様の心はその人から離れなくなってしまうんじゃないかと怖くて・・・」

羽の言葉 “その点はきっと万里花ちゃんも同じ気持ちだったんだろうなぁ・・・” を思い出す楽
「・・・」

万里花
「今日はこれを告白しに来たんです 
楽様は桐崎さんの事が片付いたら・・・
すぐどちらかに告白なされるのでしょう?
だから全て話しておきたかったんです 
これで最後になるでしょうから・・・」


「・・・橘・・・」

万里花
「おっと!
勘違いしないで下さいね 
これで諦めたと思ったら大間違いです!
一旦お譲りするだけ!
楽様に破局の時が訪れたら再び颯爽と現れますから 
ご存じ私、諦めの悪い女ですから
・・・諦め悪いついでに聞きますが、やっぱり私を選んではくれませんか?
あなたの事が大好きで とっても尽くしますよ?」


「・・・ありがとう橘 
すげぇ嬉しいよ 
でも悪い 
もう決めちまった事だから 
だから・・・ゴメン・・・」

万里花
「・・・フフ・・・知ってます 楽様がそういう人だって・・・」

ヘリの縄はしごに手をかける万里花
「では私は戻ります 
そうだ、先程上空から桐崎さんを見ましたよ
この先の山の頂上です さっさと捕まえてやって下さいな 
では楽様ごきげんよう・・・」


「・・・橘! ・・・オレ、お前と友達になれて良かった 本当だ」

涙を少し浮かべる万里花

万里花

去っていくヘリ


(この先の山の頂上・・・だな 
待ってろよ千棘ー!)

一方小咲は・・・

小咲
(・・・うう~おかしいな~ 音のした方に向かってたハズなのにどんどん変な方向に・・・)
「ぷはっ ようやく広い所に・・・ ! ・・・え ここは・・・」

–219話ここまで

次回 ニセコイ 220話へつづく

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